自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

2日目木工クラフト~はたらく馬と森キャンプ~イエティくらぶ10月度

2022年10月10日 16時52分43秒 | 子ども向け主催事業

1泊2日の”はたらく馬と森キャンプ”あらため”はたらく馬と昆虫と森と焚き火x2キャンプ”が、終了しました。

2日目は予報通り朝方から雨。
風も段々強くなり、風にゆれる木々をみながら、室内での活動となりましたが、
昨日花雪に運んでもらった材料をつかってのものづくり、体育館でのバドミントンなど、元気に過ごしていました。

それでは2日目の様子をどうぞ👇

 

昨晩から風が強く吹き始め、
風の音に何度か目を覚ました人もいたようです。
起きて良い時間になるとスッと起きてきて、朝から早速昨日の夜からはじまった
ものづくりに勤しむ人達や、起きる時間までたっぷりと寝る人も。

朝おきてふとんをたたむなどしたら、
朝ご飯&昼ごはんを今日はみんなも一緒に作ります。

朝のヨーグルトづくりやうどんをゆでたり、、お昼用のマイおにぎりをにぎにぎ。

朝からつるっといただきます!お好みで納豆も。

朝食後の腹ごなしに、音楽の演奏やバドミントン。

みんなの準備が整ったところで、木工クラフトの時間。

昨日花雪が馬搬で森の中から運んでくれた、白樺の木をつかって、
ストラップやこもの、ある材料で思い思いにものづくり。

基本の動きは、生木をナイフで削ること。
最初にみんなでナイフの使い方を確認したら、あとはそれぞれ
長さを短くするのにノコギリをつかったり、ナタで割ったり、やすりをつかったり。

 

早くつくりおわった人はバドミントンをはじめたり、
もう少し作りたい人は、余った材料なども使ってもう何品かつくったり。

こちらで準備をしていたストラップの他にも、
木刀や船、コースターなどいろいろなものが完成。

みんなどんどん道具の使い方にも慣れ、
予想以上に集中して取り組んでいました。

 

片付けまできっちり。

自分達の部屋のはき掃除&ふき掃除も、ありがとう!

最後のごはんは、
朝みんなでにぎったおにぎりと、みそ鶏汁に、お好みでバナナとチーズ。

おわりの会で、2日間の楽しかったことや、
出会った人・動物たちの名前をみんなで思い出して、
ビックさん達からの、みんなに注意してほしいことや、オシアンクルという場所で大事にしていること、などなど
確認しあったり。

解散まで、体育館でバドミントンをして、勝負がついたら、さようなら!

私達も昨年出会い、すっかりファンになった鈴木家のビックさん&たまきさん、そして花雪。
今年は、みなさんが普段暮らしている豊浦町まで、みんなで一緒に行くことが出来、そして新しく加わった愛星や元気な犬たち、そしてオシアンクルという場所に
日帰りながら触れさせてもらい、ますます虜になりました。

一般的なやり方、主流のやり方、とは違った方法で畑を耕し、馬と暮らしている方々に今回であったことが、
心の片隅にでも残ってくれると良いな、と思います。

3連休中の貴重な2日間で参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

さて、次回は11月の焚き火キャンプです。
どんどん寒くなるようですが、焚き火でポカポカあたたまりますよ!

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ビックさん&たまきさん達の活動や場所については、ホームページに詳しくあります👉https://horsemadelandscape.com/

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【文章追加版】1日目はたらく馬と森キャンプ~イエティくらぶ10月度

2022年10月09日 20時20分52秒 | 子ども向け主催事業

【文章が途中ですが、まずは写真のみ最後までアップします。
文章を付け加えた最終版は明日お届けさせていただきます🙇】

 

10月の3連休をつかってのイエティくらぶ10月度第二弾は、
豊浦町で馬と暮らす、Horsemade Landscapeの鈴木ビックさん&たまきさん、そして馬たちを訪ねて「はたらく馬と森キャンプ」。
当初9月に予定されていましたが、延期しての実施となりました。

はたらく馬と人の手により整備されている森の中での野外泊の予定は、
2日目の雨予報により変更。
馬との活動は日帰りとなりましたが、1日目はお天気にも恵まれ、
日が暮れる直前までたっぷりと活動してきました。


それでは、今日1日の様子をお届けします👇

 

まずはそれぞれの場所から黒松内ぶなの森自然学校に集合!


今日のメンバーやスケジュールを確認。
他の場所で馬を見たことがある人は結構いる様子。
さて、今日このあと行く場所は、どんなところでしょうか?


準備を整えたら早速豊浦町へ出発!
1時間弱のドライブです。途中、見えてきた太平洋や羊蹄山に、「おぉーっ!」。

山道を少し行き、見えてきた広がる草原には…馬が2頭!

着きました。草をムシャムシャ食べています。
車からおりて、、一歩進むごとに見つかる大小のバッタやコオロギに血が騒ぐ!
早速いろいろ捕まえています。

 

少し落ち着いて…まずはお外でお昼ご飯。
バックには馬が。なかなか無い光景。

 

犬の”そら”と”くも”もお出迎えしてくれました。

ご飯を食べて、少し虫をおいかけまわしたら、

いよいよ馬たちと過ごす時間。
馬の”花雪”が、このあとの作業の準備に馬小屋のほうに戻ってきました。
後を着いていきながら、花雪の歩幅にびっくりするみんな。

まずは
ビックさん、たまきさんから、昨年高知県から花雪と一緒に引っ越してきたこと、
花雪は9歳、人間でいうと40歳ぐらい、もう1頭の愛星(あいせい)はまだ仔馬で、1歳半ぐらいということ、
馬の体のことについてや、馬のまわりで注意すること、など教えてもらいました。
 


私達も、挨拶がわりにブラッシングさせてもらいます。
このかたいブラシが馬には良いそうです。今日一日、よろしくお願いします!の気持をこめて。

    

馬の腸はとても長いこともあり、よくきいてみるとお腹でグルグルしてる音が聞こえるときき、早速試すみんな。

 

実は馬は中指で立っていた…!その跡をみせてもらったり、

蹄の裏をのぞいてみたり。間近で観察し、気になったことはすぐに教えてもらえる…!

  

このあとの作業のため、花雪につける馬具をひとつひとつ紹介してくれました。
これは、馬の口にくわえさせて、こちらのお願いを馬に伝える道具だそう。

花雪の準備がととのったら、畑へ移動!

犬のそらとくもも走ってやってきました。

畑でつかう”プラウ”という道具。

今日は、畑の土を馬で耕す、”馬耕(ばこう)”を体験させてもらうことに。
まずはお手本を見せてくれました。
こうして雪が降る前に耕し、草が雪の下で分解しやすくするそうです。

順番に一周ずつまわらせてもらいました。
なかなか大変そう!ですが、みんなからは”ぼく(わたし)何もやってないよ!!”と。
私もやってみてなるほど。大変なひっぱる力業は花雪がしてくれるので、
人間はどんどん進む花雪に必死についていくのみ。でもまっすぐ進むには、微妙な力加減など、コツが必要そうです。
ビックさんからも”上手だね!”の声をいただきました。
   

順番をまっているあいだは、もう一頭の馬、愛星(あいせい)に触らせてもらったり、虫をつかまえたり。

耕したふかふかの土で、愛星がゴロンと寝転がるのを見て、
”どれだけふかふかか試してみたい!”とまねしてみる人達も。

 

 

馬耕で馬と息を合わせての作業を体験したあとは、
体で花雪の力強さを感じる馬ぞり体験!
体感スピードはとっても速い。
走る花雪のたてがみが揺れる様子がとてもきれいでした。

 

ありがとう!と草をささげる人達。

 

またまた、待っている間はバッタが大漁だったり、愛星とふれあって、気持ち良い~としたり。

  

終了後、花雪が装着していた道具を運ぶのを手伝いながら、
”重っっ!”とあらためてこれをつけて、みんなを走ってひっぱった花雪の力強さを感じます。

花雪たちにはすこしおやすみしてもらい、
私達はみんなで整備している森の中に。
まずは探検!

川を発見。近くには馬の足跡らしきものもあったので聞いてみると、
花雪たちがここで水をのんだり水浴びをしたりするそう。

カエルも発見。

 

別の道をいくと、建設中の小屋と焚き火スペースを発見!
”これは何ですか??” ”えっ人の手で作ってるの!”とびっくり。

”地面に落ちている枝や刈った笹などを燃やすとこの場所の整備にもなるんだよ”
と聞いて、みんなも焚き火させてもらうことに。

 

どんどん木や笹を集めます。

  

ソラと触れあったり、花雪と愛星に笹をあげたり。

 

愛星が、”遊ぼうよ~”とビックさんの帽子をハムハムしにくる場面も。
焚き火したり、枯れ葉をあつめたり…思い思いに過ごすなかに、馬も自然といる、そんな風景。

 

枯れ葉ベッドが大人気。

 

何かを刺すようの串職人もあらわれましたよ。
コオロギやバッタを串刺しにして、焚き火で焼いたものを食す人達も。

最後に、ビックさんとたまきさんに、花雪たちのことを質問させてもらったり、
”オシアンクル”というこの場所の名前を教えてもらったり、
なんでトラクターではなく馬と畑をたがやすのか…いろいろお話してもらいました。

  

最後に、明日のクラフトで使わせてもらう木材として、
白樺を花雪に馬搬(ばはん)で運んでもらうのを見ながら一緒に森を出ました。
普段馬搬でもっと太い丸太を運んでいるという花雪。この丸太数本なら楽々!と、軽やかに進んでいく花雪を追いかけるみんな。

 

1日ありがとう、のブラッシングもさせてもらい。

花雪と愛星の小屋にもきになる道具がたくさん。

別れを惜しみつつ、暗くなるころにオシアンクルを出発。
みなさん、ありがとうございました!!

ぶな森についたら、キッチンまりこのまりこさんご飯がお待ちかね。
お腹ぺこぺこ!

今日のメニューは、
ポトフ風スープ、鮭ザンギ、はるさめとくずきりのサラダ、野菜サラダ、れんこんのきんぴら、フクラギのおさしみ。
おかわりも続出しました。

 

ご飯を食べたら、リクエストもあったので、
外であそべる今日のうちに、今日2回目の焚き火タイム。
マシュマロもおいしく焼いて夜のデザート。
夜外にいても、焚き火であたたかかったそう。

  

それからは、寝る準備をして、
みんなの部屋でものづくりなどして過ごしたあと、
それぞれの部屋でおやすみなさい。

夕方になってもここ数日のように冷え込まず、
とっても良いお天気で活動できました。

明日はずっと室内での活動になりそうですが、
すっかり打ち解けたメンバーで、元気に過ごします!

(ちこ こと 大類)

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2日目 朱太川で釣り&カヌーとSUP体験

2022年10月01日 09時17分22秒 | 子ども向け主催事業

2日目が始まりました。
今日は、午前中、それも朝早い時間のほうが風が無くコンディションが良さそうなので、
朝ご飯も持って朝SUPに行くことに!

寝袋を干して、敷布団を戻して、朝の支度をしたら、

まずはおにぎりづくり。

おにぎりが握れたら、バナナとヨーグルトで小腹を満たして、

SUPの準備

ウェットスーツやヘルメットを装着して、装備が整ったら、

SUPをする朱太川の河口付近へ

まずはSUPの空気入れなどの準備。

準備運動や川で過ごすためのポイントやSUPについてわかったら、




早速SUPに乗ってみよう

漕ぐ練習や立ち方など慣れて来たら、朝ごはんのおにぎりを食べてエネルギーチャージ。

元気が回復したら、いろんな道具も載せこんで、SUP連結をして川をいろいろと探検しにいこう

秋ならではの遡上している鮭やモクズガニ、ヌマチチブなどいろんな生き物に出会えました

 














最後のほうはSUPからジャンプしたりとダイナミックな遊びも

昨日は釣りで川の中に入って楽しみましたが、SUPは川の上から川を楽しみ、

いろんな楽しみ方を体験できました。

今日も楽しめた川に感謝の意味を込めてゴミ拾い。




たっぷり川で過ごして、13時すぎに帰ってきたので、着替えて片付けをして、

温かいうどんを食べて温まります。

解散までは、体育館で過ごしたり

裏手のキャンプ場にて、薪割りをして、












まったり過ごしました。

昨日から1人減り、3人で過ごした2日目でしたが、
そう感じさせないような賑やかさで、
少人数ならではのチームプレーも発揮していました。

釣りとSUP、2つの方法で朱太川を感じるキャンプでしたが、
それ以外にも、網での魚とりや、カニとり、流れたり、河原で遊んだり…と
たくさんの川の楽しみ方をみんな自身でも見つけられたのではと思います。

そんな楽しい川も、人間が入って遊べるようなきれいな川がないとそもそも楽しめない…
ということで、これからももっとたくさん川で遊べるようにするにはどうしたら良いのか?
私達も考えたり、試してみたりしながら活動していきたいです。

みんなと今年最後と思われる川の活動を楽しむことができて良かったです、ありがとうございます!
またいつでもぶな森でまってるよ!

 


1日目 朱太川で釣り&カヌーとSUP体験

2022年10月01日 09時16分07秒 | 子ども向け主催事業

自然学校にみんなが集まり、1日目が始まりました。

自己紹介、スケジュール、準備するものを確認したら、

道すがら、鮭が川に上ってきていないかも確認。

本日、釣りプログラムでお世話になる

黒松内町観光協会さんのところへ

挨拶をして、釣りのポイント事前レクチャー(魚がどこにいるのか)を受けて、

お昼ごはんで腹ごしらえ、エネルギーチャージします。

食べ終わったら、森林公園内のブナの実拾いや山葡萄さがしなどの散策をして、

釣りで着るウェダーのサイズ合わせもして、

いざ、釣りポイントの朱太川の上流部へ

川で安全に楽しく過ごすために気をつけることを確認したら、

実際に釣り竿を使い方や餌の付け方を釣りの名人から伝授してもらい、

マンツーマンの釣りプログラム開始。

釣りの待ち時間では、美味しい鮎を炭火で焼くための火を準備。

あたりがあったけど、なかなか引くタイミングにコツがいる。

竿の投げ方にコツがいる。

などやってみてわかることをじっくりできた半日。

見事にヤマメを釣ることができた子も。

鮎も美味しく焼けました。

気温も高かったので、川でもダムづくりや川遊びやホッチャレも発見したりと満喫。

川でたっぷり時間を過ごすことができました。

楽しませてくれた川に感謝の意味を込めて、ゴミ拾いも。

最後にお世話になった釣り名人のお二人にお礼を言って、お別れ。

帰ってきてからは片付けや体育館でゆったりと過ごし、

夜の時間や明日の時間の確認をして、

夜ご飯はキッチンまりこ。

美味しいごはんをもりもり食べて、

ごちそうさましたら、自分の食器は自分で拭いて洗って、拭いて。

みんなでカードゲームや体育館遊びをしたら、

夜はシャワーに入り、

明日のSUPは朝の早い時間からやりたいので、早めに就寝。