隣接する神社の境内に人声がしきりにするのでのぞいて見た。
年末恒例の神社清掃に集まった役員さん達である。
落葉を集め枯れ草を刈り取り、門松を飾り付けて正月を迎える準備をする。
青い煙がたなびいてやがてパチパチと音が聞こえて来た、集められた落葉や枯れ草を焼く焚き火である。
雪の連山を背景に焚き火の煙が上がる景色を懐かしく見た。
落葉の焼ける匂いが風にのって届く、カミさんは焼き芋の匂いだといった。
役員の誰かが焚火の中に芋を隠したのかもしれない。
近頃 家庭で焚き火をする事がなくなった、落葉や枯れ枝はポリ袋に入れてごみステーションに出せば事足りる。
防火防災上からも原則的に焚き火は消防署に事前届け出が必要とされる。