ブランド名は、確立すると付加価値がある。
ほぼ同じデザインのイタリア製のバッグ。
高級ブランドであれば、10万円以上するが、イタリアのノーブランドだと、2~3万円。
この金額の差が、ブランド名の力。
これは、確立されたブランド名の場合に、発揮される。
TVのCMを見ていて感じるのは、ドコモのLTEのブランド名。
こう言って、皆さん、正確に答えられますか。
『Xi』と表記して、『クロッシィ』と読みます。
これを、チャント、読めるようになることすら、難しいこと。
ドコモ、Au、ソフトバンクのLTEは、実質、ほぼ同じ通信方法。
これを、敢えてブランド名にした理由がわからない。
差別化しても、高額の回線使用料を取れる訳でもない。
最近は、Strong。として、宣伝している。
ストロングだけだと、何を言いたいのかわからない。
『強い』と言っているだけで、抽象的で何を伝えたいかがわからない。
そのストロングの内容を、ホームページから読むと考える方がおかしい。
一方、ソフトバンクの『接続率、ナンバーワン』のCMの方が、理解しやすい。
この名前を命名した当時は、意味があったと思うが、今も使い続ける理由がわからない。
ドコモは、LTEのブランド名を売るよりも、iPoneを販売するかどうかの経営戦略を考えた方が良いと思う。
次の製品『iPhone5S(?)』から販売すると言う噂がある。
iPhoneは、日本国内では、ボックスセリングできるスマホ製品である。
ドコモのCMを見ながら、感じたブランド名戦略。
こんなことをしてて、大丈夫かかなと感じてしまう、最近のドコモの動き。
休題:
その後、AUのLTEカバー率の不正表示があり、Docomoのストロング戦略は、当たるかもしれない。
ストロングの中身は、3月末の24,400局を、来年3月末に5万局にする。
この5万局が、どういう意味を持つかがわからないのが、このコピーの悪さ。
人口カバー率で表示かと考えます。