チバユウスケ ソロプロジェクト“SNAKE ON THE BEACH”の楽曲からインスパイアされて生まれた映画。
元の楽曲を全く知らない私の感想としては、映像と音楽はイメージはピッタリでカッコよかったけど、ここは無理して入れなくてもいいのになと感じた場面も何回かあった。
音楽映画っていうジャンルがあるのかどうかは知らないですけどね。たまに内容がなくてただ綺麗で、プロモーションビデオみたいな映画って感想を書くことがあるけど、これはちゃんと映画として成り立ってると思った。(←言い方、偉そうだな、笑)
ストーリはあってないがごとき(予告編がストーリのほぼ全貌と言ってもいいくらい)
ちょっとしたドンデン返しはあるけど、あんまり驚きとか意味はないと思うし、
登場人物の関係性とか過去に何があったとか、説明が少なくて感覚的に描かれてるから、最初はちょっと迷いました。わからないから感情が生まれてこないもん。
置いてけぼり状態だったけど、これは追いつかねばって思って、思いっきり想像力と感性を働かせたわ~。
でもだんだん気持ちよくなってきた、なぜか(笑)。
「どこかに連れて行かれるような世界感」ってパンフに書いてたけど、確かにそんな感じ、なんか気持ちいい。
好きなライブに行ってる時と同じなのかもね。
殺し屋とか、死にたい少年とか、孤独で暗いシチュエーションなのに、最後は希望とか解放感というキーワードがなぜか残る。不思議な映画だった。
少年が登場してからの関係が軸なんだけど、私には少年がケンの心情の象徴的な存在のように感じられて、どーも実在する人に感じなくて、ずっと自分自身と会話しているように見えて仕方なかった。
結局二人はどうなったの?って(笑)
いいの、、だって二人とも最後は爽やかな表情で未来に向かってる顔してた。
森の中で血だらけになって倒れたケンが煙草を吸う(欲しがるだっけ?)シーンで終わるかと思ったし、私の中ではあれがラストシーンよ。だってそこで終って、新井さんが超カッコよかったもん。
だから、そのあとからエンドロールが始まるまではあんまり記憶ない。
彼は殺し屋役させたら日本一似合うよね。
銃を構えて木の陰にすっと身をひそめる一瞬の場面は、「無」という言葉が浮かんでくるくらいにシーンとしてて、ひょっ!カッチョいい!って思った。
新井浩文が観たいという私の要求を満たす映画でした。
一般受けする映画じゃないから、わかんないってバッサリな人もいるかもな映画だけど、
面白かったよ~。もう一回観たいよ~って思った。
赤い季節 2012年
監督:能野哲彦
出演:新井浩文、村上淳、新居延遼明、田口トモロヲ、風吹ジュン
健は殺し屋稼業をやめ、彼の過去を知る陽子が営むバイク屋で働き、過去を捨てまじめに生きようと考えていた。しかしある日、健の前に殺し屋時代の兄貴分アキラが現れる。アキラは健を再び殺し屋組織の仲間に入れようと頻繁に店に訪れるようになる。
ヘルタースケルターは新井さんが出てるから見たいってのもあったの
結局見なかったけど
最近見る映画見る映画、なぜか新井さんが出てて
チョットだけ出てるんだけどインパクトあるね
彼の主演映画は探してでも見ようかなぁって思ってます
たけしのアウトレイジにも出てるから、かなり惹かれるんだけど、あれ、前作を見たら、男どもがガキみたいにただ喧嘩してるだけじゃんって思ったので(笑)金出して見るかどうか悩み中でございます~
ヘルタースケルターはどうでして?
この間見た『ヘルタースケルター』にも
オカマのメイクさんの役で出てた
良かったよ~ ^^