自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

8月,ヤマトシジミの孵化

2022-08-16 | ヤマトシジミ

2,3日前,草引きをしていてヤマトシジミの卵を見つけました。直径0.55mm,高さ0.24mm。孵化しそうなので,観察を続けました。そうしたら昨日,頭部が黒っぽく見えて来ました。この分ならまもなく孵化しそう。

 

気を付けていたら,やっぱり! きれいに蓋を開けました。

 

毛が立ちかけました。誕生寸前です。

 

ゆっくりからだを起こして出始めます。

 

このまま卵殻から離れて行くと思ったら,そうではありませんでした。殻を食べるような動きをしながら卵殻の縁を一周。わたしには食べているように見えました。

 

殻をぐるっと回るのはめずらしい行動です。

 

こうしてやっと殻から離れました。

 

産卵時が特定できていたら卵期間が数えられたのですが,誕生シーンの観察だけに終わるのが残念。

 


"魚露目"で見たクルマバッタモドキ

2022-08-16 | 昆虫

クルマバッタモドキ(メス)の別個体を,今度は魚露目で覗いてみることにしました。うれしいことに,わりあい静かにしてくれていました。ワーキングディスタンスは2,3cmでしょうか。

カメラはコンデジ。地上すれすれにあるものを撮るのは結構大変です。姿勢もそうですし,太陽の位置を考慮することもだいじです。まずは全身を入れました。

 

バッタが動いたので,頭部を強調した写真を撮ることができました。

 

撮っていると,右手の方から足音が近づいて来ました。遠景が気に入っています。

 

直後,できるだけ前方向から撮っておきました。

 

この個体はまるでモデルになってくれているように感じました。それはもうふしぎなほどの落ち着きぶりでした。