自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

SUP体験×水あそびパート3!

2021年08月29日 16時23分29秒 | 子ども向け主催事業

約一か月越しの開催となってしまったSUP体験×水あそびですが、
とても良いお天気に恵まれました!

ご参加いただいた3組6名のみなさま、それぞれが実は黒松内や寿都にゆかりのある方々で、
ぶなの森自然学校にも過去に来てくださっていた方々もいらっしゃったりと、
嬉しいサプライズも。

自己紹介や着替えを済ませ、準備ができたら早速川へ!
黒松内を日本海にむけて流れる、朱太川の河口域にあるカヌーポートに来ました。

 

今日は少し風が吹いています。

道具や身体の準備をしたり、注意事項やSUPの乗り方を確認したら、いざ水面へ。
 

 

 

浅い場所がある対岸までSUPやダッキーで渡ったら、パドルの使い方を水中で少し練習。

 

いよいよSUP体験!
はじめは浅いところで座って漕ぐところから始めます。

 

だんだん慣れてくると、立ち漕ぎもできるように。

 

  

さらに慣れてきたら、二人乗りをしてみたり。
SUPから箱メガネで水中を覗いています。
魚やカニが見えたそう。

ダッキーやカヌーでもパドリングの練習。

 

みなさんだいぶ慣れてきたところで、お腹もすいてきたのでお昼休憩に。

川からあがると、カヌーポートでモクズガニの調査をしていた方々が、
オスメスの見分け方、産卵場所などなど、いろいろ教えてくれました。

お弁当をもりもりほおばって、エネルギー充電!
食べ終わったら虫探しもしたり。
トノサマバッタも発見、一時は捕獲しましたが、すぐに逃げられてしまいました。
さすがの飛距離でしたね…!

午後は、子どもチームは気になっていた生き物探しからスタート。魚やカニがとれました。

再びSUPに戻り、大人と組むことで難易度があがる、親子SUPにも挑戦。

  

SUPをたったり、座ったり、寝転がったりしながら漕いだり、SUPの上でヨガのポーズをとってみたり、
SUPからおりてプカプカ浮いてみたり、
ダッキー、カヌーにも乗ったりしながら、いろいろな角度から川を感じました。

 

 

   

 

最後に、ダイナミックな水かけ合戦が勃発!!
あっちにもこっちにも敵が!!あらゆる方向から水がかかってくる!!
が、”一緒の船に乗れば仲間!”なんだそうです。

  

 

記念撮影の集合写真。Take1とTake2で、間違い探し!
SUPの上で片足は至難の業ですが、慣れてくると、いろいろとできることが広がりますね!

  

風の強さによっての流され方の違いを肌で感じたり、
水にぬれたり、活動をしていた川に住んでいる生き物を間近に見られたり、
(モクズガニの他、SUPの上からは見ることができませんでしたが、お昼ご飯中に、陸からは大きめの魚が飛び跳ねる様子がたくさん目撃されました)
SUPという道具を通して、いろいろな楽しみ方を体験できてもらえたら私たちも嬉しいです!

(ちこ こと 大類幸子)


SUP体験×水あそび②

2021年08月28日 16時22分11秒 | 子ども向け主催事業

この夏2回目となるSUP体験×水あそびキャンプ!
夏休み中に予定されていた活動でしたが、台風による延期を経て
ようやく実施することができました。

参加者6名が集合したら、スタッフの紹介や、今日の活動についてのお話。
地図で、活動場所もチェックします。

 

水着→ウェットスーツ&ライフジャケット&ヘルメットに着替えたら、
いよいよ出発!!!

今日の活動場所はコチラ。
朱太川の河口に近いカヌーポートです。
これ以上ないぐらいの無風で、水面がまるで鏡のよう。

みんなでSUPや道具の準備。

 

川に入る前に、ライフジャケットをきちんとつけたり、注意することについて確認したり…
暑いし早く入りたい!!けど、最初が肝心ということで、みんなにも協力してもらいました。

パドルの持ち方も確認したら、準備運動をして…

 

いざ、川の近くへ!!
ついに、SUPの乗り方や漕ぎ方などを確認して…

 

SUPでGO!!!!

はじめは、大人と一緒に乗ったり、座って漕いだり。

 

だんだん慣れてきたら、立ってみたり。

川で浮かんだり、網をもって乗ったり、SUPの上で寝転がったり、後ろにつかまってバタ足したり…
遊び方たくさん!

   

水あそびを楽しみにしてくれていた人たちもいたので、道具をもって対岸にいき、生き物探し!
小さいカニや魚を発見。

  

生き物探しを楽しんだ人もいましたが、
今日はSUPが人気でした。 

SUPの上にいることに慣れてくるにつれ、動きがどんどん自由に、大きくなっていきます。

     

 

だいぶ慣れてきたところで、お昼の時間。
みんなでお弁当をほおばって、体力も回復!

水に入る時間が長かった人は身体も冷えていたので、太陽チャージ。
はやくあたたまる為に、とJETT校長のまわりをまわりだす。
みんなより、真ん中にいたJETTの目がまわってしまうほどのまわりっぷり。

 

午後の活動開始の前に、川の様子をみんなで見てみる。
朝きたときよりも、風がふいている!
川の流れと逆向きに風が吹いているので、流れが逆流しているように見えます。
 

風の向きをしっかり見て、帰ってくるのが大変な方向に流されすぎないように注意しながら、午後のSUP開始!
一人一回は自分ひとりだけで漕いでみたり、立ってみたり。

八の字でコントロールして漕いだり、ぶつからないように上手くブレーキや逆回転で避けたり。
みんな、どんどんSUPの操舵がうまくなってきています!

 

最後は、全部のSUPやダッキーを連結して、先頭や最後尾の人が頑張って漕いでくれたり、SUPの上から飛び込みをしたり。

 

水からあがって道具を積み込み、自然学校に戻って着替えて、解散!となりました。

カヌーやダッキーボートと違い、
子どもだけでも自分で操舵や乗り降りがしやすく、寝そべったり、そこから飛び込んだり、座って漕いだり、といろいろな使い方ができるSUP。
初めてスタッフで朱太川でのSUPをしたときに、これはみんなとのキャンプでもできたら楽しそう!
と思っていたのですが、今年ついに導入することができました。
参加してくれた子どもたちからも、”半日でこんなにうまくなれるとは思ってなかった!””SUPって楽しいね”といった声が活動中に出ていたり、
黙々と、わいわいと、練習をかさねて、漕げるようになっていた姿が印象的でした。

SUPなどの道具も使って楽しみながら、
今日のように、風や川の様子をじっくりみて自分たちの動きを考えてみたり、川の様子が午前と午後で変わる様子を見たり…
といった経験も重ね、いろいろなことが繋がってくるともっとたくさんのものが見えてくると思います。

みんなと一緒に、これからもそういった経験を増やしていきたいです。
いろいろと難しい状況ではありますが、取れる対策は取りながら、無理のない範囲で活動を実施していきたいと思います。

(ちこ こと 大類幸子)


8月元気いちば

2021年08月27日 17時28分01秒 | 地域行事

 

今年度一回目となる元気いちばを開催しました!

昨年に引き続き、作開地区にお住まいの方に限定しての開催です。

4月に私(まりっぺ)が作開地域の方々に挨拶に伺った時から

 

「このご時世で、今は地域の人たちと会う機会もほとんどないから元気いちばは楽しみにしているよ」

 

というお声を頂いておりました。

みなさん今日のこの日をとても楽しみにしていたのではないでしょうか。

 

 

 

例年であれば花見や熊野神社の祭りなど、季節ごとにイベントがありその度に顔を合わせていたものが、この2年で激減。

 

元気いちばは地域の人たちが集まる数少ない貴重な機会なのです!

 

 

 

まずは昨年度好評だった函館牛乳の移動販売車でお買い物。

 



 

私自身は移動販売車を見たのが初めてだったので、品ぞろえが豊富で驚きました!

 

 

皆さん買い物を済ませ、あとはゆっくりお話しタイム♪

近況報告やおうちで育てているお野菜の話、

 

さらに自然学校にいるニワトリを見て、

 

昔はうちにもいたなー

昔はニワトリも羊も牛も飼っていたよ

 

などなど、昔のことを思い出しながら話してくれました。

 



 

 

チコは「例年に増して会話が弾んでいた気がする」といっていました。

 

久しぶりにみんなに会えた喜びが溢れたのではないでしょうか。

 


 

 

「次は白井川地区にできたそば屋さんに行きたい」

「新幹線のトンネルを見学したい」

 

などリクエストを頂いたので、それに応えられるようにバックアップしていきたいと思います!

 

(まりっぺ こと 地域おこし協力隊 阿部真理)


鮎の産卵場作り

2021年08月27日 14時21分00秒 | あべまり日記

 

町の企画環境課、朱太川漁協組合さんが中心となって行っている鮎の産卵場作りが朱太川の下流で行われ、私もお手伝いに参加しました!

 

 

朱太川の鮎は、全国各地の河川で捕れた鮎を食べ比べてその味を競うイベント、

 

「清流めぐり利き鮎会」2016でグランプリを獲得するほど評価が高く(2019年には準ブランプリにもなっています!)、

 

各地から鮎釣りに朱太川まで足を運ぶ人も多いのです。

 

 

 

一昔前まで朱太川では、

 

本州から持ってきた稚鮎を放流して個体数を維持していたのですが、

外から来た鮎には病気の持ち込みや遺伝子のかく乱という問題もあり、

そのような問題から朱太川の天然の鮎を守るべく、黒松内町では大きな方向転換を行い、

 

 

・孵化場で人工的に鮎を増やす

・鮎が卵を産みやすいように朱太川に産卵場を造成する

 

 

というように黒松内の中だけで鮎を増やす取り組みがされるようになりました。

 

漁協の菅原さん曰く、この決断をして1~2年は鮎が釣れなくて批判もあったそうです。

 

しかし、現在はこの方法で鮎の生息数を確保できており、それが結果的に利き鮎会のグランプリにもつながっているのです。

 

 

では早速、現在行わてている取り組みをご紹介していきます。

 

 

まずは作開地区にある鮎の孵化場について。

 

 

 

孵化場では親鮎から人工的に精子と卵子を取り出してプールの中で孵化させます。

それが9月初めころから行われます。

 

しかし、その親鮎を取るためのがらがけという作業がとてもハードなのだそうで…。

 

というのも、がらがけが行われるのは夜の7時から早朝の5時ころまでで、明かりを灯さずに川で作業を行うそうなのです。クマの恐怖との戦いですね。。。

 

 

さらに高齢化で作業できる人が減っており、今ははわずか4人しかいないそうです。。。

き、厳しい。。。

 

 

 

 

 

場所を移し睦橋の上流へ。

 

 

長年、朱太川の鮎調査をしているたかはし河川生物調査事務所の高橋さんから作業の説明、なぜそれをするのかなどのお話を聞き、作業開始。

 



 

鮎が産卵するときは小石の多い平らな場所を好みます。

高橋さん曰く、川底がこんな感じだと小石の隙間に卵を産み付けるのだそうです。

 



 

逆に砂が多いところや凹みを嫌います。卵が流されたり、吹き溜まりに砂がたまり卵が埋まってしまうからです。

 

なので作業では小石を平らにならしたり、砂をどかして小石を敷き詰めたりしました。

 

事前にある程度までは重機で均しているので、あとの微調整を人力で行っていきます。

 



 

 

レーキで均したり、

 



 

 

足で砂をどかしたり、

 



 

作業場所は広範囲でしたが、今回の参加者は30人ほどと人数が多くてとてもスムーズに作業が進みました。

黒松内の漁協組合をはじめ、河川管理や養豚業、鉄道関係といったように各方面で朱太川と関わりを待つ団体が参加していました。

 



いい感じ!

 

 

終了後には専門家の高橋さんも、「今年はとても出来がいい。去年のように大雨で産卵場が流させるようなことがなければ来年は大いに期待できる。」とおっしゃっていました!

 

 

作業が始まってから今年で5年目だそうですが、沢山の方々の手が加わって朱太川の天然鮎が守られているのだと感じました。

とても勉強になりました!

 

 

…ただ、自分自身の学びだけで終わってはいけないのが地域おこし協力隊の難しいところ。(笑)

 

色々なイベントに顔を出させていただいている意味を深く考えなきゃなーとアセアセしている今日この頃です(;^ω^)

 

 

まりっぺ こと 阿部真理


わんぱくな子どもたちによる炊事遠足!

2021年08月23日 17時06分58秒 | あべまり日記

 

 

わんぱく探検団☆炊事遠足&川遊び!

 

 

わんぱく探検団とは、一年を通して黒松内の自然に親しみ、仲間と協力し、とにかく全力で遊びまくってわんぱくになろう!という目標で黒松内町の小学生を対象として教育委員会が主催しているものです。

 

今年度のわんぱくは遠足から始まり次に海遊び、そして3度目の今回が炊事遠足&川遊びです。

 

 

 

 

始まりの会が終わると、さっそく川へ移動し、カレー作り。

 

まずは火起こし。。。の前、にかまど作りから

鍋が安定するように、そして炭がおけるように河原の石を積み上げて行きます。

 

 

どうしたらうまく火が起きるのか、

 

それを高学年が率先して、できるだけ自力で試行錯誤してほしいと大人側は思っているのですが、参加者は低学年がほとんどで初めて火を起こす子も多く、なかなか上手くいかない班もありました。

 

大人がどれだけ手を加えるか、その塩梅が難しいですね。

 

火をつけることがゴールではないので(この後カレー作りも川遊びも控えている!)、最終的には大人が手伝います。。。

 

 

火が付くまで子どもにとことん付き合う火起こしもさせてみたいですね。火起こしなんてなんぼ練習しても足りないくらいですから。

(私が火起こしが下手なので一緒に練習したいだけなのかも・・・!?)

 

 

さて、なんだかんだ無事に火は起こせて、次はカレー作り!

野菜は事前にカットしてあるので、あと問題は水加減。

シャバシャバの水カレーができるか丁度いいカレーができるかの分かれ目です。

 

みんな苦労したかいがあって、どの班もおいしいカレーができてました。

美味しすぎて、そしてみんなの食欲がすごかった。

 

 

 

この後は待ちに待った川遊び。

早速ライフジャケットを着て、

 

 

 

 

 

川遊びでは生き物を探したり、

 

泳いだり、浮かんだり

 

水をかけ合ってみたり

中には大きいバケツでドンブラコ~ドンブラコ~してみたり(笑)

 

休憩ではスイカをほおばり

 

 

赤身がなくなるまでガリガリしてたいらげてました!

 

こんな風に思い思いの遊びを楽しんで、あっという間に帰る時間。

子どもたちはまだまだ遊び足りない!と言わんばかりに、名残惜しそうに川から上がってきます。

 

 

 

 

 

例年に比べて登録者が40人と多く、人数を半分に分けて2日間で行う予定でしたが、台風に伴う悪天候で1回目は延期に。

 

あるご家庭では、わんぱくで作るカレーを全力で味わいたいということで、わんぱくに向けてカレーを食べないようにしているという噂も・・・!!!?

 

子どもたちがこんなにわんぱくを楽しみにしてくれているなんて・・・

早くカレーを作りたいですね。

 

 

ついにこの週末こそは天気もびったり晴れ予報!

 

はやく子どもたちの笑顔が見たいまりっぺでした。

 

 

 

まりっぺ こと 地域おこし協力隊 阿部真理


今年も開店!みんなの店!

2021年08月18日 10時34分37秒 | 地域行事

 

大成・豊幌地区の皆さんが育てたお野菜を売る直売所・みんなの店は今年で11年目を迎えます!

昨年に引き続きコロナが収束しない中ではありますが「みんなの店は開きたい!」という地域の方の熱い思いにより、昼食の提供はなしというかたちで開店することができました!

 

 

みんなの店ではまず初めに持ってきた野菜値付けをします。

 

 

その値段がホントに安い!!安い!!

ほぼほぼ100均状態

個人で作っているお野菜とはいえ、スーパーに売っているものとそん色ないレベルです!

 

いや、むしろ鮮度はこちらの方が高いかも!

 

というお野菜たちがほとんど100円で売られていました。

すばらしすぎます・・・☆







 

お野菜を持ってきていない地域の方は会場の草取りをしてくれていました。

 





 

マメすぎます。。。(私たちも見習わなければ!!!)

 

開店するとさっそく1組目のお客様がご来店。

 

皆さんと一緒に試食のスイカを頂きながら、地域の人達とお話ししながらたくさんお買い物してくれました。

 

 

 

「このお野菜立派ですね」

 

 

「どうやって食べたらおいしいですか?」

 

 

というように野菜を介した会話が弾んでいました。

 

 

その後の客足は伸びなかったものの各所に連絡を取ったかいもあり売り切れ、直売所は12時過ぎで終了しました。

 

 

しかし昼食がなかったことや天気が良すぎたこともありもっと早く解散しても良かったかもしれない…
私の会計の集計が遅れてしまった…
など反省点もありました。。。

 

大成・豊幌の方々の元気な様子を黒松内中に伝えたいので、次回は街中からも足を運んでもらえるように周知を徹底し、みんなの店をバックアップしていきたいです!

 

まりっぺ こと 地域おこし協力隊 阿部真理

 

 


ベリーコケッツきゃんぷ24~2日目あそびば完成!~

2021年08月16日 13時36分39秒 | 子ども向け主催事業

コケコッコー!!と鳴くのは雄鳥だけなんだよー、なんて言いながら2日目の朝を迎えました。
(1日目の様子はコチラから!→ ベリーコケッツきゃんぷ24~1日目~ - 自然学校発 黒松内だより )

男子組は朝イチでコケッツ小屋の穴掘りへ。
女子組も起床時間に起き、まずはコケッツのもとへ。

もってきてくれたエサや野菜を朝のおやつにあげると、パクパク食べるコケッツ。

 

男子組が朝からつくっていたのがこちらのあそびば。この後さらに改良を加えていました。

  

今日の朝ご飯はコケッツ卵と、昨日摘んできたベリーをつかって調理します。

ブルーベリー、ブラックベリーは煮詰めてベリーソースに。
味見をしながらぐつぐつと。どんどん色が綺麗になっていきます。

こちらはホットケーキ部隊。

テント組は外のテントを片付け中。

ベリーソースをしっかり煮詰めたり、ホットケーキを時間を計りながら丁寧に作っていたら、少し時間がかかりましたが、
ついに完成!
ホットケーキのトッピングはそれぞれお好みで。
今日のメニューは、なすとズッキーニのスープ、コケたまホットケーキ、ホットベリーソース、ウィンナー、とまと、キュウリの漬物、ヨーグルト、ぶどう、です。

こちらはベリーベリー(Very Berry)なトッピング。
ホットケーキにベリーソースの生ブルーベリー付き。
飲み物も、牛乳+ベリーソース、ヨーグルトにも、ベリーソースと生ブルーベリーをトッピング。
”映えだね!””ホテルのごはんみたい!”と盛り上がっておりました。
お味はいかがだったでしょう…?ソースを酸味強めでつくっていたので、酸っぱみが強かったかもしれませんが、私はとても好みの味でした…おいしかった…。

食べ終わったら食器を片付け、荷物の整理と部屋のそうじ。

朝からは日帰りのメンバー1人も合流し、あとはお昼ご飯まで外で作業!

あそびばづくりでは、ノコギリで板をきったり、ドリルとくぎを使い木の板を固定したり、防腐剤をぬったり

いろいろな場所にコケッツをのせてみる

 

貝をくだいたり、焼いたり

 

あそびば、完成!!コケッツも一緒に記念撮影。

お昼はキッチンまりこで焼きうどん、たまごスープにデザートのすいか。
最後まで、食べ終わったらきちんと洗って、解散の時間に。

 

普段のぶな森キャンプでもコケッツのエサあげや卵回収、だっこしたり…などして触れあっていますが、
今回は初となるコケッツがメインのキャンプ。
思い返せば、普段は自由時間に体育館やみんなの部屋で過ごすことが多いですが、コケッツキャンプ中は自由時間も基本外。
こちらから、コケッツの生態などについて詳しく説明はせず、一緒に過ごす中で疑問がでたらそれについて話す形でしたが、
意外な発見や、新しくしたこと、などなど、それぞれ感じてくれていたら、
そして普段食べている卵や食べ物にもいつか思いを馳せるようなきっかけになったら、とは私の勝手な思いですが、
なによりこの24時間で、みんなのおかげで土が大部分ふかふかになり、コケッツはミミズなどの栄養たくさんのご飯を食べることができ、新たなあそびばも増えました。

これからこのあそびばにコケッツがどのような反応をするか、楽しみです。

学校によっては今日が夏休み最終日、休む間もなく明日から学校というところも多いですが、
そんな中コケッツきゃんぷに来てくれて、有り難いです。
コケッツ戦士達よ、ありがとう!!!また会う日まで!

 

(ちこ こと コケッツ戦士イエロー)

↓あらたなあそびばです!


ベリーコケッツきゃんぷ24~1日目コケッツ戦士達の集い~

2021年08月15日 21時23分56秒 | 子ども向け主催事業

夏休みも最終盤をむかえ、ぶな森でも夏休み期間中最後のキャンプがスタートしました。
海あそびや川あそび、SUP体験など、様々な夏のラインアップのトリを飾るのは…

ベリーコケッツきゃんぷ24!(トリだけに…!!)
Berryで Veryなコケッツと24時間過ごすキャンプ、です。

果たして需要があるのか…!?と開催も危ぶまれていましたが、
”対象:コケッツとたくさん時間を過ごしてみたい人”という募集に、日帰りも含め7名のコケッツ好きが集まってくれました。

まずはみんなの部屋ではじまりの会。

 

今回の背景や、スケジュール、お世話の内容、ケージ飼いが卵の大量生産における主流であることや、平飼いの話しなどもまじえながら、スタートです。

まずは早速コケッツ小屋に行き、現状把握。
土が踏み固められているので、土を掘り起こすため、まずは小屋を片付け、天地返し開始。

   

途中、人間+スコップ=ミミズ という式が既に頭に入っている茶色コケッツたちがスコップをもった大勢の人間にミミズの気配を感じて乱入。
まだだよー、と何度も遠くに運ばれていました。

今回のねらいの1つは、コケッツの24時間を実際に観察し、どんな生活を送っているかみてみること。
産卵箱をのぞいてみると、2羽のコケッツがまさに産もうとしているところ。
卵は朝に産んでいると思っている人が大多数でしたが、ここでは朝から昼過ぎにかけて順々に産んでいます。
しばらく他の作業をしていると、コケーッコッコッコッコッコケー!!と雄叫び(メスですが)が聞こえ、
”たまごだ!!”と見に行くと、発見。
産みたて!

しばらく小屋の土を掘り返してやわらかくしたり、ミミズを集めたりしました。

次の任務は、ブルーベリー農園にてコケッツ用のベリー拾い&自分達用のベリー摘み。
いつもお世話になっている、車で5分程の場所にあるコミュニティふぁーむ 自然農園ハルさんへ。

HP http://farm-haru.eco.coocan.jp/   Facebookページ https://www.facebook.com/farm.haru/

農薬を使わず育てられた11種類のブルーベリーや旬のベリーを、味比べしながら楽しめます。
今回は、ジャム用の少し酸味の強い種類のブルーベリーと、ブラックベリー、農園のお野菜をいただきました。
コケッツ用の、残念ながら落ちてしまったり鳥に落とされてしまったブルーベリーもたっくさん。

     

帰ってきて、早速コケッツたちにあげてみました。ベリー大人気!

 

こちらでは、先ほどから集めていたミミズにベリーや貝のくだいたもの、ぬかなどを混ぜてお団子に。

 

だっこしたり、えさをあげたり 

  

今晩テントで寝る組は寝床の設営に。うまく木もつかってタープもはっていました。

長靴飛ばし競争でもりあがったり(途中東屋の屋根に長靴がのったのを落としたり)、

 

  

鉄棒であそんだり。 

テント組の設営がおわったので、中に入ってスペシャルデザートづくり!
摘んできたベリーたちも早速つかってつくる、ヨーグルトパフェです。

 

  

自然学校に生えているミントを摘んできてトッピングしたり、ベリーをすりつぶして入れたり…
同じ材料ながらそれぞれ工夫をこらして、ベリーパフェ完成!
冷やして、夕食後のデザートにいただきましょう。
スタッフの分もみんなにつくってもらいました。
 

暗くなる前に、コケッツを小屋にしまったら、自由時間で、ニワトリの本を読んだり、まったりしたり、ボードゲームをしたり…

 

と、過ごしているうちにキッチンまりこでの夕ご飯の時間に。
今日のメニューは、ごはん、お味噌汁、ナスと挽肉の炒め物、マカロニサラダ、揚げ豆腐、なめことほうれん草ともやしのおひたし、野沢菜に、町の方からいただいたミニトマト。

  

食器の洗い方も説明。

お待ちかねのデザート!きんきんに冷えています。

冷たさも相まって、もりもりにのせたベリーがとっても酸っぱかった人もいました

食器を洗って、寝る準備をして…

夜は温泉に。夏休み最後のキャンプということで、お小遣いで飲んだり食べたり。閉店間際ですいていた温泉でまったり過ごしました。

 

帰ったら、歯磨きなど寝る準備をすませ、テント組は外へ、室内組も寝袋に入り、寝る時間。
室内組は、消灯時間になると”もう消すの~!?”といいながらしばらく笑い声を響かせていましたが、
消灯後すぐに静かに寝入っていたようです。

明日も引き続きコケッツのお世話もりだくさん!
テント組は、コケッツ早朝の鳴き声の中ぐっすり寝ることはできるのでしょうか…!?

(ちこ こと 大類幸子)


幼児親子&小学生の夏のデイキャンプ~川あそび

2021年08月14日 15時06分00秒 | 子ども向け主催事業

あっという間に夏休みも終盤戦。
今日は幼児親子&小学生での夏のデイキャンプ。2歳~60代という幅広いメンバーの5組12名で、川遊びに行ってきました!

各地からぶなの森自然学校に集合し、はじまりはじまり。
みんなで水着から、ウェットスーツ・ライフジャケットに変身!

近くの川にやってきました。
黒松内を流れる清流、朱太川に注ぎ込むの支流の一つ、添別川(そいべつがわ)です。
川での注意事項の後、まずは足まで水に入って、目をこらして川を見てみます。
泳ぎ回る小魚を発見!

   

箱めがねやたも網を使って、川の生き物探しスタート!

   

いろんな場所で、ガサガサごそごそ。
あちらこちらから、”とれたー!!”と声があがります。タライにいれて、そのとき限定の水族館に。
お魚を触りたいときは、手を川の水でよく冷やしてから。

  

水にも慣れてきて、浮かんだり、どんぶらこしたり、流れてみたり、あそび方もどんどん増えていきます。

  

 

 

      

 

 

最後、小学生組は少し下流のポイントまで遠征にいき、
”えびたくさんとれたよー!”と。
お、どれどれ~と見せてもらうと、思っていた以上に、本当にたくさん!!一つの網に、数十匹は入っていました。

夏の暑さのピークも過ぎ、だいぶ過ごしやすくなった…どころかずっと川に入っているとさすがに寒くなってきます。
今日はたき火も導入。

  

タライの中には、写真ではよく見えないのですが、
スジエビ、ウキゴリ、カジカ、ドジョウ、ウグイ…などなどたくさんの魚がいます。
1時間ちょっとの間でこんなにたくさんの生き物に会えました。

最後はお別れして、川を出発!

自然学校に戻り、着替えたり、いただきもののおいしいトウキビをいただいたりして、
今日の活動はおしまい。

 

 

最後、近くまであそびにきてくれたコケッツとも時間を過ごしました。

今回初めてのウェットスーツだったり、川流れだったり、多くの”はじめて”をご一緒させてもらいました。
はじめてでドキドキな部分もあったかもしれませんが、まずはご参加くださりありがとうございます。
水が冷たかったり、魚がヌルヌルだったり、川には深いところと浅いところがあったり…
今日みんなが見たり感じたりしたことが、どこかで他のなにかにビビッと繋がったりすると嬉しいな、と思います。

黒松内の自然、これからもたくさん楽しみましょう!

(ちこ)


SUP体験×水あそび①

2021年08月13日 17時22分53秒 | 子ども向け主催事業

今年ぶなの森自然学校でも初導入となったSUPを、子どもたちとも一緒に楽しみたい!
ということで予定していたSUP体験×水あそびのプログラムが、先日雨で延期に…

日をあらため、今日無事に催行することができました!

ウェットスーツ・ヘルメットを装着したら、今日参加するみんなではじまりの会。
サップ=SUP=なんの略?どんな人が集まってるのかな。
みんなで確認して、最後の準備をすませたら、いざ川へ!!

川での注意事項や、SUPの乗り方、漕ぎ方などの説明をうけたら、実際みんなで乗ってみよう!

  

「もう慣れてきた!」「立てるよ!」との声も聞こえてきましたが、
朝見に行ったときよりも、そして説明をしている間にも風が強くなってきて、遡るのがけっこう大変だったので、
第2プランを発動し、風の影響の少ない海の漁港へ移動することに。

いつも海あそびでお世話になっている漁港に着くと、なんだか太陽もでてきた!
時折強い風もピューっとふくものの、さすが漁港の安定感です。

今度は、低学年・高学年にわかれ、まずは一人1艇ずつで乗って練習。

SUPチーム。最初は座りながら…慣れてきたら立ってみます

 

 

   

なんといっても今日は海の水がとても澄んでキレイでした!
いつもきれいな場所ですが、先日の雨の影響か、水温も良い感じで、
生き物さがしでは、カニや魚がいつにも増してたくさんの種類見つかりました。

 

    

途中交代をして、それぞれSUPと生き物さがしをしているうちに、お昼ご飯の時間に。

さすがに、ずっと水のなかにいると寒いぐらいの気温でした。
カッパをきたり、あたたかいお味噌汁を飲んだり、地面の熱であたたまったり…
そしておいしいお弁当をいただきます。

 

さて、そろそろ時間かな…と、突風で流されていくダッキーとSUP。
俺が!と高学年チームが救出にむかってくれました。

 

ごはんを食べたら、後半戦開始!
引き続きSUPや生き物探しをしたり、SUPを連結してみたり、水の掛け合いをしたり、ダッキーボートに乗ったり、SUPの上から水中を覗いてみたり…いろいろあそびます。

 

 

 

     

最後は飛び込み勢も現れた!

   

飛び込んだ先には、SUPのサポート艇も待機しています。

 

最後まで、SUPのうえでゆれたり、その波をかぶってみたり、水の上で過ごし、お時間に。

 

着替えるときはやっぱり寒い!
いそいでウェットスーツなどを脱ぎ、着替えて自分の荷物を回収したらあたたかい飲み物で一休憩。

最後に、それぞれの楽しかったことなどを聞いてから、解散となりました。

ぶな森初の開催となった今回のSUP体験×水あそび。
はじまりの会では、みんなの今日の楽しみなことは全員一致で”SUPに乗ること!”でした。
SUPの漕ぎ方だけでなく、普段と違う水辺の楽しみ方なども、これからもみんなで増やしていけたらと思います。

お盆のおいそがしい時期の延期からの振替え日での実施となってしまいましたが、
送り込んでくださったみなさま、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

(ちこ)

 


合同開催夏のお泊まりキャンプ!のご報告は…

2021年08月04日 06時08分02秒 | 子ども向け主催事業

8/3-5で開催中の札幌まるやま自然学校と黒松内ぶなの森自然学校との合同夏のお泊まりキャンプ!

ぶなの森自然学校に到着後、早速海での活動をし、無事に1日目が終了しました。
今回の活動の様子は、こちらのブログにてご報告いたします。
三日間毎日更新中!更新はその日の夜または次の日の朝になります

合同キャンプ用のブログはコチラから↓↓

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子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。【子ども達のための自然学校・イエティく...

子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

 

    

(ちこ)

 

 


追加開催!夏のお泊まりキャンプ~3日目最終日~

2021年08月01日 15時18分03秒 | 子ども向け主催事業

早くも向かえた夏のお泊まりキャンプ3日目最終日。
1日目、2日目と水辺で活動してきましたが、3日目の今日は帰る準備や片付け・掃除、そして薪割りなど自然学校の作業を手伝ってもらいました。

昨日は丸一日活動していたせいか、起きる時間たっぷりまでほぼ全員ぐっすり。
テント組もまだこの中に二人すやすや。
起きたら顔をあらったり、朝の支度。

 

今日も朝のお仕事。コケッツのごはんと、畑の水やり。

   

 

  

  

今日は帰りの時間があるため、昨日より少し早めの朝ご飯です。
今朝のメニューは、
炒め納豆、ピーマンとツナの和え物、しらす、トマト、キュウリのおつけもの、わかめスープ、ごはんにデザートはブルーベリー。
お好みで、まりこさん特製ハスカップの塩漬けもご飯と一緒に。

  

しらすのなかに、ちりめんモンスターを発見!

    

ごはんを食べたら、まずは自分の荷物の整理。
忘れ物のないように、なるべく袋にまとめてきれいに…たくさん練習しよう!
使ったテントを畳んだり、部屋や廊下、体育館も掃除しました。

  

 

帰る準備ができたら、裏のキャンプ場で薪割りタイム!
みんなの元気をエネルギーにかえ、自然学校の作業を手伝ってもらいました。
今回は、豪腕君とキンドリングクラッカーで薪割りや小割づくり。
高学年は、斧での薪割りに挑戦した人も。

 

   

みんなでたくさん割ってくれました。ありがとう!!
今日もとても暑いです。
ごはんまでは、最後の自由時間に。

コケッツにお別れも。

  

ボーボーのギターに合わせて。

最後のキッチンまりこご飯。
暑い日に嬉しい、きゅうり・かにかま・わかめ・もやし・錦糸卵の冷やし中華に、デザートのライチ。
ふったがハスカップ酢ジュースも用意してくれました。
   

ごはんを食べながら、3日間の振返りや、みんなの楽しかったことを聞いてみました。
飛び込みや、夜のかくれんぼ、水にうく、薪割り…それぞれ楽しいことがあったようで良かったです。

 

 

ごはんを食べ、最後まで片付けもしたら、お別れの時間。
札幌の送迎バス組と現地解散組、それぞれ黒松内を出発していきました。
また会う日まで、元気でね!!!!

 

今回は、お天気が良すぎるぐらいな水活動にはもってこいの3日間となり、無事終了することができました。
昨年につづくコロナ禍、オリンピック、など様々重なった今年の夏休みの3日間、黒松内でのキャンプに来たいといってくれたみんな、そして
送り出してくださった保護者の方々のおかげで、私達スタッフも楽しい時間を過ごすことができました。

毎食のお皿洗いだったり、活動毎のかたづけだったり、楽しい時間ばかりではなかったかと思いますが、
みんながいつも協力してくれるおかげでキャンプを続けることができています。

またいつでも黒松内で待ってるよ!!
残りの夏休みも、いろんなことに挑戦しながら楽しく過ごせますよう。

ありがとうございました!

(ちこ こと 大類幸子)

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1日目、2日目の様子はコチラから↓↓

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2日目も晴れています!外やテントで寝た組は途中目が覚めたりなどあったようですが、朝早くから元気です。まずは朝のお仕事に。ニワトリのコケッツの...

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