一か月ぶりの投稿になります。今月の新月期も天候がすぐれませんが、10月13日 南紀方面が晴れそうでしたので熊野のいつもの撮影地に出かけました。
南紀方面は暖かい所でミカンが沢山栽培されています。ここでは一年中、何らかの品種が収穫されているそうです。撮影地に向かう前にミカン屋さんに立ち寄り、おいしいミカンを沢山、そして非常に安く購入できました。これで撮影がボウズでも、お土産となります。
18時には撮影地に到着。平日にも関わらず他にも撮影機材を展開されている天文家の方が見えました。ここは猫、鹿の動物が多いので少し安心です。
今晩も長焦点で、じっくりと撮影対象に時間をかけた大人の撮影を心がけたいと思います。
TITLE:M1かに星雲
DATE:2020-10-14
TIME:02:47..04:04
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron HD800
コンバーションレンズ:takahashi EX Q1.6X(50.8)
焦点距離:3251mm
F値:F16
露出時間:300s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St8でDark、Flat+コンポジット、Lrで仕上げ 、50%トリミング
風がなくガイドが安定し歩留まりは100%でした。そして内部構造、フィラメントもそこそこ描写することが出来ました。
フィラメントも星雲の周りの青味もしっかり出ていて素晴らしいですね。
お褒めコメントありがとうございます。
フィラメントが意外と良く出たので自分でも驚きました。
当日は一晩中、快晴、無風で絶好のコンデションでした。やはり暗い空が一番の条件ですね。
素晴らしい描写ですね。
内部構造がよくわかります。
血管に見えるの私だけでしょうか?
熊野遠征もうらやましいですが、
おいしいミカンもうらやましいです。
そうですね、血管に見えますが、SF映画であるような培養液の中の脳のようにも見えます。宇宙は不思議ですね。
今のミカン”ごくわせ”という品種で、小粒ですがとても甘くておいしく、無限に食べられます。
一度、熊野にも足を延ばしてください。