あ~あ、けんちゃんだ。
何のこっちゃ。
匿名希望の東山先生が迫力のある関西弁で片山教授をどつき回し、その片山教授は琥珀色のアルコール飲料の入った瓶を抱え込んでしまい、関西弁なんぞ意に返す気配もない。
「悪いが植草君、僕にそんな下品な関西弁は通用しないからね」
わざとなんだかそうでないんだか、片山教授の他人の名前を間違える?というロクでもない癖…というか嫌がらせは、匿名希望の東山先生をさらに激怒させた。
「もんじゃの具にしてやるっ」
こう怒鳴るなり、側にあった例のギョロ目のカブにパンチをぶちかました。
カブは大きく揺れ、束になった茎がぴりぴりっと破けて落下した。・・・ほんとはざまあみさらせなんだが・・・ギョロ目のカブの行方を追いながら、
「何で、もんじゃの具…」
と、白いやつは、わけわからんという表情で俺に視線を向けた。
俺だってわからん。
「関西人はもんじゃ食わねーだろ?」
「悪いが、俺だって食わねーよ」
こそこそと話し、しかし、これ以上ここにいてとばっちり食らってはたまらん、と俺たちはこそこそと保健室をぬけだそうとした。
「あ、おい」
と、片山教授が匿名希望の東山先生を無視して、俺たちに声をかけてきた。
「あのな、前田君の居所な」
「のぶちゃん?」
俺は、立ち止まった。片山教授は、アルコール飲料をぐびっとあおりながら、
「あの牛★大仏男を見かけた、と中島教授が言ってたぞ」
一筋の光明か…。
ハリーポッター見るから、続く
何のこっちゃ。
匿名希望の東山先生が迫力のある関西弁で片山教授をどつき回し、その片山教授は琥珀色のアルコール飲料の入った瓶を抱え込んでしまい、関西弁なんぞ意に返す気配もない。
「悪いが植草君、僕にそんな下品な関西弁は通用しないからね」
わざとなんだかそうでないんだか、片山教授の他人の名前を間違える?というロクでもない癖…というか嫌がらせは、匿名希望の東山先生をさらに激怒させた。
「もんじゃの具にしてやるっ」
こう怒鳴るなり、側にあった例のギョロ目のカブにパンチをぶちかました。
カブは大きく揺れ、束になった茎がぴりぴりっと破けて落下した。・・・ほんとはざまあみさらせなんだが・・・ギョロ目のカブの行方を追いながら、
「何で、もんじゃの具…」
と、白いやつは、わけわからんという表情で俺に視線を向けた。
俺だってわからん。
「関西人はもんじゃ食わねーだろ?」
「悪いが、俺だって食わねーよ」
こそこそと話し、しかし、これ以上ここにいてとばっちり食らってはたまらん、と俺たちはこそこそと保健室をぬけだそうとした。
「あ、おい」
と、片山教授が匿名希望の東山先生を無視して、俺たちに声をかけてきた。
「あのな、前田君の居所な」
「のぶちゃん?」
俺は、立ち止まった。片山教授は、アルコール飲料をぐびっとあおりながら、
「あの牛★大仏男を見かけた、と中島教授が言ってたぞ」
一筋の光明か…。
ハリーポッター見るから、続く