きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

菊花の香り

2010年09月07日 | 韓国
菊花の香り ~世界でいちばん愛されたひと~(原題:국화꽃 향기) 2003年
監督:イ・ジョンウク
出演:チャン・ジニョン、パク・ヘイル、ソン・ソンミ 

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大学新入生のイナは電車で見かけた女性から菊の香りを感じ恋に落ちる
サークルに入部したイナ(パク・ヘイル)は、そこで偶然にもその女性に再会する
彼女はサークルの先輩ヒジュ(チャン・ジニョン)だった
夏の浜辺の合宿でイナは愛を告白するがヒジュには恋人がいた


しかしこの映画のストーリはどうしてこうも悲しいんでしょう
両親と婚約者を交通事故で一度に亡くし、生き残った罪悪感からやっと解き放たれて幸せになろうとした矢先に、自分が病気で死ぬなんて、しかも赤ちゃんを産んで
いくらなんでも悲惨すぎないですかね~

こんなに悲しい物語なのにちっとも泣けなくて、、、トシとって涙もろくなってるはずなのに
最近映画の観すぎで感受性がマヒしてる?(などと心配になってしまいました)

ヒジュは学生の頃は違うことは違うとスパッと言いきれるカッコいい女性で
だからイナも惹かれたんだと思うんだけど
事故の後はすべて内向きに自分を否定して生きてきて
イナの一途な愛がそれをすべて受け止めたのに
結局、ヒジュは最後まで我慢して一人で耐えて自分が病気であることを夫に伝えなくて
ラジオ番組を通して心情を語るっていうのがちょっとわかりにくかった
映画「ラストプレゼント」でもそうだったけど、自分の病気を隠しとおして死んでしまうのは優しさなのかなぁ(私には理解できない)

パク・ヘイルって顔が小さくて女の子みたいに見えるときあるのね
図書館で先輩を隠れて盗み見るシーンがとても綺麗でした
結婚しても「ヒジュさん」って呼んでるところが微笑ましかった

MBCスペシャルで「チャン・ジニョンの最後の1年」のドキュメンタリ番組を見た直後なので、辛いですねこの映画は
イナと結婚してつかの間の幸せな時間を過ごすヒジュだったけど悲しげで幸せに浸ってない感じがあって、どうしてもどこか重なるんでしょね
俳優と作品が出会うということ、そしてその作品をこうして私が観ることの出会いをいろいろと考えてしまいました
チャン・ジニョンさんの人生ってまさに映画のようだったんだなぁ
本当に可愛くて魅力的な俳優だったとしみじみ思いました

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