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<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

不可思議な対応

2013-05-11 | シンキング

私の常用薬の一つで、病院が発行する処方箋は、1mgの5錠となっていた。

しかし、この薬には、5mgの1錠の薬もある。

病院に、5mg1錠への変更をお願いしてもダメだった。

対応した看護婦では埓があかなかった。

一方、病院の薬局は、時間外となったので、家の近くの薬局で購入することにした。

翌日、家の近くの薬剤師が、病院の医師に確認し、5mg、1錠に変更で、入手することができた。

 

今回の対応で、わかったこと。

1.病院と薬局は、本来、分離するはずが、実質分離していなかった。

 5mg1錠に変更できないかを相談したら、その看護婦は、一度は、医師に確認した。理由は、取り扱っていないという。明らかにおかしい。

横浜の担当医師は、対応していたことを伝えると、看護婦は、病院の薬剤師に確認していた。2度目の看護婦の相談相手は、担当した医師ではなかった。

看護婦も、多分、あの医師では無理と判断したものと考える。

 形式上は、病院と薬局は。別の建物で分離しているが、薬局のシャッターに書いてあった電話番号に電話すると、病院につながった。分離されていなかった。

分離されていたのは、建物だけだった。 

2.今回、診察した医師は、横浜の医師からの紹介状で、お願いした病院の医師。

 処方箋に自信がないのか、ジェネリック薬への変更は一切ダメの処方箋だった。

 さもありなんの医師だったことが、分かった。

3.看護婦経由の薬剤師の回答は、「自分の病院の薬局では扱っていない」だった。パソコンに登録すれば良い話。

4.薬局で扱わっていない理由は、多分、薬の管理上の問題だろう。

 1mgの錠剤は、1錠づつ、タブレット包装されている。

 確認するのも、1タブレット10錠で、簡単である。

 5mgの錠剤は、小さいプラスチックの小瓶入り。

 正確に管理するためには、瓶から出して、一つ一つ数えなければならない。

 また、患者に渡すためには、粉薬のように、一袋づつ入れなければならない、面倒な作業が発生する。

 小瓶で包装されていないので、管理するのも、患者に渡すのも、面倒。

5.自己負担3割で、1mgから5mgに変更すると、差額だけで、1回当たり約4円安くなる。

 健康保険負担分を考慮すると、薬代としては、1回当たり約13円安くなった。包装代は、1錠あたり3円(13円÷4錠)かかるとも言える。高い。

 1日3回、30日で計算すると、1ヶ月で、約1,200円違う。

 年間14,400円高くなるところであった。

 自分たちの手間(管理、包装)を削減し、薬代を高くするのは、患者へのコスト転嫁。

 5錠を作るコストと、1錠を作るコストでは、1錠のコストの方が安いに決まっている。

6.この薬以外に、毎朝5錠、昼1錠、夜3錠飲んでいる。

この薬が、1mg5錠の場合、毎朝、10錠飲まないとならない。

5mg1錠なら、毎朝は、6錠で済む。薬を飲み続ける患者には、薬を飲むこともつらいものである。

この病院の医師、薬剤師は、患者のことより、自分達の都合で仕事をしている。

7.一方、病院と処方箋薬局が、分離できているので、薬局さえ変えれば、対応できる。これは、分離した成果で評価できる。

正確には、そこそこ大きい病院で、私を看た医師は、翌日は担当してなかった。だから、変更対応ができたと考えている。

あの医師ならば、絶対ダメと言っていただろうと考える。

当日、一度、ダメと言っている。

私も、翌日になれば、医師も替り、問題なく対応できると踏んでいた。

自宅近くの薬剤師には、宜しくお願いいたしました。

 

今回の薬の計算敷は、次のとおり。

1mg × 5錠  = 5mg × 1錠

小学生レベルの算数である。

しかし、薬に関しては、奥深い計算式だった。

今回の病院の医師、病院と繋がっていた薬剤師の不可思議な対応。

現場では、厚生労働省の思い通りにはなっていない場合も一部あると書いて置く。

 

休題:

病院、薬局をいろいろ変えると、本当の対応はどうなのかが分かる。

5mg、1mgの知識は、今までお世話になった薬剤師の方から、教えて頂いた。

今回の対応も、ちゃんとした薬剤師のお陰である。

 

私も、毎日11錠も飲む生活を改善しないといけないが、医師によると、手術しない限り、一生飲まないといけないようである。