『空の青 高く透き通り 寒日和』
(そらのあお たかくすきとおり かんびより)
『息白く 生きてる実感 ため息す』
(いきしろく いきてるじっかん ためいきす)
『寒の朝 静電飛んで 目の覚むる』
(かんのあさ せいでんとんで めのさむる)
『年明けて 吾子の来るを 心待ち』
(としあけて あこのきたるを こころまち)
『メタボかな オーバーボタン 閉められず』
(めたぼかな おーばーぼたん しめられず)
『目を焼きし 冬の陽射しに 力あり』
(めをやきし ふゆのひざしに ちからあり)
『冬の星 北斗の七星 天地人』
(ふゆのほし ほくとのしちせい てんちじん)
『生垣の 上下目を引く 山茶花よ』
(いけがきの じょうげめをひく さざんかよ)
『学び舎に 風冷たくも 陽は照りし』
(まなびやに かぜつめたくも ひはてりし)