我が家のキンギアナムが咲きそろいました。
キンギアナムは大変丈夫で、寒さに強く
優しい香りのするランです。
一つのバルブから数年間花が咲くという特典もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/34/51c94aa285dddcbd8eb469c654b2d5d2.jpg)
これは夫が30数年前、友人から分けて頂いた
我が家で一番古いンギアナムです(この時点で20数年経過)
鉢増しを繰り返し育ててきましたが、
大きな温室のない我が家では置き場所もなく、
手に負えなくなったので、栽培を放棄し、
高芽をとって育てていた子株をメインに育てることにしました。
(この鉢、バルブをほとんど刈り込んで、一年中外に出しっぱなしですが、
なかなか枯れず、今年も3本ほど花を咲かせました)
(2010.05.07撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/16/8982b208659d2cfb8d7f71030563e3f4.jpg)
その子株がこちらで、高芽からだともう10年近く経つと思います。
(2017.04.28撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/43/d57fff9107f8ef4238e2012969bb8777.jpg)
同じ条件でベランダ(幅110㎝)に置いて写しましたが、
親株がいかに大きかったか分かります。
この鉢もすでに根がびっしり詰まっているので、
鉢増ししなければならないのですが、これ以上鉢を大きくすると、
持ち運びが重くて大変になるので、
高芽から株を更新するか株分けの方が良いかな~なんて思っています。
(2017.05.01撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/b6/35ab072273d977a897d15216597b6177.jpg)
真っ白ではありませんが、素敵な花です。
(2017.04.28撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fe/635bcf68c3d817dea964e0112c2b60a8.jpg)
キンギアナム・輝
キンギアナムと言えば白や紫が一般的でしたが、
品種改良が進み、最近は、黄色・オレンジなども出てきたようです。
学名:Dendorobium Kingianum
植物分類:ラン科デンドロビウム属
園芸分類:多年草
原産地:オーストラリア海抜1000m位の岩に着生
花言葉:安全 注意
(2017.04.28撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b4/595e1f2a38a2718d19732ccd31a5b088.jpg)
キンギアナム・匠(たくみ)
我が家の栽培方法
初冬・低温にあわせ乾燥させる
夏は休眠期・やや乾燥気味に夏越しさせる
開花前・たっぷり水を与える
肥料・5月中旬から7月中旬 2000倍の液体肥料を月2回
輝も匠も2015年2月から花付き株を購入し、育てています。
こちらはなかなかバルブが増えません。
(2017.04.28撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4d/e9d1e00188b2ee35690faf47a12b5fa0.jpg)
セロジネ・インターメディア
寒さに強く丈夫で香りの良いランです。
ヒマラヤに咲くセロジネ・クリスタータ(C. cristata)と
ジャワなど東南アジアの高地に咲くセロジネ・マッサンゲアナ(C. massangeana)
との交配種です。
室内に取り込むと1月~2月には咲き始めるのですが、
今年は外の無加温ルームで管理したので、開花が遅れました。
これは4月19日に咲いた一番花です。
(2017.04.19撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/eb/ad0304d38cee10ad7b1815691d97a7ad.jpg)
1本の花茎に純白の清楚な花を7~9個つけ、アーチ状に咲かせます。
今年はそれが27本咲きました。
弱光を好み春から秋までは戸外で栽培します。
5月から9月下旬まで液肥を週一回、これとは別に固形肥料を
6、7、9月に三回与えると花付きがよくなるそうですが、
我が家ではついつい忘れてしまいます。
8号鉢に植えてあるので、とても重いです。
(2017.04.28撮影)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b3/f8ac70b57b0140456d1d914788c4f44b.jpg)
結婚間もない頃、夫の職場の洋蘭愛好家から、
バルブを一株分けて頂いたのが
この花を育てるようになったきっかけです。
一頃良くお嫁入りさせましたが、あの子たちはどうしているでしょう。
(2017.05.01撮影)