高嶺の雪にせかされて、冬に向かう車の備えを固めた。
冬装備といっても冬用のスタッドレスタイヤに履き替えるだけである。
以前は冷却水を不凍液に変えて、バッテリーを入念に点検し、ワイパーブレード交換、新しいタイヤチェーンをトランクに格納して冬に備えたものだ。
今年は自分でタイヤ交換した、通常に走っていればパンクすることは皆無に近い、だからジャッキの扱いも忘れかけていた。
以前買った埃まみれの油圧式ジャッキを引き出して、シャーシー基盤の指定個所にセットし作業を始めた。
ナットの締め付けが強い箇所はレンチに鉄パイプを差し込んで緩める方法を忘れない。
大変だったのはタイヤを抱え上げて4本のボルトにセットする時である、タイヤは以外に重かった、両膝を地面に付いて腰に負担がかからないよう慎重に行った。
それでも4本を交換し終わるのに約30分を要した、これは手動で行う平均的な速度であろう。
終わってみれば簡単である。2千円の出費が節約できた。
嶺の雪にせかされてジャッキアップして冬タイヤに履き替える 実感する落ちた筋力