HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Hさんと バッハ超速追いかけっこ

2019年01月22日 | レッスン日記(大人)

Hさん(大人):
バッハの平均律・6番のプレリュードを練習中です。
左手で8分音符を刻みながら、その1つ1つに 右手の三連符(16分音符)が入っていくパターン。
今、半分近くまでやっているのですが、時々 右手・左手の音が迷子になったり迷ったりしてしまいます。
急に音がしょぼ〜んとなったら「アッ、自信がないな」とすぐバレる。(笑)
そこで、右手と左手の関係性をしっかり確認できるように、私が右手のメロディーを弾き、Hさんには それを聞きながら左手の伴奏パートを弾いてもらうことにしました。
左手の タン、タン、タン、タン、という4つの拍に、右手の三連符が タララ、タララ、タララ、タララ、と合わさっていく…はずなんですが、厄介な右手から解放されたHさん、メロディーの「タララ」を待たずに とっとと先へ弾いていってしまう。
おおっと、もう2拍目だ。
私が三連符をはしょって追いつくと、Hさんは気楽にまた先へ。
またはしょって追いつく。
また先へ。
また追いつく。
いつのまにか セッションは大迫力のおっかけっこになってる。
弾きながら私が笑っちゃって、それを見てHさんも笑っちゃって、しかしリズムの改善は見られず、というか どう悪いか分からないから合わないわけで。
やっぱり、ご自身で右手も左手も一緒に弾いて、地道に「タララ」を待つタイミングに慣れてもらうことにしましょうか (汗)
けれど、音が飛んで分かりにくい、と言っていた右手のメロディーは「全てのフレーズが第2拍から始まってるんですよ。ちょうど音が高く飛んだ所がメロディーの始まり」とお伝えしたら「こうですか?」と、全てのフレーズを見事なタッチで弾いてくれました\(^o^)/
さすがバッハを長くやってる上級生だ!



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