3日前の朝焼けと今朝の雨と
朝方の雨と強い風が残り紅葉をはぎ取って見渡すかぎり冬木立である。
冬に向かう季節の雨は憂鬱そのものだ。
短日の早い日暮れ、刻々と迫ってくる寒さ、この時期の気晴らしは忘年会で、頂点はクリスマスである。
若者にとってそれがイエスキリストの生誕日であれ、金将軍の誕生であれ差し支えない。理由はともあれ人はどこかで、賑やかさや明るさに触れないと、いじけてしまう。
今夜の忘年会場は長野市である、80キロも離れた街へ、たった1、2合の酒を酌み交わしに出かけるというのだ。
夏の暑気払いでは到底考えられないことだ。