キンカンの葉裏にササグモがいました。よく見ると,そこに卵嚢があります。「ははーん,これは子育てだな」と直感。見るとそのとおりでした。
幼体も見えます。
なによりわたしが驚いたのは,子育てに賭ける親の意気込みです。指を近づけてもまったく動こうとしません。脚に指先が触れてもそうなのです。どんな事態が起ころうとも,自立が始まるまで我が子を守る覚悟があるのでしょう。
卵嚢に卵があるのかなと思い見ると,足元や卵嚢内に幼体が何匹も見えました。少し触れると,幼体が何匹も出て来ました。
なんともこころ打たれるシーンでした。