男子フリースタイル57キロ級決勝戦で、樋口選手が、負けて銀メダルになった。
セコンドは、最後、例の人形(チャレンジ)を投げて、再審を要求した。
その審判要求の内容は、相手の選手が、両手で、樋口選手の右手の指を持ったまま、離さなかったからである。
結果は、認められず、負けてしまった。
男子のレスリングの解説者も、樋口選手はレフリーに嫌われてしまったと表現しておりました。
・4:47開始の樋口選手へのアクティビティの適用
・手首を持っていたのを指摘しなかった
4:57-5:11 樋口選手の右手を相手の選手が両手で持つ
5:11にレフリーが 指導して離れる
5:19 こんな状況にも関わらす、アクティビティ・ポイントが相手選手に加算。(3対3で同点になった)
5:19-5:24 樋口選手の右手を 相手の選手が両手で持つ
5:24 レフリーが笛を吹いては離させたにも関わらず、罰則ポイントなし
5;25-5:32 樋口選手の右手を 相手の選手が両手で持つ
5:32 日本のセコンドが、再審の人形を投げる
5:32 レフリーは、この人形(チャレンジ)はなんだという感じで、日本のセコンドに投げ返す。(レフリー自信のプライドを傷つけられた?)
5;36-6:00 樋口選手の右手を 相手の選手が両手で持つ
(この行為は、5:19-5:24の時と同じで、レフリーは笛を吹く必要があったのに、同じ対応をしていない)
5:48 日本のセコンドが、レフリーを見ながら叫んでいる
5:49 相手選手が、樋口選手の腕を床に付ける時に、相手選手の右手が樋口選手の右手を持っているのは鮮明に映っている。
5:52 そのまま、離さずに相手選手は、樋口選手の右手を持ったまま。相手選手は、右手を胸に持って行き、レフリーから隠すようにしていた。(レフリーは相手選手の真後ろで、手は見えない位置に立っている)
5:55 日本のセコンドが、再審の人形(チャレンジ)を投げ込んで、抗議し、レフリーの眼中に入っているのに、無視。
5:56-6:00 相手選手は両手から右手だけで、樋口選手の右手を掴んで離さない。相手選手右手で、自分の胸辺りに樋口選手の右手を持ち込んで、抱え、レフリーから見えないようにしていた。離れた時の映像では、相手選手が樋口選手の手の指を持っているのは鮮明に映っていた。
審判員が判定している映像をみると、5:48から5:54迄の映像を見てはいるが、抗議している相手選手が右手を持っている映像を見ていない。5:54には、女性の審判員は、他の審査員を見て、判断を促していた。右手を持っているのが映像で分かるのは、離れる瞬間(6:00)である。5:54の映像までで、審判員が目を離しているので、相手選手の左手だけを見て判断していたと考える。
・再審要求でも対応した貰えなかったのは、肝心な映像を見ていなかったため。
この指を持つ行為は、女子の吉田選手の決勝戦の時にもあった様に思っています。
この辺りのレフリーの判定の厳格化・見直しが必要と考えます。
日本レスリング協会と日本オリンピック協会は、オリンピック委員会に猛烈に抗議する必要があると考えます。
レフリーの勝手なパフォーマンスが許されるのは、プロレスだけです。
閑話:
このレスリングの銅メダル獲得で、日本が獲得したメダルの数は、金12個、銀7個、銅21個の合わせて40個で、過去最多となりました。
これまでの最多の前回ロンドン大会は、38個でした。
今回の現時点でのオリンピック・国別順位は6位です。
メダル獲得数一覧(日本時間:8月20日 6:00現在)
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国名 |
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1位
アメリカ
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37 |
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34 |
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32 |
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103 |
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2位
イギリス
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23 |
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21 |
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13 |
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57 |
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3位
中国
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22 |
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18 |
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25 |
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65 |
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4位
ロシア
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13 |
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15 |
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19 |
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47 |
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5位
ドイツ
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13 |
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8 |
|
13 |
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34 |
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6位
日本
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12 |
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7 |
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21 |
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40 |
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2人のレスリング選手が金メダルだったら、14個で、ロシアを抜いて4位でした。