俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

霜の夜

2009年01月19日 | 俳句

『冬の夜や 久しく見せぬ のど自慢』
(ふゆのよや ひさしくみせぬ のどじまん)

『春を待つ 携帯メール いまだ来ず』
(はるをまつ けいたいめーる いまだこず)

『膝に来て 腰に来てはや 春を待つ』
(ひざにきて こしにきてはや はるをまつ)

『飛ぶ鳥の 明日香の里に 春未だ』
(とぶとりの あすかのさとに はるいまだ)

『味酒の 奈良の三輪山 夕時雨』
(うまさけの ならのみわやま ゆうしぐれ)

『明日香風 師の詠みし歌 冬に咲く』
(あすかかぜ しのよみしうた ふゆにさく)

『滝無くも 上へと上る 寒の鯉』
(たきなくも うえへとのぼる かんのこい)

『短日や 戀えば夜は更け 妹の夢』
(たんじつや こえばよはふけ いものゆめ)

『霜の夜は 嫁飛び越して 用を足す』
(しものよは よめとびこして ようをたす)

『うどんすき うどんなくなりゃ らうめんよ』
(うどんすき うどんなくなりゃ らうめんよ)


コメント
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