今日はベトナムで初めて世界文化遺産に登録された
フエの建造物群を見学します。
フエは、ベトナム中部の都市で、トゥアティエン=フエ省の省都。
19世紀から20世紀にかけてベトナムに存在していた
最後の王朝・阮(グエン)朝の首都に定められていた古都です。

朝食(ホテル)
11:00発のVN1372便に搭乗予定なので、
ホテル出発は8:30。
相変わらずツアーは忙しい。

ホテルにて、民族楽器の演奏と楽器の販売

飛行機が遅れたために航空会社から配られた菓子パン。
日本ではありえないことですね。
飛行機の出発が1時間半も遅れ、12:30の出発となりました。
時間はたっぷりあったので、ショッピングをして時間を潰していました。
ベトナムの国民所得は日本に比べだいぶ低いので、
物価もそれ相応かと思いましたが、
お土産(雑貨は別ですが)に関しては例外のようです。

フエ・フバイ空港に着陸。
まずはこの青いバスで昼食会場に直行。
ツアー参加者は24名でしたが、
2座席一人で座れるのでゆったりと出来ました。

昼食(フエ宮廷料理)
1 人参で形どられた鳳凰の前菜・3種盛り

2 パイナップルに飾られた串刺しのた揚げ春巻き
3 ハスの実と鶏肉のスープ
4 宮廷の揚げエビ(卵と塩味のエビ)
5 宮廷飾りの野菜炒め
6 パイナップルとトマト味のイカ炒め
7 5つの調味料付きの蒸し魚
8 亀形のチャーハン
9 フエ名物のデザート(豆の砂糖漬け)ジャスミン茶
宮廷料理だけあり盛り付けが綺麗です。
(ここだけメニューの写真が撮ってありました)

昼食を食べたレストラン
静かで趣のあるレストランでした。
ランチタイムは約1時間。
カイディン帝廟
フランス植民地時代の1920年から11年の歳月をかけて
建設された東洋と西洋の折衷様式の帝廟で、
最後の皇帝グエン朝12代皇帝が永眠している廟です。

1920年というと日本では大正9年ですが、
それよりずっと昔に建設されたように感じました。
帝廟がある場所へは急な階段と門をいくつか
超えていかないと行けませんが、
一緒に行ったお友達が、ここで膝を傷めてしまいました。
階段の竜は皇帝をあらわすそうです。

カイディン帝の功績を刻んだ石碑が設置されている建物

踊り場の左右(写真は左)には役人や馬や象の石像が立ち並んでいました。
結婚記念の写真を撮っているカップルにも出会えました。

↑と同じ場所を上の踊り場から写しました。

帝廟の長さは118mで幅は48.5mです。

帝廟内部には写真や遺品、カイディン帝の像などが展示されています。
帝廟内部

天井の竜・・・圧巻です。


壁の装飾
陶磁器やガラスを用いたモザイク。が素晴らしく贅をつくしたものである

日本の日本のビール瓶や陶器のカケラも
使われているそうです。

金箔を押した青銅のカイディン帝の等身大の像があり、
下には皇帝の遺体が安置されているそうです。
次は阮朝王宮の見学とフォン川クルーズへ