自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

冬が来る!第5回森のようちえん

2017年11月29日 17時20分27秒 | 学校向けプログラム

年6回の予定で行われている、黒松内保育園との森のようちえん。
第5回目には、初回にみんなで訪れた自然学校の、秋の様子を見に行こう!
ということで、「秋の森探検」を予定していましたが…

日にちが延期になったこともあり、既にお外はこんな景色。
急遽、冬のはじめの森あそびに変更!

はじまりの会では早速みんなで雪玉なげ、が気がつけば雪だるまが誕生。
そしてちこの姿しか見えない。他のスタッフはどこ??
雪だるまが一番好きな歌、雪やこんこ♪をみんなで振り付きで踊ったお礼に、
他のスタッフが待っているという広場までの道を教えてもらいました。

真っ白な雪を踏みしめ走り、広場へ到着!
今日は、一時間まるっと選べる冬のはじめの森あそびです。

ジェットとたき火、たつみと木登り、ぺこちゃんとお家づくり、に分かれて活動開始!

   

途中、自分でやりたいことを見つけて、雪のイスづくりや、秘密基地づくり、丸太の下の虫探し、などなどいろんな遊びも始まりました。

    

頑張って大きく作った雪のイス。大きすぎて動かすのが大変に!
みんなで強力したり、試行錯誤の末、スコップをテコのようにつかって動かす方法を見つけ出していたのにはあっぱれ!

 

木の枝に手が届いた!

 

たき火チームが沸かしてくれたお湯でお茶をいれて、ホッと一休み…

…もそこそこに、ごちそうさま!とコップを戻して活動にもどるみんな。

後半は裏の森の探検隊やイタドリの笛音楽隊も登場。

 

 

  

実はこのイタドリの笛、5月に行った第1回目の森のようちえん「春の森探検」の際に、ミドリの姿で登場していました。

  

みんな、そのことを覚えていました!緑でも茶色でも、良い音!

それぞれ気になること、やってみたいことをやっているうちに、あっという間に終わりの時間。

次はいよいよ最後の森のようちえんです。

回数は限られていますが、
その季節でしかできないことをみんなで楽しむきっかけとなれたら良いなと思います。

今回は、「森のようちえんは、森にあるもので、自分の思うようにいろいろ作らせてもらえるのが好き!」と、
終始黙々と自分のお家を作っていた子が言っていたのが印象的でした。

小学校入学前のみんなに会える次の森のようちえんでは、どんな表情に出会えるか、楽しみです。

(ちこ)


一気に冬に

2017年11月16日 16時36分21秒 | 日常生活

天気予報にも雪だるまマークが現れはじめ、
雪が来る前に外作業!
ということで慌てて遅れていたビニールハウスの撤去や
草刈りをしていたのが11月15日。

ぺこちゃんも寒い中、夏の間に培った刈払機スキルで冬支度に貢献してくれていました。

そして、次の日の写真がこちら。

 

11月16日、やってきましたこの季節。

本当に、こちらの事情で待ってなどくれない季節の移り変わりを実感しました。

そして冬のキャンプのチラシも完成し、発送準備中のこの時期気になるのは、
今年の雪の具合。
こちらも、キャンプの事情などお構いなしに降るときは降り、降らないときは降らないのですが、
今年は一体どうなるか。

わくわくどきどきのしばらくです。

(ちこ)


2017森のようちえん全国交流フォーラム in 東京

2017年11月07日 16時00分38秒 | セミナー・研修

イエティ忍者はイコロの森で修行に励んでいるころ、
東京では「第13回森のようちえん全国交流フォーラム」が開催されていました。

1年前の第12回大会では大沼を会場に300名程の参加者が全国から遠く北海道まで集まってくださいました。
今回の東京大会では、なんと運営スタッフや講師も含め、600人程が大集合!

熱気溢れる2泊3日でした。

全国各地の知った顔に再会できたり、
嬉しい新たな出会いがあったり。

「森のようちえん」というキーワードで集まった600人で、
幼児教育や、政策的な部分、保育のありかたなど、様々な視点での学びや議論。

私はどいういう形で関わりたいのかな。

いろいろと考えるべきポイントを明確にしてくれたフォーラムでした。

(ちこ)