自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

第41回作開桜まつり

2014年04月30日 13時07分10秒 | 地域情報
昨夜、作開桜まつりが開かれました!


子ども、大人合わせて40名ちかくのみなさんが集まりました!
ちょうどよく見事に咲いた桜も飾り、ジンギスカンを焼いてにぎやかな一夜となりました。
 

子どものころから住んでいるみなさん、最近来たばかりの人たちが交流しあい、親交を深めました。
同じ作開に住んでいても、普段はなかなかお会いできない方もいるので、みなさんと会えるこういった交流会は貴重なお話も聞けたりして、とても楽しい場です。
これからも作開のみなさん、よろしくお願いします!

(ふみぞう)

-☆-☆ 今日はサクラまつり! ☆-☆-

2014年04月29日 15時51分46秒 | 地域情報
今年もこの季節がやって参りました!
第41回桜まつり、本日開催です!
作開地区のみなさまの懇親を深めていきましょう!!


、、といっても、準備は色々と必要でして、
今朝、学校の裏山で山菜をとってきました。


行者ニンニクが生えているとこを見つけたのですが、
結構急な斜面が行く手を阻みます。。


ホッシーは斜面と木を使って、次々と取っていくのですが、
自分は斜面に張り付くので精一杯でした。。

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学校に帰って行者ニンニクのハカマ取りをしていたのですが、
結構な量があり、今日一日は指先の匂いを楽しみ(我慢…)たいと思います。

、、といっても、
今日、行者ニンニクもたくさん食べるから、
明日は体中からニンニクのにおいがしてるんですけどね 笑



もうあと数時間ではじまります!!
(まっすん)

コミュニティふぁーむワークショップ開催

2014年04月27日 18時03分28秒 | 子ども向け主催事業
今年の1月に行われたワークショップを含め、構想などをいろいろとあたためてきたコミュニティふぁーむプロジェクト。
新年度がスタートし、自然学校での日常業務として農園での作業が定着してきたなか、
26・27日の2日間にわたってワークショップが行われました。

ゲストは三木昇さんと植苗病院での森林療法プログラムでもお世話になっている精神科医の瀧澤紫織さんのお二人です。

まずは発案者である自然学校の校長・たかぎぃと渡辺さんのお二人からのアツいお話。
そして実際の現場を地図上で確認します。


まずは第一農場・自然学校の裏にある精二郎の森へ。
訪れた人が見て嬉しくなるような植物をチェックします。

  

第二農場は隣町にある湯別内の敷地です。
隣に住まれているおばあちゃんにもご挨拶に。
「こんなにたくさん人が来てくれると嬉しいわ」と、”つながり”にも重点をおいたコミュニティふぁーむを始めようとしている私達にとっても嬉しい言葉をかけてくださいました。


そして一番広い第三農場。

素敵な風景が広がります。

コミュニティふぁーむの現場となるそれぞれの場所をあらためて確認しました。

2日目は瀧澤さんによるソーシャルファーム(Social Firm)についての話からスタート。
イタリア発祥の”第3の職場”を提供するこの考え方はコミュニティふぁーむとも通じる点が多く、とても刺激を受けました。

再び第三農場に。
テーブルとイスを並べてお茶を淹れれば、とてもまったりとした空間ができました。



高い場所からも風景をチェック


帰り際に、近所でカタクリがたくさん見れる場所も発見しました。


こうして大きくなっていく”くろまつながり”の輪!


コミュニティふぁーむのもつ可能性にあらためて気づき、
これからの活動がますます楽しみになりました。

このプロジェクトがどうなっていくか、こうご期待!

(ちこ)


今年度第一回 4月度植苗病院森林療法プログラム~私の春見つけた~

2014年04月25日 09時16分19秒 | 出前出張ネイチャーワゴン3G
苫小牧市にある植苗病院精神科の入院・外来患者の方を対象にした森林療法プログラムに一昨年度から定期的に関わっています。

今年度第一回目は4月21日に行われました。

プログラム自体は1時間ですが、早めに来てくださった参加者さんと焚き火をおこしたり
裏の畑でハーブを摘んだりして開始を待ちます。



NPO団体が伐採して作ってくださった広場へ向けて出発。



地面に寝転んだり



空気を思い切り吸い込んだり


散策途中で咲き出した花をみつけたり。

思い思いに春を見つけた後は
東屋でOCHANOVA(おちゃのヴぁ)OPEN。

      

散策路で集めたしばをのこぎりで切って焚き木を作ったり、
はじめてみる楽器で音を奏でてみたり
皆で焚き火を囲みながらハーブティーをいただく。

それぞれが自分の興味が向くことをする、
とても素敵な時間でした。

振り返りの感想でも、
参加者さんからは「自然のパワーをもらった」「リフレッシュできた」
と、楽しんでもらえたようで嬉しいです。

と言いながらも、実は一番リフレッシュさせてもらっているのは私達スタッフだったり。

そんな素敵な時間を過ごしました。

(ちこ)

今日見つけた春♪

2014年04月21日 17時00分43秒 | 自然
黒松内の雪もほとんど解け、あとは山や日陰だったところなどに残るのみです。
自然学校裏手のキャンプサイト(通称ぶなもりリゾート!)にエゾエンゴサクが咲いていました!!
 

いつから咲き始めていたか見逃してしまいました。。。
この花は赤紫、水色、青紫・・・と1つ1つ色が違っていてとてもきれいですね。
エゾエンゴサクを見つけるととても幸せな気持ちになります♪
他にもデイジーやスイセンも咲いていました。


また、山菜も着々と採れるものが推移しています。
ご近所のSGEさんがフキに葉ワサビ、そしてふっとい行者ニンニクを持ってきてくださいました!
  

行者ニンニクは私の人差し指と同じくらいの太さでびっくりでした!

これからもいろんな春の訪れが楽しみです。

(ふみぞう)

ゴールデンウィークのご案内

2014年04月15日 10時21分58秒 | その他いろいろなプログラム


急速にはるめいている黒松内です。自然学校の周りで一番初めに現れた花は、昨年に近所の岡部さんから頂いた福寿草でした。そして、次にクロッカス(園芸種)、野の花としては、エゾエンゴサクを見たとまりこさんが言ってましたが、私はまだ見ておりません。裏の小川の土手のエゾノリュウキンカはつぼみを膨らませています。

さて、ゴールデンウィーク中の自然学校のプログラムについては、セミナーや研修、オープンスクールの形で「のんびりわらわら」な特別宿泊プランをお受けしています。

◆ コミュニティファームの勉強会 4月26日-27日(土日)
  寿都・渡辺ハル農場と協働で開始した「コミュニティふぁーむ」づくりの勉強会をします。
作物や土だけでなく人も有機的につながるオーガニック農場。作物の商品経済価値だけでなく、
畑や林そのものに体験・交流・精神保健・福祉的価値を生み出す農場。「畑や小路を作る林の
フィールドワーク、将来的にめざしたい「社会的農場・ソーシャルファーム」の概念について
を考えます。
 
  ゲスト 三木昇さん(自然伝習所・私達の自然ガイドのお師匠さん)
瀧澤紫織さん(苫小牧植苗病院医師, 森林療法や園芸療法を処方するお医者さん)
  参加費 1泊3食 6500円

◆ 自然体験活動指導者研修会 5月1日ー3日
  黒松内の自然の中で、川、森、野外宿泊キャンプも体験する研修です。自然体活動指導者・
 NEALの資格が取れます。

  講師 上田融 (苫小牧いぶり自然学校代表 ねおす理事)
     高木晴光(黒松内ぶなの森自然学校代表 ねおす理事長)

  参加費 受講料 16,000円 宿泊食費 12,000円 

◆ オープンスクール(ゴールデンウィーク特別企画)
  自然学校のゲストハウス宿泊でのんびり・わらわらと野山を楽しむゆるい日程です。

  5/4 10時発 ニセコ・イワオヌプリの雪の大斜面でのそり遊び
  5/5 10時発 春の歌才ぶな林の散策  午後は 野山にでかけよう
  5/6 10時から・・・ 親子 家族向けオープンスクール

宿泊 1泊2食付 大人 5000円、 小学生 4000円 3歳以上幼児 2000円 

  宿泊される方は4日、5日のプログラム費はかかりませんが、現地までの移動は各自家用車をお願い致します。
 
  6日の参加料は幼稚園生以上はお一人500円です。

  なお、プログラムのみの参加者は、小学生以上500円



ふった旅立ちと新メンバーいらっしゃい!

2014年04月12日 06時23分04秒 | 日常生活
アップが大変遅れてしまい、申し訳ありませんが・・・
昨年度までぶな森のチーフディレクターを務めていたふったが4月9日に旅立ちました!

ふったは4年間、ぶな森のスタッフをしていて、2年目に入るときに東日本大震災が発生し、それまでチーフディレクターだったジョイが、故郷の釜石に急遽、戻ることとなったため、2年目からチーフディレクター」をしていました。

ふったはとってもテンション高くて、私たちを引っ張って行ってくれました。
そして行動力やコミュニケーション力も高くて、いろんな人とのつながりを作っていて、たくさんの人から慕われていました!ふったのおかげで私もたくさんの方々とつながりを作れました。ふったが作ってくれた人とのつながりを大切にして、これからぶな森を盛り上げていければと思います。

これからふったは世界へ旅立ちます!
いろんなところを見てまわって文化、人に触れて感じたことをおみやげに、また遊びに来てくれることを待ってます♪ふった、いってらっしゃい!4年間お疲れ様でした!


そして入れ替わりに新たに男性スタッフが2名やってきました!
昨年度は女子ばかりのぶな森でしたが、若い力のある男性が2人もやってきて、またがらりと雰囲気が変わると思います。
新生ぶな森をこれからもよろしくお願いします!


(ふみぞう)

春は少しづつ

2014年04月11日 16時49分18秒 | 自然

今年の新メンバーのたつみです。皆さんよろしくおねがいします。

さて私は大阪から来たのですが、やはりこちら、肌寒いです。
大阪は桜が満開を過ぎて散り始めた頃だったのですが、こちらはまだまだつぼみですね。
今年は桜を2回、楽しめそうです。

そんなちょっと寒い中、雪の横から顔を出している植物を見つけました。
図鑑を引っ張りだして調べてみたのですが、どうもわからない。
水仙の芽なのかな?



ほっしーは「食べてみたらわかるかもよ」って笑っていました。

北海道の春を少しづつ感じていきたいと思います。


たつみ

春の足音~山で行者ニンニク採り~

2014年04月03日 13時59分33秒 | 日常生活
3月末に行われた5泊6日の春キャンプも無事終了し、26年度開始です!
今年度もよろしくお願い致します。

さて、雪もだいぶとけてきて、春のおとずれを感じる日々が続きますが
今日は地域のしげさんに山へ山菜採りに連れて行ってもらいました。

今回のターゲットは行者ニンニク。餃子じゃないよ、行者だよ。
別名アイヌネギと呼ばれる、ニンニクと名前についていますがネギ科の植物です。
香りはまさにニンニク!生で食せばピリッと辛い。栄養価は満点!

山の方へと歩いていくと、雪解け水が流れていました。


そして辿り着いた場所には、予想以上にたくさんの行者ニンニク達が!


しげさんに習い、足で踏ん張りながら行者ニンニクをいただきます。


さすがしげさん、いとも簡単に採っていますが、
実際は結構傾斜があり、小川のそばなので土がぬかるんでおり足場の悪い状態でした


辺り一面の行者ニンニクを前に、つい夢中になって当たりかまわず採ってしまいそうになりますが
私達だけのものではないし、この1回で終わらせてしまうなんてできない!
この先も美味しくいただけるよう、採るときは根っこを残し、小さいものは採らない、とルールを決めて採ってきました。

持ち帰った行者ニンニクは、瓶に入るだけつめてめんつゆ漬けに。
そして入りきらなかったぶんは卵とじとバター炒めにしていただきます。
ちょうどいただいていたタケノコも一緒に、旬もの満載な食卓になりました。

  

これから雪解けが進むと顔をだす山菜も増えてくるそう。
初めての山菜とりでしたが、次はどんな春の味覚にであえるか楽しみです。

(ちこ)