きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ゴールデンスランバー

2013年03月03日 | 日本
THE BEATLESの「Abbey Road」
高校生の頃、大好きでどれだけ聴いたかわからない
そのアルバムの中の曲「Golden Slumbers」

黄金のまどろみ
暖かな何かくるまれて
この世で一番安らかなところにいて
でもそこには孤独な世界
安らかだけどひとり漂っているイメージ



仙台を舞台にした映画「ゴールデンスランバー」
主人公がわけもわからずに突然に首相暗殺事件の犯人にされ
警察と犯罪組織から追われる話

自分を犯人にしたのは誰だ!
そんなサスペンスありの話なんだと思って鑑賞してみたら
観終ってみれば
まさに「ゴールデンスランバー」な話でした


仙台には7年住んたから
ともかく懐かしい

開始早々からのいきなりの藤崎デパート
サンモール一番町のアーケード
定禅寺通りに勾当台公園に仙台城跡
懐かしかった  

20130302-1.jpg

ほのぼのしてる場合じゃないとは思うのよ
だって同級生の吉岡秀隆くんは覚悟の爆死なんだから
怖い怖い!

でも命を狙われての逃亡なのに
なぜか漂う懐かしさやほのぼの感はなに?(笑)
堺さんのキャラなんですかね
可笑しくてクスクス笑う場面がたくさんありました

学生時代の仲間は10年会ってなくても
自分が犯罪を犯すわけがないと信じてくれる
仲間と花火のバイトした話や、古い車でデートした話が絡んできて
えらくファンタスティックに仕上がってます

前半の犯人に仕立てられてグイグイ迫る鬼気迫る感じと
後半のファンタスティックなトーンが全然違うんだけど
終わってみたら面白かったから良しとしますか(←偉そ~)

だって、あれだけ出てきた怪しい人たちは
結局なんだったの?
だれが企んでたの?
激しく気になるんだけど
まっいっかーって思うところが
この映画の凄いところなんでしょうね
(普通なら腹も立つレベルかも、笑)

なに、あの終わり方
あなた、なーんにも悪いことしてないじゃない
もー
堺雅人って本当に人がいいんだから←そーいうこと?

両親や友達や同僚や
何があっても自分を信じてくれる人がいる安心感と安らぎと
容姿を変え誰にも気付かれずに生きていく孤独感
これこそまさに私が感じてた「ゴールデンスランバー」の世界
ほんとに?
そんな解釈であってるのかな?(笑)
面白かったです☆



ゴールデンスランバー  2010年  
監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、濱田岳、劇団ひとり、香川照之

首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求める。


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