『丑年に もう御免とは 早過ぎる』
(うしどしに もうごめんとは はやすぎる)
『ボタ山の 頂から臨む 初日の夢』
(ぼたやまの ちょうからのぞむ はつひのゆ)
『今年から 丸儲けぞよ 厄晴れる』
(ことしから まるもうけぞよ やくはれる)
『初旦 昨日とおなじ ことしてる』
(はつあした きのうとおなじ ことしてる)
初旦=元日の朝
『大旦に 空の雲白く 輝けり』
(だいたんに そらのくもしろく かがやけり)
大旦=元旦
『元旦や 帯きつきつに 着物着て』
(がんたんや おびきつきつに きものきて)
『今年また テレビ正月 寝正月』
(ことしまた てれびしょうがつ ねしょうがつ)
『元旦や 初の電話に 孫の声』
(がんたんや はつのでんわに まごのこえ)