ミハエル・シューマッハが引退
来年、何を楽しみにF1を見ればいいんだ。
新庄も辞めて、ミハエルも辞めて、私は何を楽しみにF1や野球をみればいいんだ。
タイガースがあるだろうって
赤星はどうしたって
そんなもの、アゴ兄…シューマッハに比べたら、月とスッポンだわよ。
つまんない
つまんない
つまんない
こんばんは、へちま細太郎です。
夏休みの自由研究のおかげで、植物の写真をとるのが好きになりました。
今回は、お寺に咲いていた“紫式部”という花をのせました。
なんか、ふしぎな花の実です。
でも、どうしてこれが“紫式部”というんだろう。
だって、人の名前だよね。
なんでだろうな。
この花に似ていたのかなあ、“紫式部”さんは…。
夏休みの自由研究のおかげで、植物の写真をとるのが好きになりました。
今回は、お寺に咲いていた“紫式部”という花をのせました。
なんか、ふしぎな花の実です。
でも、どうしてこれが“紫式部”というんだろう。
だって、人の名前だよね。
なんでだろうな。
この花に似ていたのかなあ、“紫式部”さんは…。
長いトイレ休憩でした(^_^;)。
「妹姫はどうでもよい扱いを受けていたから、その家来の息子と結婚してもよいと言われていた。それが、いきなり大名と結婚しろはないよな。妹姫の恋人は切腹した。妹姫は恋人が生きていればこそと思えば殿様の言葉に従ったのに、絶望のあまり髪を下ろして出家してしまったんだな。その姫が住んだのが、この寺なんだな」
と、藤川先生が、しみじみとした顔で話してくれました。
もとの表御殿が仏間に変わっていると書きましたが、そこに、この妹姫のいはい(位牌)としょうぞう(肖像)画がありました。
藤川先生がしょうぞう(肖像)画…といってもかけじく(掛け軸)なんですが、それをみせてくれました。
きれいな女の人でしたが、かなしそうな目をしていました。
「いいか、細太郎」
と、かけじく(掛け軸)の棒の横をはずずと、中から紙を取り出しました。
ひらくと、
「おもかげばかり」
と書いてあって、一束の髪の毛がつつんでありました。
「これは?」
「たぶん、死んだ恋人の髪の毛だろうな」
藤川先生が、またもとの通りにくるんで、たいせつにたいせつにしまいました。
ぼくは、むずかしくてよくわかりませんが、でも、このお姫様がここに住めてよかったなあ、と花いっぱいの庭をみて思いました。
「妹姫はどうでもよい扱いを受けていたから、その家来の息子と結婚してもよいと言われていた。それが、いきなり大名と結婚しろはないよな。妹姫の恋人は切腹した。妹姫は恋人が生きていればこそと思えば殿様の言葉に従ったのに、絶望のあまり髪を下ろして出家してしまったんだな。その姫が住んだのが、この寺なんだな」
と、藤川先生が、しみじみとした顔で話してくれました。
もとの表御殿が仏間に変わっていると書きましたが、そこに、この妹姫のいはい(位牌)としょうぞう(肖像)画がありました。
藤川先生がしょうぞう(肖像)画…といってもかけじく(掛け軸)なんですが、それをみせてくれました。
きれいな女の人でしたが、かなしそうな目をしていました。
「いいか、細太郎」
と、かけじく(掛け軸)の棒の横をはずずと、中から紙を取り出しました。
ひらくと、
「おもかげばかり」
と書いてあって、一束の髪の毛がつつんでありました。
「これは?」
「たぶん、死んだ恋人の髪の毛だろうな」
藤川先生が、またもとの通りにくるんで、たいせつにたいせつにしまいました。
ぼくは、むずかしくてよくわかりませんが、でも、このお姫様がここに住めてよかったなあ、と花いっぱいの庭をみて思いました。
こんばんは、へちま細太郎です。
藤川先生のご先祖さまのお話です。
「江戸時代の中ぐらいかなあ、当時の殿様のお国御前が生んだ姫がいたんだ」
お国御前というのは、お殿様の地元の奥さんのことだそうです。
「お国御前の娘だから、それは大事にされていたそうだ。何といっても、江戸にいる正室に次ぐ立場の女性の娘だし、殿様はいたくかわいがっていたらしい。年頃になって、嫁に行くことが決まり江戸に行かなくてはいけなくなったが、姫は突然病気になってしまった。医者が治療を施しても一向に治る気配もない。ついには食事ものどに通らなくなった。これはもう結婚どころではない。殿様同士の話で婚約は取り消しとなったが、代わりに妹に白羽の矢が当たった。この妹は、殿様が気まぐれで手をつけた侍女を母に持っていたから、そんなにかわいがられてはいなかったんだな。住んでいたのもお城ではなく、家来の家だった。ところが、この妹姫にはこの家来の息子という恋人がいた。 というところで、いったん、トイレ休憩な」
何だよ、藤川先生…。
だから、つづきます
藤川先生のご先祖さまのお話です。
「江戸時代の中ぐらいかなあ、当時の殿様のお国御前が生んだ姫がいたんだ」
お国御前というのは、お殿様の地元の奥さんのことだそうです。
「お国御前の娘だから、それは大事にされていたそうだ。何といっても、江戸にいる正室に次ぐ立場の女性の娘だし、殿様はいたくかわいがっていたらしい。年頃になって、嫁に行くことが決まり江戸に行かなくてはいけなくなったが、姫は突然病気になってしまった。医者が治療を施しても一向に治る気配もない。ついには食事ものどに通らなくなった。これはもう結婚どころではない。殿様同士の話で婚約は取り消しとなったが、代わりに妹に白羽の矢が当たった。この妹は、殿様が気まぐれで手をつけた侍女を母に持っていたから、そんなにかわいがられてはいなかったんだな。住んでいたのもお城ではなく、家来の家だった。ところが、この妹姫にはこの家来の息子という恋人がいた。 というところで、いったん、トイレ休憩な」
何だよ、藤川先生…。
だから、つづきます
男子誕生、おめでとう存じます。
次の男子誕生は、あと何年後になるんでしょうか。
30年後かな。
気の長い話だ。
でも、ま、
何にしてもめでたいことです。
次の男子誕生は、あと何年後になるんでしょうか。
30年後かな。
気の長い話だ。
でも、ま、
何にしてもめでたいことです。
こんばんは、へちま細太郎です。
きのうのつづき。
「あれは、光悦寺垣という有名な垣根の組み方で、他に建仁寺垣というのもあるんだ。まあ、こういう場所だから、奥が見えないようにするだけでよかったんじゃないのかな。別なおつきの人たちは、今駐車場になっているところに、休憩所みたいなものがあったらしい」
藤川先生がひとつひとつ説明してくれます。
奥御殿…今は庵住さまの住まい…の奥にも庭があり、石づたいに行くと茶室があります。
「茶庭といって、茶道で使われるような花が植えられている。さらに奥がまたまた万葉の庭。小川は山から流れてくる。ふつう、山を借景にしてこういう庭は作られるんだけど、うちはつくばった山そのものを庭にしたらしい。たまに、狸や猪やらが遊びにくるみたいだけど、まあ、それも悪くはないんだってさ。」
庵住さまは、藤川先生の親せきだけあって、かなりの変わり者らしく、いのししのえづけに成功して、“せんいち”と名前をつけてかわいがっているんだって。
せんいち…ねえ。
次は、なぜ、ここが尼寺になったかを書きます。
きのうのつづき。
「あれは、光悦寺垣という有名な垣根の組み方で、他に建仁寺垣というのもあるんだ。まあ、こういう場所だから、奥が見えないようにするだけでよかったんじゃないのかな。別なおつきの人たちは、今駐車場になっているところに、休憩所みたいなものがあったらしい」
藤川先生がひとつひとつ説明してくれます。
奥御殿…今は庵住さまの住まい…の奥にも庭があり、石づたいに行くと茶室があります。
「茶庭といって、茶道で使われるような花が植えられている。さらに奥がまたまた万葉の庭。小川は山から流れてくる。ふつう、山を借景にしてこういう庭は作られるんだけど、うちはつくばった山そのものを庭にしたらしい。たまに、狸や猪やらが遊びにくるみたいだけど、まあ、それも悪くはないんだってさ。」
庵住さまは、藤川先生の親せきだけあって、かなりの変わり者らしく、いのししのえづけに成功して、“せんいち”と名前をつけてかわいがっているんだって。
せんいち…ねえ。
次は、なぜ、ここが尼寺になったかを書きます。
こんばんは、へちま細太郎です。
きのうはとちゅうでねちゃってごめんなさいm(_ _)m。
今日はぼういじょう(棒斐浄)寺のあんないをします。
ぼういじょう(棒斐浄)寺の庭は、まんようしゅう(万葉集)に出てくる植物を植えたものでしたが、それだけじゃなくてきれいで冷たいお水の川と池があります。
もとべっそうというだけあって、建物はこじんまりしていますが、藤川先生に言わせると、
「総檜の立派なもんだ」
と、なるそうです。
「別荘が隠居所に変わって、それから寺になったんだ。表玄関から入って、まっすぐ廊下をいった奥御殿が庵住さまの部屋。表玄関を右に曲がればもとの表御殿で仏間、左が従者の間。従者の間の奥に使用人の部屋と御膳所がある」
御膳所というのは、台所のことだそうです。
その奥御殿と表御殿の間に池がありました。池には小川から水が流れこんでいて、表玄関と奥御殿をつなぐ廊下の下まで池が広がっていて、従者の間の前庭には、小さな小川になって流れていました。従者の間の前の小川の反対側の岸の先には、垣根が作られていて、奥が見えないようになっていました。
つづきます。
きのうはとちゅうでねちゃってごめんなさいm(_ _)m。
今日はぼういじょう(棒斐浄)寺のあんないをします。
ぼういじょう(棒斐浄)寺の庭は、まんようしゅう(万葉集)に出てくる植物を植えたものでしたが、それだけじゃなくてきれいで冷たいお水の川と池があります。
もとべっそうというだけあって、建物はこじんまりしていますが、藤川先生に言わせると、
「総檜の立派なもんだ」
と、なるそうです。
「別荘が隠居所に変わって、それから寺になったんだ。表玄関から入って、まっすぐ廊下をいった奥御殿が庵住さまの部屋。表玄関を右に曲がればもとの表御殿で仏間、左が従者の間。従者の間の奥に使用人の部屋と御膳所がある」
御膳所というのは、台所のことだそうです。
その奥御殿と表御殿の間に池がありました。池には小川から水が流れこんでいて、表玄関と奥御殿をつなぐ廊下の下まで池が広がっていて、従者の間の前庭には、小さな小川になって流れていました。従者の間の前の小川の反対側の岸の先には、垣根が作られていて、奥が見えないようになっていました。
つづきます。
こんばんは、へちま細太郎です。
昨日からお泊まりしているぼういじょう(棒斐浄)寺というお寺は、藤川先生の親せきなんだそうです。
藤川先生は、タラバガニの逆立ちとお見合いをしなくちゃいけないんだそうです。
ねえ、タラバガニの逆立ちって、どんな顔?
そこで、ぼくはお見合いしたくない藤川先生につれられて、お寺にたてこもるハメになったんです。
ぼういじょうじは、もとは藤川先生のご先祖さまのべっそうだったらしいのですが、江戸時代の真ん中にお寺にしちゃったそうです。
このお庭は、藤川先生のご先祖様のお姫様が、まんようしゅう(万葉集)という歌の本に出てくる植物を集めてうえたのが、お寺になった今もきれいに咲いています。夏の終わりから秋にかけて、萩という草花がきれいに咲いていています。
あ、スイマセン、ちょっと眠いのでつづきます。
めんなさい 。
昨日からお泊まりしているぼういじょう(棒斐浄)寺というお寺は、藤川先生の親せきなんだそうです。
藤川先生は、タラバガニの逆立ちとお見合いをしなくちゃいけないんだそうです。
ねえ、タラバガニの逆立ちって、どんな顔?
そこで、ぼくはお見合いしたくない藤川先生につれられて、お寺にたてこもるハメになったんです。
ぼういじょうじは、もとは藤川先生のご先祖さまのべっそうだったらしいのですが、江戸時代の真ん中にお寺にしちゃったそうです。
このお庭は、藤川先生のご先祖様のお姫様が、まんようしゅう(万葉集)という歌の本に出てくる植物を集めてうえたのが、お寺になった今もきれいに咲いています。夏の終わりから秋にかけて、萩という草花がきれいに咲いていています。
あ、スイマセン、ちょっと眠いのでつづきます。
めんなさい 。
こんばんは、へちま細太郎です。
今、ぼくは重病人ということになっています。
藤川先生に頼まれて、ぼういじょう(棒斐浄)寺というお寺にきているんですが、ここでぼくは熱を出したってことになっています。
藤川先生、どうでもいいけど、見合いをことわる理由をぼくのせいにしないでほしいよなあ。
まだまだ、遊びたりない夏なんだけど。
でも、ぼういじょう(棒斐浄)寺は、楽しい寺です。
また、このことは書きます。
では、おやすみなさい 。
今、ぼくは重病人ということになっています。
藤川先生に頼まれて、ぼういじょう(棒斐浄)寺というお寺にきているんですが、ここでぼくは熱を出したってことになっています。
藤川先生、どうでもいいけど、見合いをことわる理由をぼくのせいにしないでほしいよなあ。
まだまだ、遊びたりない夏なんだけど。
でも、ぼういじょう(棒斐浄)寺は、楽しい寺です。
また、このことは書きます。
では、おやすみなさい 。