自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

出張森のようちえん@黒松内保育園

2017年02月23日 17時34分43秒 | 学校向けプログラム

2月22日。夏の川遊び以来4回目の開催となる森のようちえん with 黒松内保育園年長組さん。
今回は出張版、ということで、保育園のグラウンドを舞台に行いました。

久しぶりの森のようちえん。
まずは挨拶の練習から。本番では元気な挨拶が聞けました。

体操は冬バージョンで、今日はどんな雪体操。
今日の雪はサラッサラでフワッフワ。 



準備万端になったら、まずは、全員で雪遊び。
1つめは、サラサラでフワフワな雪に埋められた、色の付いたお宝を探し出す、
雪の宝探し。

上手にお宝もといカラーボールを発見しました。 

実はこのカラーボール、見つけたボールの色が自分のチームになっていました。
色ごとに3チームに別れ、お次は雪積み大会。
チームごとに作戦会議・練習をして、いざ本番。
高さを目指すチーム、動きの速さが目立ったチーム、とにかく大きい雪の山を作ったチーム、とチームごとの違いが面白い結果となりました。  

  

みんなで遊ぶ最後のゲームは、魔法のじゅうたん競争。
チームから1人代表を選び、他のみんなで力をあわせてゴールまで運びます。
これまたチームごとで様々な作戦が。なかには、くるんで運ぶチームも。 

    

ハァハァと息がでるほど、まずはたくさん遊んだところで身体は少し休憩。
みんなで冬の歌、「雪やこんこ」を雪のなか、振りもつけて歌いました。
みんな歌詞も覚えていて、振りもすぐにまねっこできていてびっくりでした。
なかでも、「猫はこたつで丸くなる~♪」の上手さが際立っていました。
そのまま、ごろんと雪の上に寝っ転がってみます。
太陽がまぶしいね~背中がひんやり~でも冷たくないよ~ 
いろいろな声が。ふわふわ雪のときに聞こえる足音も聞いてもらいました。 

 

さて、後半はやりたいことにわかれての展開活動。
雪やこんこの後、猫さんがたくさん現れ、ねこのケーキ屋さんが開店。デリバリーも行う、サービス満点なお店です。 
後で気がついたのですが、奇しくもこの日は2月22日。にゃんにゃんにゃん、ねこの日だったそうです。 

 

こちらは、釜じぃことジェットの雪のお風呂やさん。リピーター続出です。

 

いちごのショートケーキ??

  

雪の宝探しを、今度は隠す人と探す人にわかれて自分たちで。

場所を移動しながら、ひとしきり遊んだところで、今回の森のようちえんは終了。
次回は場所をうつし、自然学校でもりもりパワーアップ雪遊びです。

数ヶ月ぶりという、久々の活動となり、
初めは少し照れもあったかな?というみんなも
慣れたフィールドだということもあったのか、
活動の中で、すぐに声も動きも大きくなっていました。 

普段の場所で、普段とは違う人とちょっと違う活動にもすぐに慣れたよう。
次は違う場所で違う人と違う活動、になりますが、
どんな表情が見れるか、楽しみです。

(ちこ)

 


香港からいらっしゃい!

2017年02月20日 16時02分47秒 | 国際系プログラム

ツアーがツアーを呼ぶ2月の19日。
お味噌づくりエコツアー2日目と同時進行で、
私は黒松内町観光協会の海外ツアー受入のお手伝をさせていただきました!
今回は香港からのお客様を黒松内の素敵プレイスへご案内。 

まずは「我つま」で素敵ランチ。
完全予約制でゆったりとお母さんとのおしゃべりも楽しめ、
旬の食材(それも敷地内の畑で採れたものがたくさん!)をつかったお料理。
香港からのお客様3名も、器の一つ一つや手書きの箸置きに喜んでいらっしゃいました。 

お腹が満たされ、我つまのお母さんから黒松内の四季の写真を見せていただいた後は、
次の素敵プレイスへ移動。

中ノ川のふぁー「ふぁーむいん冨田」です。

ここでは素敵な雪ぐらし体験ということで、
除雪機(大きい!)の運転と、スノーモービルの試乗を。

雪国の暮らしには欠かせないこの2つ。
それぞれ機械の操縦に得意不得意とあったようですが、
「修行をしたら、次来たときはここで雇ってもらえるかしら?」
と、暮らしの一部を体験いただけたようです。 

 

   

そして、なんとなんと。
冨田さんがご厚意で、かの有名な添え別のブナの大木へ連れて行ってくださいました。
スノーモービルさんと冨田さんのおかげで、吹雪く中、立派な大木とご対面。
写真で見たことはあったのですが、初めての生の大木は圧倒的存在感を放っていました。
抱きつきたいほどのたくましい二の腕が美しい。
冨田さんのナイスショットもいただきました。
今回は雪の間を縫っての旅でしたが、晴れた日には遠くの山々や海も見渡せるとのこと。
次は天気の良い日に、今度は自分の足でまた会いに行きたいと思います。

   

(ちこ)


2017冬のお味噌づくりエコツアー

2017年02月19日 18時57分25秒 | エコツアー・農山漁村ツアー

今年もやってきましたこの季節。

今回は本州と苫小牧からのお客様お二人をむかえてのスローライフエコツアーでした。
二日間の様子をダイジェストでお届けします。

1日目のスノーシューハイク は、少し風も強かったため、
お手軽にブナ林が楽しめる散策路、ブナセンターの奥にある「ブナの小道」 へ。

入り口へ着くと、これから行こうとする道には既に足あとが。先客の痕跡!
足あとを見ると、まだ雪に埋もれておらず新しそう。
探偵気分で、この人はどこへ向かっていたんだろう、と考えながらのんびりと散策。
動物の足あとも発見。こうして先に来ていた人・動物の痕跡が見られるのが、冬の楽しいところです。 

 

良さげなツルがあったので試乗。残念ながらブランコにできる強度はありませんでした。

 

降りたてのフワフワふかふか新雪を楽しみながら、
少し行くとすぐにブナがたくさん視界に入ってきます。
もう少し奥にいくと、こんなに大きなブナが。 

生クリームのようになめらかできめ細かい新雪にテンションがあがるハイキング女子会の面々。
背中からダイブ!服のシワまで跡が残るほどのきめ細やかさ。
思わず、顔からもダイブ!帽子や鼻、唇の形まではっきりととれました。 

    

一時間程の散策後、ブナセンターにお邪魔してホッと一息。
ブナセンターの方がブナ材でできたパイプオルガンの演奏を披露してくださいました。
順番に私達も演奏体験させてもらい、展示品の冬芽も紹介してくださいました。種類によっては、既に芽吹いているものも!
ブナセンターさん、ありがとうございました。 

  

夜は遊びに来てくれた元ぶな森スタッフのFMZも合流し、
キッチン、もといダイニングまりこのご馳走で女子会です。

 

さてさて、女子会で大盛り上がりした翌日は、
いよいよお味噌づくり。

この日のために、ぶな森では麹菌からこうじくんを育てていました。

一定の温度を保って温めたり、冷やしたり。
いわゆる、菌!という感じがする、ホワッとした白い部分が少なかったため、
無事にできたのだろうか…と当日になって急に不安になるスタッフ(私)。 

 

   

エコツアーでは毎回お世話になっている、
作開地区の先生に麹の出来をチェックしてもらいます。


ドキドキ…。

 

「いいんでないの」いただきました!

先生によると、私が麹だと思っていたホワホワなものは、
発酵しすぎている状態だそう。
お味噌にして、寝かせてから更に発酵できるよう、麹はまだ発行できる余力を残すぐらいが丁度いいとのことでした。

一安心したところで、お味噌づくりに取り掛かります。

ミンサーで朝から似ておいた豆をつぶし、塩と麹を混ぜたものをさらに豆と混ぜ合わせ、
空気が入らないよう、愛をこめて樽にたたきつけます。
塩で重石をし、封をして今日の日付をメモしたら、完成! 

   

一人5キロあたりのお味噌ができました。
半年後に天地返しをし、寝かせておくとおいしいお味噌になっているはず。
冬に作ったこのお味噌も、食べられる頃には季節は夏ですが、
今からお味が楽しみです。

午後は寿都のペンション・メローでおいしいパスタとパンのランチをいただき、
今年の冬のエコツアー、無事終了しました。

冬ならではの歩き方に、手作りお味噌。
ゆったりとした時間を素敵なお客様達と過ごした二日間でした。

来年度も、今回いただいたリクエストをもとに、
いろいろなツアーを考え中ですので、
みなさまぜひ黒松内ライフを楽しみにいらしてください。

(ちこ) 

 


作開豆腐作り 2/19

2017年02月15日 10時51分03秒 | 地域情報

作開地区のイベント、豆腐作りが行われました。


作開では年2回の豆腐作りが冬に行われます。
1回目は12月に行われ、今回は2回目になります。

場所はブナセンター、食工房。
朝9時半から地域の方が集合してきました。

豆腐は豆乳を固めて作るため、まずは豆乳作りから始まります。
前々日から「うるかして」いた大豆を豆擦り機に入れてどろどろに。

そちらを大釜のお湯で煮ます。

初めて豆腐作りに参加する前は、豆乳は「豆を絞ったそのもの」のイメージでしたが、実際には「すり潰す」時と「煮る」時にけっこう加水されています。

煮た物を圧搾機にかけて「豆乳」「おから」に分けます。

もちろん、このおからもみなさん利用します。

温かい豆乳ににがりを加え、しばらく放置するとボワボワとした塊が出来てきます。
これをすくい型に入れ、重しを載せて再び絞ります。
するとこのように大きな豆腐が!

こちらを最後、包丁で切って、出来上がりです。

「搾りたての牛乳はぬるい」同様、「搾りたての豆乳は熱い」「出来たての豆腐は大きい」など、参加してみて始めてわかることがいくつかあります。
学べておいしい、食べておいしいイベント、作開地区豆腐作りでした。

 

たつみ


イエティくらぶ2月「くろまつない雪まつり」無事終了!

2017年02月12日 16時11分51秒 | 子ども向け主催事業

2月11~12日に行われた、今年最初のイエティくらぶが無事終了しました。

たっぷりの雪を楽しもう!ということで今月のテーマは「くろまつない雪まつり」!
ここでの雪まつりは、できた雪像を眺めるのではなく、自分たちで作ります。

雪山を掘ってかまくらづくりや、夜を照らすスノーランタン、雪を見ながらつくり食べる「雪見大福」、雪の迷路で宝探し昼&夜バージョン、
さらに、1日目の夜は作ったかまくらの中で寝ることにも挑戦しました!

雪をつかいながらさまざまな事に挑戦したこの2日間。
詳しくは以下のイエティブログをご覧ください!

〈1日目:かまくらづくり&雪中泊、スノーランタンづくり、雪の迷路で宝探し〉

http://blog.goo.ne.jp/yeti-club/e/350ecafaf923d6e60476a1d02b24b400

〈2日目:雪見大福づくり〉

http://blog.goo.ne.jp/yeti-club/e/6b95875ce5720667e728838c82e89cae

 

(くま)


雪の迷路づくりツアー from台湾~7日・最終日~

2017年02月07日 17時24分24秒 | 国際系プログラム

本日7日目は黒松内滞在の最終日。

朝のお仕事は無しに、皆さん荷詰めに取り掛かって頂きました。

最後の午前には、宿泊体験学習など体験に使っている寿都町の港や町の紹介をする予定。
他にしたいことはあるか確認していた所、「雪だるま」を作りたいとのこと。
そこで寿都出発前に取り掛かりました。

  

大人が10人もいるということで、作成は大・小の2つ。
多くの人が初めてながらも、上手に仕上げていきます。

 

 

結果、こんな可愛らしく、立派なものが!

  

 

会心の出来でした。

雪だるまに力を注いだので、寿都町はちょっと急ぎ足。
政泊の港に行った後、寿都港の浜直市場を見学。
この数日間で食べてきた魚の実際の姿を興味深く見ていました。

黒松内町最後の食事は、我つまさんで。
美味しい食事の他、春夏秋冬の自然の写真を見せてもらったり、先日アカゲラが作った木の穴なども教えてもらったりしました。
やはり皆さん自然活動団体ということで、こういったものはとても興味があるようでした。

 

 

そしてお別れ。

 

 

 

これから函館へ向かい、数泊しつつ観光するとのこと。
各々の行き先は違うようですが、宿は同じとのことで、様々な共有がされるでしょう

 

みなさん愉快な人たちで、我々もとても楽しく過ごさせて頂きました。
また一つ、台湾とのつながりが増えました。
我々も台湾に行き、自然やプログラムを紹介していただくというのも良いかもしれません。

また会う日を楽しみに。


たつみ

 

 

 

 


雪の迷路づくりツアー from 台湾~6日目~

2017年02月06日 20時23分51秒 | 国際系プログラム

今回のツアー最大の目的である、雪の迷路づくりとそのお披露目イベントが無事終了!
ということで、残り2日間は雪を満喫&黒松内・寿都近辺のミニツアーです。

6日目は2チームに分かれての活動。

寿都(冬はニセコ)のJさんの協力による、ニセコでスキー(初体験)チーム。 

「スキーをはいて歩くところから教えてもらい、筋肉痛になるほど滑って楽しかった!」そうです。

 

もう1チームは、黒松内&寿都の小旅行チーム。
まずは寿都のスキー場にて思いっきりそりすべり。寿都湾が見渡せる景色にも感嘆の声があがっていました。

  

午後は歌才ブナ林にてスノーシューハイク。
滑るのはもうお手の物。ここでも尻滑りを楽しみました。 

  

夜はみんなで自然の家へ。

ベジタリアンの方の料理にも対応してくださり、
黒松内での最後の夜をおいしく楽しく過ごしました。 

最後の半日は雪だるまづくり&寿都ミニツアーの予定です。
一週間、いざ始まるとあっという間に過ぎた様ですが、
台湾の方々にもぶな森が普段活動させてもらっている場所を
楽しんでいただければと思います。

(ちこ) 


雪の迷路づくりツアー from台湾~5日目~

2017年02月06日 12時24分58秒 | 国際系プログラム

台湾ツアー5日目。

日差しが暖かく、ピッカピカの良いお天気です。

今日はいよいよ、台湾チーム作成の雪の迷路お披露目です!

「雪の迷路で宝探し&台湾お菓子フェスティバル」ということで、当日の朝にまで参加のお電話をいただき、たくさんの方が参加しにきてくれました!

ぶな森スタッフ、台湾のみんなも合わせて総勢60人!

午前中のゲーム第一段は、できたての雪の迷路であそびます!

早速雪の迷路にすみついた”怪人ロブスター”を倒すのだとか…!

まずは武器になる幻の玉を探すべし!

あっちこっちと、迷路の中に隠された幻の玉を探しに奔走!

玉を見つけたらロブスターの元へダッシュ!

いくつもの障害に

阻まれながら……

怪人ロブスターを見つけたら、幻の玉を当てて倒すべし!

みんなの力でやっつけました!

最後は滑り台で脱出!Mission Complete!

 

お次は広場でゲーム。こちらはツアー2日目、須田先生の講習会の際に台湾チームのみんなが考えたゲームを早速実戦!

一列に並び、先頭の人から後ろの人へと雪を渡していきます。最後の人はカゴの中に雪を入れて、時間内により多く雪が溜まったチームの勝利!

固まりにくいサラサラの雪なので、渡す時にこぼれてしまう…。単純なようでなかなか難しいです。

ぶな森の校長JETT曰く、「素手で雪を運ぶという発想がなかった…」だそう。

ちびっこチームはみんなで一斉に雪を入れていきます。

雪が宙を舞い、なかなかダイナミックで楽しんでいる笑顔がみれました!

次のゲームはボール運びゲーム。

ひっくり返したソリにボールを乗せて、慎重に運びます…

深雪に足をとられて、バランスをとるのがなかなか難しい。

チーム対抗というのが燃えますね。

その後は昼までしばし自由時間。

迷路や滑り台で遊んだり、須田先生からいただいた弓矢でマンモスを仕留めたり!

天気がいいと外遊びが楽しいです!

午前のみの参加者はここで解散。

午後のお菓子フェスティバルも参加する人は、キッチンまりこ特性のカレーライスのお昼ご飯!

折角の良いお天気なので、ピクニック気分で外でいただきます!

動いた後なのでモリモリおかわりしていました。午後のおやつは食べれるのでしょうか…笑

 昼食後は引き続き外で鬼ごっこや滑り台などして遊んだり、室内ではぬくぬくあったまりながら、休憩時間を過ごしました。

午後は台湾のおやつ…の前に、理科の実験タイム!

台湾の小学校の先生が、実際に授業で使っているいろんなアイテムを用意してきてくれました。

 

1個目は、ストローにモールをぐるぐるつけて…吹いたら上手く球を浮かせられるか!?

キャッチボールや、紙コップにゴールできるかなど、いろいろとチャレンジしていました。

 

2個目の実験は、静電気を利用して風船をからだにペタペタくっつけていきます。

こちらは4チーム対抗で時間内に何個くっつけられるか勝負しました。

風船人間になった姿がなかなか面白いです。 

3つ目の実験は、紙コップの上にモールで作ったヘビを置き、横から声を出すと振動で上にのっているヘビが動きます。

コップの口をふさがないとできないので、テーブルや床なども使っていろいろ試してみました。

声の出し方などによって回転したり、微妙に動いていたりと、面白い結果が見れました。

 

実験タイムで楽しんだ後は、いよいよ台湾のお菓子パーティー!

テーブルには昨晩とはまた違ったバリエーションのお菓子が並んでいました。

 

一つずつ試食。おいしい~~と大絶賛のものもあれば、うぇ~~と苦手なものも…

「日本にも似てるのあるよねー」「これで台湾に行ったら自分の好きなものを見分けられる!」などなどいろんな感想がでていました。

食べてる合間には、台湾のみんなからの紹介時間。

スライドで綺麗な景色や花の写真を見せてもらい、へぇ~という話もたくさん。

「お母さん、台湾行きたい!!」「あの景色見に行きたい!!」

 全種類のお菓子を食べ終わったら、いよいよ投票タイム。

台湾の方たちも、自分がもってきたお土産のどれが人気かドキドキです。

ほとんどの子が美味しかった!と手をあげるものもあれば、

子どもには不人気だけど大人には人気のものなどもありました。

これで今日の雪の迷路で宝探し&台湾お菓子フェスティバルはおしまい。

雪の迷路もお菓子フェスティバルも、たくさんの子どもたちが参加してくれて、台湾のみんなも準備したかいがあった!と、とても喜んでいました!

また来年あったら来たいな~との声をいただいたので、ぜひ来年度も実施できたらよいなと計画中です。

 

台湾のみんなの滞在は7日まで、残すところあと2日です。

明日はスキーや黒松内・寿都の町を回ったりと、北海道満喫ツアーに行ってきます!

 

(たつみ、くま)


雪の迷路づくりツアー from 台湾~4日目~

2017年02月04日 21時21分32秒 | 国際系プログラム

昨日とは打って変わって、動いていると汗ばむほどのお天気のなか、
今日も朝から雪上作業。良い感じにMETSを消費しているのではないでしょうか。

ブロックを切り出す人、積む人、穴を掘る人、イグルーを作る人、
それぞれ2日目にして手つきもだいぶ慣れてきているようです。 

       

そして、2日間の作業により、見事迷路が完成しました!!! 
イグルーの前で記念撮影。 

今晩のお客様をお出迎えするためのスノーランタンも出現。
初めてにも関わらず、良いデザインのかわいいランタンが多数できあがりました。
明かりを灯すととても良い感じ。

 

さて、夜は「大人の夜のお菓子パーティー」
もちろん子どもも大歓迎です!

机にずらーっと並んだ12種類のお菓子を食べてそれぞれのトップ3とワースト1を決めてもらいます。
メモをとりつつお菓子を味わう間、台湾のみなさんがおすすめ観光スポットを教えてくれました。
台北、九份、など日本でも有名なところではない、みなさんのお気に入りの場所・島の話は
初めて聞くことがたくさん。
多数あつまってくださった参加者のみなさんには、
お菓子のソムリエを思わせるような、お菓子の評価をしてもらいました。 

  

いよいよ明日日曜日は、迷路を初披露!
みんなで遊ぶ、雪上ゲームも用意しています。

大人も子どもも合わせて、30名程のお申込みをいただいている
明日の活動。
台湾のみなさんも今からわくわくドキドキの様子です。
ぜひみなさん、遊びにいらしてください! 

<今日の1枚>

台湾から、陽岱鋼がかけつけてくれました! 

(ちこ)


雪の迷路づくりツアー from 台湾~ 3日目~

2017年02月03日 23時04分05秒 | 国際系プログラム

本日3日目はついに、迷路づくりの日。

 

まずは朝仕事の時間に、昨日決めた迷路の道をつけました。

スノーシュー(これも初めて)を履いて、雪を踏み締め、また後続の目印とします。

狙い通りのものが出来ているか、高い木の上からちゃんと形が出来ているかチェックし指示を飛ばしていました。

計画し実行する大人らしい姿でした。

  

 

朝食の後からはスコップを使います!

まずはブロックの切り出しや積み方などの説明。ものづくりには小さいコツがたくさんあります。

 

 

そして実践!

スコップやスノーソーを用いてブロックを切り出し、左右に積んでいきます。手が疲れたら踏み固める人と交代です。

初めての作業、最初はお世辞にも上手ではありませんでしたが、みるみる整ったブロックが出来てきました。

   

 

午後からは、イグルーの作成にも取り掛かりました。午前中に得たノウハウを活かしながらですが、これがまた難しい!

今まで以上にキレイに大きなブロックを用意し、それを上手く積む必要があります。

今日の所迷路が8割、イグルーが5割ほど出来ました。明日はこれの続きと、更なる改良を加えていきたいと思います。

  

 

なお途中、北海道新聞の記者の取材も受けました。

記事になるかは‥果たしてどうでしょうか。ご期待下さい。

 

そして、本日2月3日は節分ということで、自然学校にも鬼が登場。

用意していた豆(大豆とピーナッツ)で見事撃退しました。

 

なお投げた豆はスタッフら、みんなで美味しくいただきました。

 

温泉、夕食と続いた後は、19時からは理科の先生の授業説明。

台湾で行われている小学生の理科の授業について、スライドショーにて紹介、後に実験を体験しました。

町から先生など大人が参加され、活動のアイデアを探したり、その後の質疑応答などに花を咲かせていました。

  

 

今日は昨日より体を使ったため、皆さん結構疲れている様子。

今日はしっかりおやすみなさい!

 

たつみ


雪の迷路づくりツアー from 台湾~ 2日目~

2017年02月02日 21時22分34秒 | 国際系プログラム

迷路づくりツアー2日目をむかえた今日は、須田さんによる雪上活動のセミナーで雪との触れ合いについて学びました。

まずは、朝のお仕事からスタート。

 

初めての除雪ながらも、みんなできれいに歩く道を作ってくれました。

午前中は須田さんによる雪上ゲームの身体発達効果に関するセミナー。

   

まずは、他己紹介やトランプを使ったアイスブレイクを行い、
一人ひとり、「雪」に対するイメージを出してもらいました。

「白い」「冷たい」「対称的」「滑る」「形がない」などなど、たくさんのキーワードがでたところで、
須田さんに雪上での活動が心体に及ぼす効果についてお話いただきました。

理論を学んだあとは、外へ出て実際にみんなで雪上ゲームを体験。

昔のアイヌの子ども達が遊びながら漁猟の技術を得たという「魚つき遊び」では鮭の模型をめがけて棒をなげる!

  

大小2つの缶を使ったアイスクリームづくりでは、スコップを使ってリレーやホッケーで息が上がるほど缶を転がしました。

   

さて、気になる手作りアイスクリームのお味は…?

  

お昼ご飯をはさんで、午後は「マンモスとの死闘」というアクティビティで、弓に挑戦。
獲物であるマンモスに見立てた雪像めがけ、コツを教わりながら弓矢を放つ!

  

最初は矢を飛ばすのが難しいようでしたが

回を重ねるごとに飛距離・命中率共にアップ。

ついに、マンモスを仕留めました。今晩のおかずはマンモス肉でしょうか。

 

 須田さんにいろいろな雪上ゲームを教えてもらったあとは、みんなでゲームを考える、アクティビティデザインの時間。
台湾の2チーム、そしてりーはんとくまちゃんのぶな森チーム、それぞれ道具を駆使しながらゲームを考えます。
最中も、絶えず笑い声が聞こえます。

 

1時間程経ち、全てのチームが準備完了。全員で、それぞれのチームが考えたゲームを試します。
須田さんも感心されるような発想で、おもしろいゲームができました。

   

夕方には、黒松内町長へ表敬訪問にうかがいました。

代表の方が台湾のお土産をお届けし、町長から言葉をいただいた後、質疑応答の時間も設けてくださいました。

  

いよいよ明日からは迷路づくり開始!ということで、

これまでの迷路づくりや、完成した迷路を使った活動の様子を写真でお見せし、イメージを膨らませてもらいました。

どんどんでてくるアイディアで、この様な図面案ができました。(5日のお披露目イベントまでのお楽しみということで、写真はボカしてあります)

 

2日間で、一体どんな迷路ができあがるか、乞うご期待です!

 

<今日の一枚>
みなさん日本語の習得にも積極的です。
キッチンまりこのホワイトボードには、とてもおいしい、最高においしい、すごくおいしい…
”おいしい”の日本語でのいろいろな伝え方が書き足されていました。

(ちこ)

 


熱烈歓迎!ようこそ黒松内へ~雪の迷路づくりツアー from 台湾 1日目

2017年02月01日 20時00分00秒 | 国際系プログラム

ついに始まりました、迷路づくりツアーfrom台湾!
毎年冬のぶな森恒例行事となっている、グラウンドでの雪の迷路づくり。
今年はなんと、台湾から10名ものボランティアの方が「雪の迷路づくりツアー」ということで、
迷路づくりを手伝いに来てくれました。

黒松内駅に到着し、まずは駅近くのお店でお買い物。
大勢で押しかけたにも関わらず快く対応してくださり、ありがとうございました! 


台湾からの10名と、北海道大学の名誉教授、須田さんご夫妻、そしてぶな森のスタッフ、
久々にキッチンまりこの夕食を大勢で囲みました。 

一人ひとり自己紹介。
私達が呼びやすい名前を教えてくれました。

 

自己紹介を兼ねて、冬・雪で楽しみにしていることを聞いたところ、
初めての雪に興奮、雪遊びを楽しみにしている方が多いようでした。
日本には全員来たことがあるそうですが、北海道は初めてという方が多い今回のグループ。
ぜひ北海道の冬でたくさんの初めてを体験していただきたいですね。

  

明日からの活動に備え、スキーウェア、手袋、靴を準備。

 

何やら須田さんも何か準備をしてくれています。これは、的・・・?

今日から一週間、2月7日までの滞在中、
自然学校スタッフのりーはんによるプロデュースで、
台湾からのみなさんとの交流イベントも企画しています。
お申込みは各イベント前日までお受けできますので、ぜひこの機会に台湾交流をいかがでしょうか。

明日は須田さんによる雪上遊びのセミナーで、
雪遊びがもたらす心体への効果の話しなどを伺いながら実際に雪で遊びます。
平地では年間の最低気温が9~10度(もちろんプラスです!)だという台湾からきた方々との
雪遊び、一体どうなるか楽しみです。

(ちこ)