ニッコウキスゲの雄国沼から戊辰戦争を偲ぶ会津若松へと向かう
文明の利器カーナビは 飯盛山へ案内した。
見上げる石段に驚いたが動く歩道には 目もくれず一目散に登った。
白虎隊墓地
南鶴ヶ城をのぞめば うっすらと霞んで見えた 143年前少年たちには どのように見えたのであろうか
孫たちが通った幼稚園の発表会必ず男 白虎隊 女 花笠踊りがフィナーレだった。
石段の途中白虎隊記念館に立ち寄った 入口には 2013年NHK大河ドラマ 山本八重子放映決定の文字が躍ってた。資料が展示されていた 戦いに思いを寄せた。
白虎隊が出陣した場所で当時の大本営となった国指定重要文化財滝沢会津藩御本陣へ
当時の弾痕 刀傷が生々しく残っていた。
滝沢御本陣
最後に皇族の方が立ち寄られたニュースを見た記憶がある 天鏡閣へ向かう
猪苗代湖は 意外に大きく感じた
有栖川宮親王殿下の旧別邸だったそうです。
ルネッサンス様式優雅な造り
豪華なシャンデリアの食堂
今回の震災で漆喰に亀裂が生じ全館見学できませんでしたが明治の香りを十分味わうことができました。
十年ほど前赤坂迎賓館見学したことがあったがそれ以来の感動でした
最後に係の方とのお話する機会があり
山本八重子が幕末のジャンヌダルクと呼ばれていること野口英世のお母さんが近くの急坂を英世を背負い医者に通ったこと 雪国の女性は 強いのですの言葉が妙に心にしみこんだ
普段お土産なんて求めたことは ありませんでしたが
飯盛山で白虎隊物語 天鏡閣で名物ケレーを買い求めました。
磐越道一部復旧工事中でしたが思い出に残る526kmのドライブでした。
白虎隊物語より一部ご紹介します
山本八重子 同志社大学学長新島㐮婦人
落城の際矢尻で壁に彫りつけたという
あすよりはいづこの誰か眺むらむ なれし大城に残す月影
なよたけの譜
家老西郷頼母の妻西郷千恵子はじめ老母子供従僕合わせて21名攻め込む西軍の目前で自害
なよ竹の風にまかする身ながらもたゆまぬ節はありとこそ知れ
中野竹子
美人才媛書を愛し薙刀の名手男装で奮戦
武士の猛き心にくらぶれば数にも入らぬ我が身ながらも
いづれもドラマ映画で見た名シーン 思いだされる。
野口シカ(英世の母)の手紙
拙い字 文章ですが子を思う母の心が感じられます。
おまイのしせにわみなたまけました わたくしもよろこんでおりまする
会津の女(ひと)どうして強いのだろう
がんばろう福島 がんばろう東北 がんばろう茨城
写真はこちら
ここのお店の方が舞ってるようでした
早くはじまらないか楽しみです。
今は落ち着いたと思います。
会津は、まだまだ良い所があります。次回はお泊りでのんびりとおいで下さい。
鬼が笑うかも知れませんが予備知識仕入れましたので楽しみです。
土佐藩士の一人が邸内へ
そなたは敵か味方か と問いかけられ
少女のけなげな叫びに 味方だ と答えた。
苦しいから命を早く止めてくれと願ってるように見え 藩士はその娘を介錯してやり
その屋敷をかき乱すことなく立ち去ったという。
人出は 少ないように思いました。
もちろん歩いて登りま白虎隊に思いを
よせました。
飯盛山から鶴ヶ城を眺め、漢詩・白虎隊を思い巡らせました。
鶴ヶ城は改修工事中で、天守閣は白いシートに囲まれていましたが、お濠の周りを散策しました。
戊辰戦争、西南戦争、太平洋戦争・・・何れも若い志士が犠牲に。
「なよたけの譜」心に残る一句です。
私は3度ほど訪れました。その最後のときには「動く歩道が」設置されていて利用してしまいました。