自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'22夏 虫の目レンズは友 ~アブラゼミ ~

2022-08-03 | 昆虫

地域によるのか,都会のセミはヒトが近づいても比較的警戒心が薄く,田舎はその反対のように感じます。その証拠に,この辺りではセミはかなり高いところで鳴いています。

しかし,そういうのはある程度の傾向なのか,近頃では割合地上に近いところでも見かけます。しかし,しかし,個体によってはヒトは近づいたらさっと逃げるのがほとんどです。ほとんどということは,そうではない例もあるということなのですが。

今日ご紹介する写真は,わたしの住むまちの公園で先ごろ撮ったものです。近寄るときはじつに慎重に近寄って行きました。とにかく察知されないように注意深く,注意深く。

 

別の個体です。

 

この個体は地面近くにいました。

 

これはオスです。鳴いている最中に撮りました。

 

木漏れ日の光っているところに太陽があります。

 

カメラの位置を変えて撮りました。慎重さが功を奏したのでしょう,アブラゼミはじっとしたままでした。

 

今回は雲の多い空を背景に下写真となりました。次回はギラギラした青空の下で撮りたいと思っています。

 


'22 昆虫の頭・顔 ~ヒグラシ~(続)~

2022-08-03 | 昆虫

じっとしているチャンスを狙うのはたいへん。たとえば,触覚がすこしでも動くとこういう写真は使い物になりません。1

 

近づいて写します。

 

もっと近づきます。これはトリミングしていません。セミの個眼がよくわかります。

 

反対方向からも。

 

真横から複眼を撮りました。

 

真正面からです。吻も入れました。

 

吻なしです。これでヒグラシとわかれば大したもの。

 

よい出会いでした。