自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

交尾 ~アオモンイトトンボ(続)~

2022-08-30 | 昆虫

池の淵にて。

午前,またアオモンイトトンボの交尾を見かけました。今度はメスがオスに似た普通タイプです。メスでも褐色型とこんなにも違うのかと思ってしまうほどの違いがあります。

離れて見る限り雌雄の外観上の違いは,腹部の太さと翅先の黒斑のほかはないように思われます。

 

反対方向から撮りました。頭部・胸部はそっくりです。

 

オスにピントを合わせました。

 

メスにピントを合わせました。

 

腹部の長い昆虫がこのスタイルで交尾を行うのは,考えてみればとても理にかなっているのでしょう。進化の結果って,ふしぎでもあり感動的ですらあります。

 


'22夏 虫の目レンズは友 ~チョウトンボ~

2022-08-30 | 昆虫

N公園にて。

チョウトンボがまだ草にとまったまま。「それなら」と思い,今度は虫の目レンズで撮りました。交換するとき,飛んで行ってしまわないようにと祈るばかり。幸い,トンボはじっとしたまま。終わってみれば,それはふしぎなほどの出来事でした。

逆光なのでたいへん。かろうじて一枚。

 

こういう条件下では,頭部辺りにピントを合わせるのに苦労します。なにしろピントが合っているのかどうか,よくわからないのです。「うーん,イチかバチかだ」という気持ちでシャッターを押しました。

 

こんな環境の中でチョウトンボが生き延びていることをお伝えできるかと思います。

この日はほんとうにラッキーでした。