はあい、子猫ちゃんたち、藤川だよ~
今日は運動部の顧問の飲み会だよ。
いつも通り金本先生のかけ声で合宿所に集合し、学食の残りものやら焼き鳥やらを作って大宴会になる。
で、今夜はししゃもがあった。
実はししゃもは一番上の姉の大好物で、あいつはししゃもだけで酒が飲めるうわばみ女だ。 へ~、誰が持ってきたんだ、と久保田に聞いてみたら、
「のぶちゃんが珍しく肴を持ってきた、文字通り魚だ」
と、くだらない返事を返してよこした。
「なに?」
俺は法要の日のことを思い出して、いやあな予感におそわれた。 まさか、このししゃもは…。
俺は、相変わらず無表情で酒を飲むのぶちゃんに視線を向けた。のぶちゃんはちろっと俺に視線を返したが、あとは知らんふりをされた。
まさか、まさか、やっちゃったのかあっ
俺は、あんたを“兄上”とは呼びたくないからなっ
あ~~( ̄○ ̄;)
今日は運動部の顧問の飲み会だよ。
いつも通り金本先生のかけ声で合宿所に集合し、学食の残りものやら焼き鳥やらを作って大宴会になる。
で、今夜はししゃもがあった。
実はししゃもは一番上の姉の大好物で、あいつはししゃもだけで酒が飲めるうわばみ女だ。 へ~、誰が持ってきたんだ、と久保田に聞いてみたら、
「のぶちゃんが珍しく肴を持ってきた、文字通り魚だ」
と、くだらない返事を返してよこした。
「なに?」
俺は法要の日のことを思い出して、いやあな予感におそわれた。 まさか、このししゃもは…。
俺は、相変わらず無表情で酒を飲むのぶちゃんに視線を向けた。のぶちゃんはちろっと俺に視線を返したが、あとは知らんふりをされた。
まさか、まさか、やっちゃったのかあっ
俺は、あんたを“兄上”とは呼びたくないからなっ
あ~~( ̄○ ̄;)