きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

チェイサー(追撃者)

2009年05月14日 | 韓国
追撃者(原題:추격자 )  2008年  ☆☆☆☆☆
監督:ナ・ホンジン
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ




観てきました「追撃者」
昨年韓国で500万人を動員し、各賞を総ナメした作品
ハリウッドリメイクも決定
あまりにも評判が良いので思わず確かめてみたくなりまして、、、
連続殺人の話(しかも実在)なので、かなりのグロさであることは覚悟して行って来た



圧倒されて123分間があっという間でした
最後に音楽と共にエンディングロールが流れた時
映画には音楽が必要不可欠なのに
「あれ?この映画、音楽はあったっけ?」と思ってしまった(笑)
それくらい集中して観てたんだね

連続殺人だから、死体もたくさんでてくるし、殺人シーンもあるし
苦手な人にはキツイかもしれないけど
ホラー映画ではないのでドキドキさせる恐怖はなくて
私はそれほどでもなかった

「復活」や「野獣」で観たことがあって味のあるいい役者さんだとは思ってたけど
主人公のジュンホ(キム・ユンソク)が圧巻だったなぁ
正義とかヒューマニズムとは言い切れない、そこまでいかないけど血の通った人としてのまっとうさを感じるというか、警察に拘束されそうになりながらミンギを救うために一人奔走するジュンホにしっかりと気持ちが入った
ミンギの娘の存在を知って気持ちが変化して、突き放しつつ見守りつつみたいなところはあったけど、そのへんの感情の部分はあまり描かれてなかったような気がします
ヨンミンの殺人動機についても同様で(想像させる部分はあったけど断定してないし)
そういうものを省いた分、映画にスピード感がでたのかもしれない
ヨンミン(ハ・ジョンウ)の異常な殺人犯なのに普通の青年にも見えるところがすごくリアルで怖くて、二人の役者さんが作品の完成度をぐっと上げている気がしました



今年の夕張映画祭に行こうかって迷って結局行かなかったんですけど、チェイサーが上映されてナ・ホンジン監督も来てたんですね
△夕張の印象は
「自分がイメージしていた日本と違う、こんな風景の中に住んでいる人たちがうらやましい」
その言葉だけで素敵な監督さんだなぁと思ってしまった

 →→ 「チェイサー」ゆうばりで初上映 ナ・ホンジン監督に聞く(映画の森)



元刑事で今はデリヘルを経営するジュンホ(キム・ユンソク)は、デリヘル嬢2人が消えてしまい契約金を持ち逃げされたと怒る。風邪で休みたいというミンジ(ソ・ヨンヒ)を無理やり行かせるが、失踪した2人と同じ携帯電話からの依頼であることに気付き、ミンジに相手の家についたら電話するように指示するが連絡がなく苛立つジュンホ。偶然衝突事故を起こした男ヨンミン(ハ・ジョンウ)の服に血がついていることに気付く。彼はその電話番号の持ち主だった。


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