爺々のひとりごと

毎日目にする何気ない風景そして風物詩気ままに書き綴っていきたいな

特別公開高御座と御帳台

2020年01月14日 | Weblog
東京国立博物館何度となく訪れている
記憶にあるのは十数年前日本国宝展 尾形光琳 俵屋宗達 雪舟 鳥獣戯画等々教科書の世界の絵を直接目にした感動
また十年ほど前興福寺阿修羅展何と二時間以上の待ち時間歳を重ねた今では 考えられない
さて今回高御座と御帳台が公開されると言う なんとしても拝見したかった
      
     
              国立東京博物館

即位礼正殿の儀テレビで拝見しました
(案内書より画像説明文引用しました)
天皇陛下が御束帯(黄櫨染御袍)に御立纓纓の御冠お召になって御笏をお持ちになり高御座にお昇りになり 皇后陛下が御五衣 御唐衣 御裳をお召になって御檜扇をお持ちになり高御座の隣に置かれた御帳台にお昇りになりました


     
             左高御座 右御帳台

平安絵巻画像の世界から現実になりました
高御座は 古代より天皇の即位の儀式に御座として即位の儀式に用いられるようになった 現在の高御座と御帳台大正天皇即位に際して作られたもの
朱塗りの高欄をめぐらせた黒漆塗りの方形の継壇を基調とし八角形の床板を二段に重ね八本の円柱が八角形の蓋(屋根)を支える 蓋の頂上の露盤には 大鳳一羽を蓋の各角の蕨手には小鳳八羽 大小九羽の鳳凰の像を載せてます
内部には 御椅子がありその左右に剣璽と国璽及び御璽を置く案(小卓)がありま
 
     
                高御座

御帳台つくりは 高御座とほぼ同じですが蓋には鸞という瑞鳥の像を飾り高御座と比べると小振りになってます

     
                御帳台
裏に回りますと
     

即位礼正殿の儀における服装 まさに平安絵巻
皇嗣殿下は束帯(黄丹袍)に帯剣され垂纓の冠をお召になり 女性皇族は五衣 
唐衣 裳をお召になりました


    

宮廷中庭には 帯剣し弓を持った威儀の者が左右各十名

    
            束帯(武官)威儀の者 

太刀 弓 胡籙 鉾 楯を捧持する威儀物捧持者それぞれ二十名など七十名
並ぶそうです

    
           束帯(文官)威儀物捧持者

即位の礼に関して皇居乾通紅葉の時期に一般開放と同時に皇居東御苑 大嘗宮も拝観
迎賓館で祝賀パレードに使用されたオープンカーも見られそして今回 高御座と御帳台も拝見出来ました こんな歴史的なことに立ち会え感謝 感激
マスコミでも連日皇室関係の報道が 喜びも倍増
皇室が近くなったように感じます(漢字が難しく変換ミスがありましたらお許し下さい)