材料
作品Ⅰ
ちょっと暖かい朝 枯れ尾花を集めてきた。
穂綿が飛ぶ時期なのだろう、道々手に持った花束?から綿毛が雪のように飛んで、来年はこのあたり一面薄野に変るかもしれない。
種子の飛散は家の中まで続いて風邪気味のかみさんが眉をひそめた。
部屋にブルーシートを引きパソコンの「ススキミミズクの作り方」を頼りに作業開始。
作業に難しいところはない、誰でも簡単に作れる、難しいのは束ねた穂の塊を、ミミズクらしい形に仕上げることである。
言い換えれば、 才能さえあれば、熊でも、ウサギでも、猫にでも変身可能なES細胞である
作品1号はルエリアの枝にとまらせた。こうすればルエリアに早く蕾がつくかもしれない。