シラノ・ド・ベルジュラックは大きな鼻をもつ男。ロクサーヌに密かな思いを寄せていたが、ロクサーヌは同じ近衛兵である美男のクリスチャンに思いを寄せ、クリスチャンもまたロクサーヌに想いを寄せていた。想いを伝える優雅な言葉を知らないクリスチャンのかわりにシラノは手紙を送りつづける。
9世紀のフランスの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』からヒントを得て作られてるんですね。
劇団の資金不足解消のために恋愛エージェンシーを運営するっていうアイデアが抜群ね。
脚本を書き、芝居の主人公のように行動させ、最高の場面を演出して恋愛とゲットするなんて面白い。
但し現実に自分がされたらちょい考えますけどね。
だって二人だけのキスのはずが、あっちこっちからカメラで撮られてるのよ。後でそれを知ったときがどうなるのか怖い~(笑)
笑いどころも随所にあって、それもオシャレな雰囲気で楽しめてホント面白かった。
ビョンフン(オム・テウン)とミニョン(パク・シネ)の今後を匂わせる終わり方にしたかったのは納得だけど、最後がちょっと長かったですけどね。
最後がもっと簡潔に終ったら最高だったのになぁ。
シラノ恋愛操作団(原題:시라노 ; 연애조작단) 2010年
監督:キム・ヒョンソク
出演:オム・テウン、イ・ミンジョン、チェ・ダニエル、パク・シネ、パク・チョルミン
100%の成功率に挑戦する「シラノ 恋愛操作団」は、恋愛に奥手な人たちの代わりに恋愛を成就させる恋愛操作団だ。時には映画の撮影会場をほうふつさせる程の組織的な動きをし、時には秘密作戦を遂行するように完璧に構成された脚本で、依頼人の愛を成就させる恋愛エージェンシー。彼らの信条は「日陰で仕事をし、日の当る場所を指向しない」だ。そんなある日、エージェンシー代表のビョンフン(オム・テウン)と彼の作戦要員ミニョン(パク・シネ)は、予測不可能の依頼人サンヨン(チェ・ダニエル)と会う。なにもかも最高だが、恋愛はまるで駄目な2%不足したサンヨンが愛した女性は予測不可能な愛らしい容貌のヒジュン(イ・ミンジョン)だ。依頼人のターゲットであるヒジュンのプロフィールを見た瞬間、ビョンフンは苦悶に陥った。
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