自民党の東京都議連が、初登庁した小池新都知事へ、分かり易い神対応をしてしまった。
各会派への挨拶回り。
選挙中に対決姿勢を鮮明にした自民党の控室で対応した都議は、高橋信博・総務会長と桜井浩之・総務会長代行の2人だけ。
幹事長以下の他の役員は不在で、高橋都議も、「たまたま、いたから対応した」と素っ気ない対応。
新都知事が登庁したその日に、挨拶回りがあることは明白な行事なのに、敢えて欠席。
都連の“ドン”こと、内田茂都議の姿はなかった。
この人の場合は、記者から逃げているとしか思えません。
前日、都議連には何も問題ないと言っていた都議連自らが、問題アリと言う、分かり易い、神対応をしてしまいました。
どうして、こんな分かり易い、子供の対応をしてしまうのか?
学歴の問題とは言わないが、中卒の内田都議が対応しそうな行動。
また、情報の正確性は分からないが、内田都議のお姉さんの夫は、その筋の人らしい。
その筋の人の対応と見比べると、分かり易い対応。
つまり、大人げない対応ということです。
ワイドショーを見ていたら、こんな会話をしておりました。
高橋総務会長の発言:
「連絡も何もないし、たまたま私がいたので、挨拶に見えたので、私が対応した。」
記者が(内田)幹事長がいないのは?
「いや、分かりません。特別召集が掛かっている訳でもない。」
→ 一部の党では、花束を準備していました。特別召集を掛けなかったのは、内田幹事長ですよね。舛添元都知事の時は、12分も会談していましたけれど。知らない訳がないのに、子供じみた言い訳しか言えない悲しい政党です。
握手について聞かれたら:
「握手は向う(知事)から、手を差し出してくれたので。」
→ 暗に、自分からは、握手の手を出していないと言っている。誰に対して発言しているかは、明白です。自分たちのボスの内田幹事長への忠誠心を言っているだけです。
わざわざ挨拶に来ているのに、失礼な対応振り。大人とは思えない。
本来なら、議員の方が、お迎えする立場になる人です。しかし、政界では、新任首長が挨拶に向かう慣習です。お迎えする議員が、握手を求めて、歓迎するものである。
知事が、知事室に来いと命令している訳ではない。
記者が、「握手の時に総務会長にも宜しくと言ったので、握手を仕返いした?という感じですかね?」と質問すると、
「そうですね、一応、(小池都知事から)言われれば、」
記者が、「一応?」と返すと:
自民党のお二人は、愛想笑い、しだした。
これだけ注目されているのに、自民党都議連のアホな対応。
さらに、その前の行われた議長・副議長との面会でも、同じような対応をしていた。
都議会の自民党の川井重勇議長(東京都議会・自民・中野区選出)と公明党の小磯善彦副議長との面会では、報道陣から3人並んでの記念撮影を求める声が上がり、小池知事が2人に歩み寄ろうとしましたが、川井議長が「報道陣の要望を聞く場ではない」と言って、撮影は行われませんでした。
ワイドショーの映像では、次の対応をしていました。
小池知事が来られたら、川井議長は、さっと、手を後ろに回した。
→ その動作は、幼稚園児の動作そのものです。幼稚園の先生から、「おばちゃんが来たら、手を後ろに回すんでよ。」 さっと、後ろ手。 笑えます。
知事が手をだしたら、片手で、小池知事の右手を持つような感じの握手。
→ あれは、握手ではない。外国人なら、この人は、誠意がない人と思われる握手の仕方。外国に視察に行く資格なし。
更に、川井議長は、小池知事が、「宜しくお願いします。」と言う言葉に、被せて発言しました。
「議会と知事は両輪ですから、一輪車にならないように、頑張って下さい。」
→ その言葉、そのまま、自民党都議連にお返しできる言葉でした。
記者が、「記念撮影を」と言って、「小池さん真ん中に」と言って誘導しようとしていたら、
川井議長;「いいよ、いいよ、(記者方に向かって)あなた(記者)の要望に応える必要が無いんだから。はい、どうもご苦労様でした。」と言って、無理やり、終わらせた。
→ 写真撮影を、こんなに分かり易く拒否して見せていました。
また、ご苦労様は、目上の人が目下の人に対して使う言葉です。「偉いぞ。よく頑張ったな」という上から下を見下すような威圧的なニュアンスを与え、上司の気分を害してしまいます。と、新人教育で学ぶ言葉です。
つまり、川井議長の方が偉いんだぞと言っていました。議長の方が偉いと思っている心が、垣間見えました。
→ この対応も、悪ガキのボス(内田幹事長)に言われた子分の対応そのものでした。 記念撮影も撮らせなかったよ、ボス。 一言、嫌味を言っておいたよ、ボスという言葉が聞こえました。
多分、握手はするなとか、記念撮影はするなと言われたことを、ボスへの忠誠心そのままで、行っていた風に見えます。
この川井議長も、大人げない対応そのものでした。
どうして都議の人達は、アホな対応ばかりする人なのだろう。
選挙前の、親族への締め付け文書と言い、一手先を読む能力が全くない。
刺激があれば、即、反応。
その反応も子供の対応。
この時の映像が、TVで放送されるということは、どうも考えられないようである。
それよりも、ボスへの忠誠心が大事。
来年の都議自身の都議選への影響を考えられない知能レベルの様である。
自分の思い通りに行かないと、駄々をこねる子供と一緒。
猿知恵しか持ち合わせていない小物議員ばかりでした。
今後も、小池都知事と自民党都議連との戦いは、面白そうである。
相手が、幼稚だけに、小池さんにとっては、組みやすいかと考えます。
伏魔殿のような自民党都議会を、わざわざTV画面で見せてくれました。
大阪の橋下さんが、同じように議員と戦った経験を持っているので、対応策を聞いたら良いかと考えます。
追記:
石原都議連会長は、昨日(8月2日)、辞任しました。
その理由は、「責任はすごく痛感してる。180万票近い票を増田寛也さんは頂戴した。私は今でも増田さん素晴らしいと思う」「選挙で負けたら、それは責任を取る」都知事選の敗北について一定の責任を認めました。
→ 180万票で、素晴らしいなら、291万票を取った小池さんは、どうなんだと言いたい。素晴らしいと言った先のことを考えられない人です。記者も、突っ込んで欲しい質問でした。
更に、驚きの発言:
「都知事選は党本部マター。責任者は(谷垣)幹事長」として、責任の取り方については「新体制でしっかり総括したうえで、責任論には真摯にお答えしたい」と述べた。
→ 入院している谷垣さんに責任を押し付けた。
そして、明日開かれる新体制で総括してと、自己分析はしないし、総括も逃げている。無責任に、全て丸投げ。
では、選挙期間中のあの言動はなんだったのか。
どういう権限で発言していたのか?。越権行為だったのかと問いたくなる発言内容でした。越権行為したこと自体が、問題と考えます。
結局、石原議員は、責任転嫁しかできない、とんでもない無責任国会議員でした。
安倍内閣が、大臣をまかせるのは、どうしてなのかなと思ってしまいます。