きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

西の魔女が死んだ

2020年09月01日 | 日本



マイナスイオンをたっぷり浴びた心地よさ、癒されました。

おばあちゃんの家がジブリに出てきそうな可愛らしさ、撮影は山梨なんですって。
野イチゴを摘んでジャムを作ったり、ハーブティを淹れて、シーツを洗ってラベンダーの上で乾かして、キッシュやビスケットが美味しそうで、日常の小さなことを楽しんでゆっくり暮らすことの幸せを堪能しました。

私の暮らしはマイナスイオンたっぷりな風は吹かないし、素敵なキッチンでもないし、野イチゴも摘めないけど、、買ってきた果物でジャムを作って楽しむことはできるし、狭い~~い庭でもちょっとしたハーブは植えられるし、雨も風も太陽も、自然や暮らしを楽しむことはできるわけで、魔女みたいに暮らしたいな、、なんて単純に思っちゃいましたね。

素敵なおばあちゃんはサチ・パーカーさん、シャーリー・マクレーンの娘さんなんだそうです。
シャーリー・マクレーンといえば、「ココ・シャネル」を観たけど、今作とほぼ同時期の作品でした。サチさんは子供の頃に東京で暮らしていたので日本語が上手なんだそうです。

おばあちゃんは魔女なのよ、なんて子供の頃言われてわくわくしたかったなー。
まいちゃんの言葉や考えを受け止めて肯定してくれるのよね、あれはね、やろうと思ってもできない。私も魔女のように優しく大らかになりたい、って目線はほぼおばあちゃんです(笑)



でも決してメルヘンでもおとぎ話でもないんですよね。
喧嘩した日は凹むし、煙草を吸う場面は印象的だった。
おばあちゃんが人格者だって話ではない。

特別なことなんて起きないの、誰にでもある日常が過ぎていきながら、人生は変化していく。
そういう日々に意味があるんだと気づかされる、とても素敵な話でした。




西の魔女が死んだ  2008年
監督:長崎俊一
出演:サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一

中学生になったばかりのまい(高橋真悠)は登校拒否になり、大好きなおばあちゃん(サチ・パーカー)の住む田舎で過ごすことになる。日本に長年住むイギリス人のおばあちゃんは、西の魔女と呼ばれていた。まいはおばあちゃんから魔女の手ほどきを受け、何でも自分で決めるということを教わる。

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