昨日は買い物に出たついでに、新市街の電気館で ”ハラがコレなんで”を観てきました。
未婚の母を決意した臨月間近の女性が、そのハチャメチャな性格と行動力で、周囲を騒動に巻き込んでいくというドタバタコメディーでした。
石井裕也という未だ20代の新進気鋭の監督が、脚本をも手がけた作品です。
ストーリーも奇想天外ですが、ヒロインのキャラクター付けがナイスでした。
単なるハチャメチャでは無く、
”野暮”を排除しやせ我慢でも”粋”な言動を選択する。
不遇にあっても、”どうにかなる”と楽天的に考える。
不遇にある時は、無理をせず、追い風が吹くのを待つ。
追い風が吹いた時はドーンと勝負する。
不遇にある他人には徹底して親密に協力する。
決断した時は力強く ”OK”と宣言し、すぐに実行する。
など、なるほどと思わせるほど筋が通っていて魅力的でした。
才能あふれる楽しみな監督、脚本家です。
その難しいヒロイン役を 仲 里依紗 が見事に演じきっていました。
スウェーデン人の血が1/8入っていて、モデル出身だそうですが、土屋アンナを超えるかもしれません。
魅力的な女優がでてきましたね。今後が楽しみです。
年末に、良い映画を観ることができました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます