自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

あそベンチャースクール

2007年12月28日 14時29分43秒 | 来訪者

12月22-24日は、札幌の子どもの自然体験活動団体・あそベンチャースクールの皆さんが、夏に続いて自然学校に2泊3日の宿泊体験活動に来ました。 自炊、そしてプログラムもあそベンチャーのスタッフが主導するので、私達はちょっとしたご案内と施設の管理となります。 今回は 雪遊びフィールドや寿都の商店をご案内。 子ども達は雪遊やクリスマスパーティを楽しんでいました。

このような施設の貸し出し・借りきりができます。 独自の活動が展開できますし、私達がプログラムのお手伝いや給食、部分的なご案内もしますので、ぜひご相談ください。

ヤギや羊の餌

2007年12月28日 14時24分57秒 | 日常生活

冬になり、ドン&ガラのトカラヤギとジュリエット(羊)は、小屋の中にいることがほとんどとなりました。晴れた日に日光浴に外につなぎますが、それ以外は小屋の中・・・。 餌は、近所の酪農家・田村さんから頂く干し草です。

ビニールに包まれて適度に醗酵し、甘い香りがします。食べられそうなのですが、やはり人間には消化できません・・・。

クリスマス

2007年12月28日 14時21分17秒 | 地域行事

クリスマスシーズンです。いろいろな場所でのクリスマス会からお声がかかります。
白井川の子ども会、町内の図書館・マナベール、養護施設つくし園、自然学校の大人のクリスマス会・・・ 山村留学の子ども達は、自然学校のお食事会をあわせて3回はクリスマス会はあったかな。  全部参加者は MMU? つくし園は BNBだったなあ。  (写真は マナベール)

12月「森のようちえん」

2007年12月22日 15時46分20秒 | 子ども向け主催事業

 12月の森のようちえんのテーマは「そりすべりようちえん」
いつものように、みんなで集まりテーマソングの「手のひらを太陽に」
を元気よく歌います。

  


そして、今回の絵本の読み聞かせは「ゆきのひは、あつい あつい」
リスが暮らす森に雪が降りました。
子リス達は早速、外に遊びに行きましたが、お父さんリスはストーブの
そばから離れません。やっと外に出てきて、子リス達と遊んでいるうちに
暑くなってしまい、マフラーも帽子も最後はコートまで脱いでしまうというお話。

そんなお父さんリスのように全開で遊ぼうと外に行く準備を始めます。



まむと一緒にくつしたや帽子、雪が入ってこない靴の履き方などなど
準備していきました。

今回の目的地は自然学校から車で10分ほど行った場所にある
酪農家さんの牧草地。キチンと許可をもらっていざ、雪山へ!

  

高いところから下までは、30mぐらいあるでしょうか。
普段ではちょっと遊べないような見事な雪山です。

最初は怖々としていたみんなでしたが、何度か滑るうちに慣れてきた様子。
レースをしたり、親子で乗ったり、もっと高いところから滑ったり。
お父さんリスのように「暑い、暑い」言いながら時間が経つのも忘れて遊びました。
暑くて、のどが渇いてきた頃にちょうど時間切れ。
「おいしいお昼ご飯が待ってるぞ~!」と自然学校へ戻りました。


今日のお昼はまり子さん特製のシチュー


ムシャムシャ、ペロリとみんな、たくさん食べました!
お昼ごはんが終わった後は、自由時間。



体育館でボール遊びや跳び箱をしたり。ピアノを弾いてる子もいました。

その後は帰りの会をして、次のようちえんのお知らせをして解散です。
次のようちえんは冬真っ盛りの1月!たくさん雪が積もったグラウンドで
大きなかまくらを作りたいと思っています。

たくさんの方々のご参加をお待ちしています!

餅つき交流会

2007年12月08日 22時18分15秒 | 地域行事

今日は、山村留学生が通う白井川小学校の餅つき交流会でした。
地域のお年寄りをお迎えして、皆でお持ちをつき、子ども達とPTAがお団子やお雑煮をご馳走しました。

イチゴ大福は、まだしも・・・スパゲッティ餅はミートソースが入った餃子風でした。なかなかのお味・・・。 みなさんで体育館でゲームもして楽しい半日を過ごしました。

手仕事体験4日目

2007年12月03日 16時41分56秒 | セミナー・研修
手仕事体験4日目は・・・「暮らしの中に作品を使う」テーマにして、部屋の飾り付けをし、食事作りを参加者の皆さんとしました。

 

自分達が作った物に囲まれて、一緒に作った食事を食べる・・・当たり前のようでなかなかできないことです。4日間 木にさわり、木を感じ続けました。田舎に住んでいて、緑に囲まれていますが、それが当たり前になってしまっている自分も感じました。

昔の人は、自分で木を切り、加工していました。それは片手間でできることではなくて、生活の中に織り込まれていた仕事だったのだと、身体をもって感じた4日間でした。

 

自分の暮らし方を考え直したいと 主催者側にいるのに・・感じてしまった。

手仕事体験三日目

2007年12月03日 12時04分00秒 | セミナー・研修
今日は制作の一日でした。体育館一杯に素材を広げました。コクワやブドウ、ツルウメモドキ、白樺の小枝が中心素材です。テーマは、「かごを編む」。先生よりサンプルのデザイン画が示されましたが、太い材料に大きな体育館、それに男性陣が多い参加者なので・・大きな制作物にとりかかる人がたくさん出てしまいました。

 

コクワは、弾力がありますが、これまた筋力がいる大仕事でした。元アメフト選手のジャイアンはあちらこちらからひっぱりダコでありました。

  

野菜が乗る籠もできましたが、人間が座るような家具風の籠椅子もできあがりました。 制作時間朝9時半から夕方5時まで・・・ 樹木のすごさに気づかされました。

ねおすの学生さん達は夕方に来札。
私達は、温泉で身を休め・・夕食・懇親会3晩目。働いて、風呂は入って、ご飯をおいしく食べて・・・ 心地よい疲れでありました。 夜は、谷川先生の さすがという手さばきをご披露いただきました。

                   


手仕事体験二日目

2007年12月01日 18時12分05秒 | セミナー・研修
雪がつらつく寒い日でしたが、今日は一日かけてツタを森へでかけてとってきました。
お寺の裏山は地域の総代さんに了解を頂き、また森林整備のボランティアとしてツル切り・除去をしました。

   

午前中2時間、午後3時間以上・・・樹木に絡みつく太くて大きなツタ性植物をとるのは結構な労力がいり、いい運動となりました。 そして、大人の遊びとしてけっこう楽しいものでした。 体力仕事なので、同行した子ども達はあきてしまったようですが・・・。



かえりがけには、精二郎ブナをみんなで見て・拝んで?参りました。 寒い中で体を使うのは、けっこう疲れます。でも、みなさん心地よい疲れでしょう。 寿都温泉で体を休めて、今夜も懇親夕食です。

ゆっくりと過ごせる三泊四日は、けっこうぜいたくな遊びだなあ・・と感じます。

手仕事体験 一日目

2007年12月01日 18時00分47秒 | セミナー・研修
「自然と暮らす知恵と技を学ぼう」田舎の自然学校スタッフ養成と銘うった連続講座の第5回目は、「自然の素材で編む」 日本女子大桜楓家庭工芸研究所の谷川栄子さんをゲスト講師に、3泊4日という時間をつかって ゆっくりと時間を過ごしています。

  
まずは、参加者の自己紹介タイム。 大きく紙に感じで名前を書いて自分の名前と最近嬉しかったこと、3行自己紹介・・・その後には、「僕らの仲間」というグループ分けゲーム。くるみ、くり、いちじく、なし、いちょう、あけび、すいか、かぼちゃなど書かれたカードをひとり一枚もって(自分は見ない)で、同じ仲間と思われるもの同士が一緒に集まる・・・などをして アイスブレイキング。

そして、谷川先生による カゴ編みに使う自然素材についての講義を受けました。
縄文・・それ以上前のこともあるのでしょうか・・先人達の知恵の積み重ねによって植物を使って繊維をとったり、編み物素材としたり・・生活の中で道具や衣服として利用された来た自然素材がたくさんあることを知りました。

  

そして、夕食・・懇親会
寿都湾のアンコウのからあげ、紅茶豚、ふろふき大根、あん肝酢、野菜サラダ、ビーツと野菜のスープ、大きなタコ刺身。

お酒をのんでいろいろ語り、議論?もあれば、まむ講師によるスゲ科の植物を使った編み物講習も早速始まりました。