きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

リリイ・シュシュのすべて

2012年10月23日 | 日本
14歳の戦争

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マジで疲れた~
途中で息苦しくなった
ちょっと休んだよ
一呼吸置かないと見れないくらいだった

何回も見られないよね
簡単には薦められない
ずっしり重い
でも良い映画だったと思う

岩井監督は「14歳のリアル」とサブタイトルをつけたそうです
14歳の悩み、苦悩、衝動、狂気、残酷さといったものを描いたと言っている

大人になるってことが、まるでサバイバル
何が起きても生き残れ
生き残ればなんとかなる!

そう言いたくたる

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どこにでもある風景の中の普通の中学生なのに
彼らはで生死をかけて暮してる
まるで戦場で暮らしてるみたいです
沖縄旅行で突然死んでしまった旅人は
生は死と隣り合わせなんだってリアルに突きつけたよね

映像は本当に綺麗でした
場面ごとが一つの絵のようです

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だから飛べない翼を
捨てたら 
捨てたなら
あたしは舞い上がろう
  ~リリイ・シュシュ「飛べない翼」~

岩井監督と蒼井優ちゃんの組み合わせってことで観たんだけど
彼女が主役ではなかったのね
でもすごいインパクトのある役だった
屈託のない笑顔を持つ彼女だから
ヘンにリアルでこわい(辛い)

鉄線に携帯電話が引っかかったままの状態で、っていうのが鮮烈でしたね
彼女は飛びたかったんだね
死にたかったんじゃないんだと思う
自由に飛びたかったんだ

星野を演じた忍成修吾が凄くよかった
狂気を内に秘めた目が怖かった

彼らはちゃんと大人になれたんだろうか
そして、大人になった今、何を感じているんだろうか
聞いてみたくなりました




リリイ・シュシュのすべて  2001年
監督:岩井俊二
出演:市原隼人、忍成修吾、伊藤歩、蒼井優

カリスマ的アーティスト・リリイ・シュシュに心酔する中学2年の雄一。学校でイジメを受けている彼は、自らが主宰するリリイのファンサイトリリフィアの中で交わす、青猫というハンドルネームのリリイ・ファンとのチャットに心癒されていた。雄一をイジメているのは、星野という同級生。1年の頃は、剣道部の部員として仲の良かったふたりだが、夏休みに仲間と出かけた沖縄旅行を経た新学期、星野は突然豹変した。クラスの悪ガキを倒し、飯田と辻井を子分に従え、雄一に万引きなどで得た金を上納させるようになったのだ。星野のイジメの対象は雄一だけに留まらない。詩織もまた星野の命令で援助交際させられ、そのあがりを星野に渡していた。更に、雄一が秘かに心寄せる陽子もまた、彼女を嫌う女子同級生の企みで星野一派にレイプされてしまう。12月8日、リリイのライヴが代々木で開かれることになった。チケットをゲットした雄一は、青猫と会う約束をして会場へ向かう。ところが、そこにいたのは星野。雄一がリリフィアの管理人であることに気づいていない彼は、雄一のチケットを奪うとひとりでライヴを楽しんだ。会場に入ることの出来なかった雄一は、ライヴ終演後の雑踏の中、どさくさに紛れて星野を刺し殺す。そして2001年、15歳になった雄一は淡々とした日々を送っている。


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