自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"で見たクルマバッタモドキ(求愛行動)

2022-08-17 | 昆虫

前回の"魚露目"の続き話です。

写真を撮っている途中のこと。ふしぎなことが起こりました。わたしはもちろんメスを撮っていたわけです。するとその近くに,からだが一回りも二回りも小さなオスが突然現れました。レンズはメスのすぐ前。わたしの手はすぐ傍。そんなことはまったくお構いないとでもいうように,オスが近づいてきたのです。ほんとうに意外な展開!

 

背中に乗りかかろうとしました。どうなることかと,一瞬思いました。

 

と思ったら,すごすごともう降りかかったのです。

 

後脚がすこしだけ見えています。惜しいことにこのままオスは離れて行きました。

 

これが交尾にでも至っていたら,と思うと,観察ってどんな事象に出会えるかわからないものだなあと感じ入った次第です。ここの草地はバッタが躍動しているので,大いに気に入っています。次の出会いはなにかな。

 


発見,ヤマトシジミの蛹(続)

2022-08-17 | ヤマトシジミ

その後,蛹の変化を観察しました。

しかし,表皮が透明になって中が見えるようになるはずが,まったくその経過をたどりそうにありません。

 

やっぱり,おかしい。

 

結局,この個体は羽化の見込みはなくなりました。変化が止まってしまったのです。残念!

残念ではありますが,こうした経過観察はまた生態を深く知る情報となります。