自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

8月31日  講義風景 

2008年08月31日 20時29分20秒 | セミナー・研修

将来実施される小学校での自然体験
活動を指導する人材を育成する講座が、
体育館で開かれています。

 実際に自然体験活動をしている参加者
が集まり、学校教育と自分達の活動と
の織り交ぜ方を学んでいます。     

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 1泊2日で学校教育との協働を学びました。
年齢層も幅広く、20代から60代まで、
みんなそれぞれの思いをもって参加されていました。

 立場は色々ことなりましたが、そんな色々な
方が子ども達に関わってくれるというのは
とても心強くもあります。

                       (おーさか) 

周辺整備ボランティア

2008年08月29日 20時23分21秒 | 日常生活

夏になるまでは、畑も花壇も手入れをしているのですが、毎年のこと・・夏の長期村が始まると、さっぱり手入れができなくなります。畑も花壇も見事に草だらけ。
今日は、タマネギ畑の掘り出し作業を敢行しました。大豆もちょっとはどこにあるか分かるようにしましたが、さっぱり実が入っておりません。

花壇には花はなくなり、雑草だらけの夏から脱却したい!! 美しいゲストハウス、畑を雪がない時期は維持していたい。

このためには、仕組みを新しくしなければならないな。長期期間中には、畑や花壇など施設周辺整備をして頂けるボランティアさんを来年は募集したいな。 (たかぎぃ)

 

きれい!

2008年08月29日 14時30分48秒 | 日常生活

明日から行なわれる自然体験活動指導者養成講座の
会場となる体育館を大掃除しました!
掃除といっても、床掃除だけでなく、
上の窓の下にたまっていたホコリ落としから始め、
MMUと汗だくになって床のぞうきんがけも行いました。
その結果、ピッカピカの体育館に大変身!美しい!

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

9、10月はたくさんの団体が自然学校にやってきます。
前々から話題にはあがっていましたが、
体育館を使用せざるをえないという状況で始まった体育館掃除。

何年ぶりにホコリをはらったのでしょうか?
ホコリを落としてみるとすごい量が集まりました・・・

汚かったんですね・・・
掃除は床だけではだめなんですね・・・
キレイになった体育館を
たくさんの方々に心地よく使っていただけたらと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

MMUとがんばった体育館掃除!
最後の床のぞうきんがけは「大人チャレンジプログラム」だね!
と言い合いながら、あの広い体育館を2人で
最後まで息を切らせながら、汗をかきながらがんばりました。
疲れたけど、きれいになった体育館を見て、充実感たっぷりでした!

OSKが持ってきてくれたアイスを食べながら、
「汗をかくってステキだね!」と語らう2人でした!

(ジョイ)

              

おまけの写真。 二人が掃除をすると ダクトの上から落ちて来るわ来るわ。たくさんのバトミントンの羽根が現れたのでした。何か得した気分になったのでした。(たかぎぃ)  

ジュリエット

2008年08月28日 21時39分10秒 | 日常生活
同じ話題で恐縮です。
どうしても書き残しておきたかったので。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はじめてのイエティくらぶ。
そのときからジュリエットは自然学校にいました。
以来、3年半。
ずっと共に、居続ける存在でした。

今思えば、ちょっとした不注意。
なぜあのときそうしなかったのか。
どうして・・・

過去を見ても何も変わらないのに。
人の気持ちは、理不尽です。

苦しかったろうなぁ。
せめて、首輪だけでも。
それも、ままなりません。

悲しみが広がっていきます。
重く、恐さを感じます。
けれど
業を背負う覚悟はもてました。


ジュリエットの冥福を祈って。

                     (おーさか)

突然の別れ

2008年08月28日 19時49分27秒 | 日常生活


 今朝、小屋の中でジュリエットは息絶えていました。
 突然の出来事に、混迷が漂います。
 なぜ・・・・・。
 状況をよく見ると、どうやら窒息死のようでした。
TKGと二人で顔を被せてあげました。

++++++++++++++++++++++++

原因はワイヤーでした。
天井から吊り下げられたワイヤーが、
ねじれることにより、
短くなってしまった。
ワイヤーは元には戻らないので、
そのまま天井に引っ張られる状態になってしまったのではないかと、
TKGとはなしをしました。

夕方、子供達が帰ってきました。
みんな悲しみを胸に、ジュリエットとそれぞれの会話を交わしたのでしょう。
STRが「昨日なでてやったときは、元気だったのに、あれが最後になるとは・・・。」

一瞬で消えてしまった命。
普段、毎日当たり前のように接し、世話をしていましたが、突然やってきた別れ。
少し考えさせられる一日となりました。

明日の昼頃お別れとなります。

(あにぃ)


風の通り路

2008年08月27日 15時19分33秒 | 日常生活
8月27日  テントが・・・
 
  壁にピッタリくっついていたはずの
 テントがいつのまにやら移動していま
 す。これはもしや夏につきものの・・・

  なんて、怪談チックに言いましたが、
 たぶん風で動いたみたいです。30cmほ
 ど移動しちゃってます。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 テント君もかなり踏ん張っていたようで、
その爪あとが、くっきりと残っています。



 よくみると、あちらこちらに、この馬の
ひづめのような跡が・・・

 自然学校のある作開(さっかい)地区は、
黒松内町でもかなり風が強くなる地域です。
 それもそのはず、長万部から寿都まで、
ほぼストレートに風が吹き抜ける道路が
あり、作開地区はその出口付近に位置して
います。
 
 秋にはその区間を歩きぬく40kmウォーク
を予定しています。
 毎年、人の数だけドラマが生まれます。
 それも、とても楽しみです。

 もっともその前に、テントが飛ばないよう
心配しなくては・・・です。
                    (おーさか)

あれ~??

2008年08月26日 19時05分03秒 | 日常生活
おいしそうなスイカと一緒に
満面の笑みで写った写真・・・

パカっと割ってみると、 し、白い。 
超薄味でしたが、のどを潤してくれました。
収穫祭までに真っ赤になってますように!

* * * * * * * * * * *

スイカをおいしく作る方法
物議をかもしているようですが、

私は、にわかに確信しています。
9月イエティくらぶ収穫祭には
真っ赤になっていると!

この確信は2年間の経験からです。
収穫祭では小さくても赤くて美味しいスイカを食べてきました!

畑にはまだゴロゴロと実っています。
小さくてもいいの。
真っ赤においしくな~れ!!


* * 今日の自然学校の会話 * *

MRKsan「どこから皮なんだろうね~」

HRK 恐る恐る一口食べる

HRK 「もう皮だ!」

・・・(まむ)



活きること

2008年08月24日 14時28分40秒 | 日常生活


 コケッツの移動用柵、
以前完成させたのですが、
底をすり抜けて行った為、
補強を行ないました。
 そしてようやく完成!
さあ、その成果はいかに・・・?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日は生憎に強風の為か、コケッツ達はすぐ小屋に戻ってしまいました。

畑のハウスが一部破けてしまい、1人でせっせと修理しました。

ピーマンが大きくなっていたので収穫する。



やっぱ大きいと思います。

今日は1人。

電話がかかって来る。
三和小の先生でした。
三和小は以前7月に、3泊4日の宿泊実習に来られました。
1~6年生までの合計12名。

会話は、・・・秋にハイキングがあるから、あにぃを呼ばないと・・・、冗談交じりに私の名前が出たそうです。
嬉しいですね・・・大変光栄です。

私は三和小の黒松内岳登山に同行しました。
山に人を連れて行くのは初めての経験でした。
不安はありませんでした。
今思えば、
山の楽しさを子供達に伝えることができるチャンスがやってきた。と潜在的に思っていたのかもしれません。
みんなで楽しく、遊びながら登りました。
2時間ちょっとで全員無事に登頂。
1年生も笑顔でした。
危険は下山。
足の負担が蓄積されています。
1年生の女の子は滑り転げながら下山。
少しでも楽しめるよう声掛けをした。
ゴールした瞬間、

「もう一回登りたい」

4時間弱にも及ぶ登り降りの末、
小学校1年生の女の子は、
最後にそう言ってくれました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私はあと2ヶ月ちょっとでここを去ります。

ここに来る前の想いと現在の想いとでは変化があります。

私の原点、そしてこれからのイメージ、それらを繋げるモノ。

私は山が好きです。
高いところから見下ろす風景。
だからといって耐えて登るのは好きでない。楽しみたい。
初めての山は山頂の景色を、
一度行った山は、ルートを、
何度も行った山は遊びながら。
一眼レフ、マニュアルカメラを持って

(オートフォーカスは自分が撮っているのではなく、カメラが勝手に撮っている、
という私の考えがあるのであまり好きでない。車も然りである。)

風景や移り変り、自然の表情、を撮り、
額に収めて物作りに奔る。

私は物作りが好きです。
同じ作るなら一味加えたい。
ゆっくり時間をかけたい。
妥協したくない。
本当に欲しい物は、自分で作りたい。

私は食べることが好きです。
人が食べないもの(だからこそ)は食べてみたい。
いろいろなものを食べ比べて味覚を広げたい。
食べなれているものを吟味して味覚を研ぎ澄ましたい。
どうせなら、食材の生成、そして食材から料理へと(でもこのことに関しての知識が無さ過ぎる・・・乏しい。)。

私は知らないところに行くのが好きです。
歩き、自転車、バイク、車。
知らないところに自由にいける。
見たことのない風景に出会いたい。
芸術的な風景。
でもここ数年、人も撮りたい。
活きている人。

私は自分の生き様を後世に伝えたい。
伝えてくれる人。
今は存在しない。

二十歳前後のとき、自給自足を考えた。
最近それが頭をよぎる。

活きるには、
生きるには、
現実がある。

何の為にいき、何のために死んでいくのか。

・・・いけませんね、考えが、終極してしまいます。

まずはここで、しておかなければならない事。
丁度OBRさんが来られたので、一つチャレンジ課題を申し込む。

そして活きる事へ。


(あにぃ)



現在工事中

2008年08月23日 18時56分22秒 | 日常生活


 秋の環境整備プロジェクト(?)のひと
つ、ビオトープの現在です。池から水が
抜けて、シートが丸見えの状態です。

 冬までの復旧を目指します。

 当面の課題は、手前に見える生き物
達の避難です。

                 (おーさか)



お外でお昼

2008年08月22日 17時56分38秒 | 来訪者
ニセコ生活の家の方たちが
ぶな森に寄ってくれました。

動物達と仲良くなった後に
気持ちのよい木陰でシートを広げてお弁当。
みんなわきあいあいでした。

* * * * * * * * * * * * *

ご飯を食べた後は
みんなで学校をぐるっと回りました。

草の上で転げまわったり、
ゆっくりと歩いたり

ぶなの森自然学校は
やっぱり人がいて 活きてくる。
そして その人たちがそれぞれのペースの中で過ごせる
そんな空間なんだと つくづく思いました。



ビーツ召し上がれ!!
こんな素敵な笑顔で獲ってもらって
食べてもらえる 嬉しい!

まむ

植物

2008年08月21日 14時19分19秒 | 日常生活


長期キャンプ前に植えた種、キャベツ、ブ
ロッコリー、カリフラワー。

長期キャンプ中に見てあげられなかった
ので、見事にすごいことになっていまし
た。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私は本州の人間ですが、
ここ北海道はなぜこんなにも、
植物が育つのだろうかと思います。

本州に比べて太陽が弱いので、少しでも太陽の吸収を多く取るために大きく育つのでしょうか。

大地の栄養分が豊富なのでしょうか。

畑に興味を持ち始めてから、ここでできる野菜の大きさといい、成長力といい、本州に比べれば、大きすぎます。

ここではこれが普通なようですけど。

なぜ本州に比べて、こうも植物は大きくなるのか、知っているかた、少し教えていただけないでしょうか。

(あにぃ)

課題山積

2008年08月20日 22時59分12秒 | 日常生活

地域の氏神様、熊野神社のお祭りが終わり、秋に入ったと感じる晩です。雨が降ったりやんだりなので、天気が回復すると、一気に涼しくなるでしょうね。 夏の半袖服をいつまで着ていられるか・・。

神社のかたづけをして、全員が揃ったのは午後3時過ぎ。久しぶりの内輪だけのスタッフ会議をしました。 週末の行事は10月末まで次から次へと続きます。

大きな受け入れ事業、自主事業がいつくもあります。
  日本アウトドアネットワークのミーティング、
  北ネットの全道交流会、
  あそベンチャースクールと合同のイエティくらぶ9月例会、
  登別校と合同の「太平洋から日本海への40Kmウォーク」、

講習会もめじろ押しです。
  文部科学省委託事業の「小学校自然体験活動指導者講習会」
  食や染物をテーマにした田舎の自然学校指導者養成講習
  河川財団の補助による 川の安全講習

それに加えて・・・やらなきゃあならない作業もたくさん
  石窯の完成と小屋がけ
  源ジィの小屋づくり
  ジャブジャブ池の再生
  ゲストハウス周りの整備
  体育館宿泊がいろいろとありそうなので、体育館の大掃除・・・

その他抱える 仕事もいろいろあります。
そうとう計画的にやらんと・・・、すぐに 11月・・雪が来る・・・


どうしよ・・・

2008年08月20日 20時31分46秒 | 日常生活
久々に畑に行くと
予想はしてましたが、すごいことになっていました。 

長期キャンプ中は50以上の胃袋を抱えていたので 
問題なしでしたが 困った。 

誰かいりませんか?

* * * * * * * * * * *

今年は いい畑ができたなぁ~~と
ほれぼれしてしまうような 畑ができていました。

朝の気持ちのよい時間帯に
たかぎぃが一生懸命に草をとってくれ
あにぃも一緒に種を植え、お世話をしてくれました

が、やはり こうなってしまうのです。
もう、ジャングルです。
今朝、一人畑の前に立ち あ然

みんなが通りやすいようにと作った畑の中の通路も
もはや通路ではない
(巨大ズッキーニに阻まれています)

長期キャンプで今年は朝プログラムを実施しました。
みんなが朝、外にでて動物や畑のお世話をするのです。
みんなと毎朝ワイワイと野菜の収穫をしていたときは
あまり気にならなかったのですが・・・

家も道具も使っているうちは古くならないといいますが
いろんな人が野菜をもぎにくる畑は
活き活きとしジャングルにはならないのですね。

次のイエティくらぶは 
「やんちゃっこ農園 収穫祭!!」
。。。どうにか せねば。。

* * * * * * * * * * * * * * *

やんちゃっこ農園以外にも
どうしよ・・・第二弾がありました。

いや、「どうしよ」じゃぁ可哀そうか
「おめでとう!」かな



正式に ぶな森の子になりましたぁぁぁ!!
(早速、たかぎぃ&あにぃで
げんじぃが冬を越すための小屋をどうするか会議がもたれていました。)

まむ