一人旅では細かくメモを取るようにしているのですが、
お友達と一緒だと、
ついついおしゃべりに気を取られ忘れてしまいます。
ホテル出発は5時半頃だったと思いますが、
サンドイッチと茹で卵、ペットボトルのお弁当をバスの中で食べ、
ダナン空港に向かいました。
ダナン空港の出発ロビーは大混雑でしたが、
ガイドさんが遠くの空いている窓口に誘導して下さり
スムーズに手続きが出来ました。
出発(08:30)までは1時間半以上あるので、
その後は例の如くお買い物タイムです。
隣に座ったのは53歳のベトナム女性で、
仕事でハノイに行くとのことでした。
手にハッカの匂いのする軟膏を塗りながら
申し訳ありませんと流暢な英語で謝ってくれました。
大学生のお嬢さんがいるそうですが、
顔にはシミや皺が全くなく、その若々しさに驚きました。
しばらく話をした後、女性はずっと書類に目を通していました。
ハノイまでは1時間で着くのであっという間です。
ハノイ市街・車窓より
ハノイの気温は29度、小雨が降っていました。
すぐにバスに乗り、南へ約110km、
車で約2時間30分のチャンアンへ向かいました。
昼食は朝が早かったことを考慮してくれたのか、
途中の町に寄り、11時頃からでした。
このころは雨はすっかり上がっていました。
昼食(田舎料理)
写真が枠に入りきれないので省略しましたが、
初めて炒飯以外の白米のご飯が出ました。
タイ米でしたが、チャーハンでタイ米にはすっかり慣れていたので、
けっこう美味しく頂けました。
車窓より
「チャンアンとその景観」はベトナムで一番新しい世界遺産で
2014年6月に認定された複合遺産です。
複合遺産とは自然遺産と文化遺産の両方の要素を備えた世界遺産で
チャンアンの他にタムコックと古都ホアルーが有りますが、
ツアーではチャンアンと古都ホアールを訪れました。
チャンアンに到着。
駐車場の周りにはお土産屋さんがズラリ。
いよいよ橋の向こうから小舟に乗って
約2時間の手こぎのボートクルーズが始まります。
日本の川のように上流から下流に流れる川ではないので、
ゆったりと進み、スタート地点に戻ってきます。
「陸のハロン湾」と呼ばれる、奇岩の山々のチャンアン。
連なる石灰岩の山は、かつての海底が隆起したものだそうです。
歓迎ムード一色です。
最初の洞窟(鍾乳洞)
ボートに乗ったまま狭い洞穴を通り抜けるのですが、
もしボートが転覆したら、などと考え
ハラハラ、ドキドキでした。
洞窟は川の侵食によってできたそうです。
修復中でしょうか?
ここでも歌や踊りで、出迎えてくれました。
得意げに足こぎをするおじさん。
私達が乗ったボートの漕ぎ手は中年のおばさんで、
手こぎ、足こぎを交互にしていましたが、
足こぎの写真を撮ろうとカメラを向けると身振りでノーと伝えてきました。
2時間も一人で漕ぐのは大変かと思い、
私達もオールを使ってボート漕ぎを手伝いましたが
これも楽しい思い出になりました。
またもや洞窟!
こんなに薄暗く、曲がりくねった洞窟を8回も(9回かな?)
すり抜けたのですよ。
これらの洞窟の中には無数の鍾乳石が垂れ下がっていたり、
頭上や船幅のすれすれまで洞窟の壁が迫る場所もあり、
写真は撮れませんでしたが、見どころ満載でした。
チャンアンは「ベトナム陸の桂林」と呼ばれている景勝地。
水も透明度が高く、清らかで綺麗でした。
ゆったりと巡った2時間のクルーズ、楽しかった!
古都ホアルー観光
ホアルーはハノイ遷都以前に都が置かれた地で、
10世紀半ばにできたベトナム初の独立王朝の遺跡があることで有名です。
新しく造られた東門
ディン・ティエン・ホアン廟の第一の門
1000年以上前に造られた。
内堀
門柱の奥が、ディンティエンホアンを祀るお堂
本堂の前の通称「龍の庭」
ディン・ティエン・ホアン像
夕食(ベトナム海鮮鍋)
観光を終えホテルに着いたのは10時半ごろ。
ツアー参加者はほとんどが60代後半から70代半ばの方ですが、
皆さんの元気なことに感心させられました。
宿泊ホテル アセアン・ハロン・ホテル
洞窟を9個もですか?
少しこわそうですが…。
さて、お料理はどれも美味しそうです
量が多くてびっくりですね。
さてバスでお隣に座られた方とは英語でお話を
されたのですか?
私はコーラスの仲間で仲良しがこっそり
集りまして、シークレットで遊びました。
SIDAXというカラオケ屋さんですが、なかなか
料理も美味しくてお安いのにびっくり。
シニア料金、デパートポイントカードなど
いろいろ使いました(笑)
優雅な舞と歌声、ベトナムではお土産物屋さんから、
観光地まで、このような形で歓迎してくれるところが多いです。
社会主義国家なので皆さんは公務員なのかしら、
なんて考えてしまいました。
お料理は三食とも量が多いです。
毎日暑いので沢山食べないとバテテしまうのかもしれません。
一週間こんな生活をしましたが、不思議と太りませんでした。
片言の英語ですがどうにか通じました。
カラオケ良いですね~・・・
2月に一度行ったきりです。
SIDAXというカラオケ屋さんの名前は聞いたことが
有りますが、我が家の近くにあるのは、
まねきねことコートダジュール、デイトリッパー位でしょうか。
ベトナム中部から北部へと旅が進んでいますね。
Saas-Feeの風は南部の、それもホーチミン市とその近郊だけしか見ていませんので
興味深く拝見しています。
朝の5時から夜は11時までとはちょっと大変だったでしょう。
食事では白飯がようやく配膳されてホッとなさったようなところが見えました。
2時間のボートクルージングでは陸の鋭い小山の連続が
如何にも水墨画を見ているような光景になっていて
行ってみたいなと思いました。
水の透明度が好いとのこと、それは意外でした。
中国の桂林には行ったことが無くて在職中にシンセンに出張した際
休日に桂林まで旅をしようかとプランを立てましたが
結局、計画倒れになったことが悔やまれます。
hiroさんはチャンアンで好いご経験をなさいましたね。
↓の花の記事も拝見しました。
いつもながら多種多彩の花々に囲まれ
管理をなさっているhiroさんに脱帽です。
毎日の更新にも・・・。
ベトナムはあとハロン湾クルーズとハノイ市内観光で終わるので、
毎日のブログ更新も来週で何とか終わりそうです。
南部から北部まで移動が多かったので、時間的には
厳しかったですが、たくさん観光で来て良かったです。
中国の桂林を15年前頃、テレビで見た時は、全体的には墨絵の
ようで、とても素敵でしたが、岸に近いよどみなどには
いろいろなもの浮いていて、汚いと思いました。
今は綺麗になっているでしょうね。ベトナムのハロン湾と比べ
どちらが規模が大きいのか、見てみたい気もします。
チャンアンの水は綺麗でしたよ。川の中の水草までよく見えました。
お花の世話が一段落したら、どこかに出かけてみたいです。
実際に洞窟内に入られて良かったですね。イタリアの青の洞窟みたい。私はあそこに波が高くて入れませんでした。
1000年以上も前の門も素晴らしいです。
青の洞窟は波が高いと入れないのですね。
ここは川と言っても、私から見ると、川の形をした
細長い湖かと思うくらい穏やかな水面なので、
よほどのことがなければ、洞窟に入れないような
ことはないと思います。
私はナポリやポンペイ遺跡までは行きましたが、
ツアーだったので青の洞窟までは足を伸ばせませんでした。
いつか、いつかと思っているうち9年。多分もう行かれないでしょう。