自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

夏,クロアゲハの孵化(4)

2022-08-12 | クロアゲハ

しばらくして,葉の表の卵で孵化が始まりました。見ると,もう出てこようとするときでした。「間に合ったー!」。

 

今度は横方向から撮りました。頭をぐうーっと伸ばすようにしながら出ます。

 

こんなからだがどう収まっていたのかとふしぎなほどの風景です。

 

束になった毛が立ち上がります。

 

着地!

 

初々しさが伝わって来ます。

 

小さいながら堂々としたスタイルです。二つ目の撮影もできました。「ほっ!」。

 


'22夏 虫の目レンズは友 ~アブラゼミ(続) ~

2022-08-12 | 昆虫

朝です。久しぶりになんとか晴れて,いつもの公園に出かけてみました。アブラゼミが幹の低いところにいました。撮影のチャンスです。

こういうときは,アブラゼミの警戒心に注意を払い,ほんのすこしずつ近寄ります。近くに寄ると,前になったの足の裏側を地面にじりじりこすりつけるようにしながら,さらに前に寄せて行きます。このとき上半身は足よりずっと後方に残したまま,という感じです。とにかく急な動き,大きな動きは禁物です。

 

わたしの目線より高いところにいるセミです。

 

こういう位置にいるときは,比較的気づかれなくてすみます。

 

これは相当近寄りました。翅先がレンズに触れていたかもしれません。

 

横側から撮りました。気づかれやすい位置です。足元の草が刈り取られてしまっています。自然環境としては今一つです。

 

わずかに移動して向こう側に行きました。暗いのでフラッシュを使用しています。ほんとうはもっと近づきたかったのですが,残念。

 

サクラの幹にとまっています。わたしの腰の高さぐらいのところです。警戒心を呼び起こさないようにそっとそっと近づけば,こういう撮影チャンスが巡ってきます。真逆光下で撮影しました。

 

こんなわけですから,セミを撮るのはある意味スリルが味わえることでもあります。