1912年、タイプライターなどをヒントに、森田吾郎が考案した楽器といえば何でしょう?
・慶応琴
・明治琴
・大正琴
・昭和琴
→ 大正琴
当時、森田吾郎は笛の名手として海外へ演奏旅行に出かける音楽家でした。外国で様々な西洋楽器に出会い、帰国後、二弦琴に、タイプライターにヒントを得た音階ボタンを取り付けて考案したのが大正琴。1912年、大正元年のことでした。
一時期、流行しました。
タイプライターと言えば、Olivetti Valentineを思い出す。
オリベッティのWikipediaは、ここを参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3
当時は、「赤いバケツ(のタイプライター)」と呼ばれていた。
イタリアのデザイン。
ABS樹脂、斬新なデザインが、気に入った。
当時の値段は、私の記憶では8万円前後。
コピー機が無い時代。
変な臭いがするコピー機はあったが、それでもコピー代が高かった。
洋書は、本屋の丸善経由で購入したりもしたが、非常に高かった。
当時は、丸善も船便利用だったので、注文してから、丸善に届くまで数か月が掛った。
また、古本に近い洋書の入手は、困難だった。
従って、原書が手に入らないものや、高額な洋書は、タイプライターで、ひたすら、打ち込んでコピーした。
勿論、本の全部はコピー(タイプ打ち)はできないので、必要最低限だけのページであったが、結構、コピーした。
このタイプ入力のスキルは、その後のワープロ、コンピューター等のアルファベット、ローマ字入力では、困らなかった。
今でも、このバレンタインは、家のどこかにあるはず・・・・。
この製品の映像は、ここで確認してください。
https://www.youtube.com/watch?v=365xjnuERhg
タイプライターを見ると、思い出す名曲、その名もズバリ「タイプライター」がある。
この曲、一度は、聞いたことがあると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=s73OliKqT0g
作曲家は、ルロイ・アンダーソンさん。
アンダーソンさんの超有名な曲は、「The Syncopated Clock」
https://www.youtube.com/watch?v=TjVT5i1JoZQ
のどかな気分にさせてくれます。