現在、himadawaが天体撮影に使用しているカメラボディーは、Olympus E-M5mkⅡ(HKIR)をメインとし、同じくOlympusのノーマルで E-M5、E-M1mkⅡです。
2013年3月11日 ミラーレス一眼のOlympus E-M5 でオリオン座を撮影したのが始まりで、以来Olympusのミラーレス一眼を使って撮影しています。優秀なライブビュー機能でモニターを見ての導入、構図、フォーカス合わせ、撮影中にどんどん星雲が見えてくるライブBULBなど天体撮影には大変使いやすく、撮影中も楽しめるカメラだと思って愛用しています。
最近は撮影も少しずつ慣れてきたので、鏡筒と短焦点の2台を同架、あるいは星景写真との2台体制で撮影し天候がすぐれない昨今ですので撮影効率を高めたいと思っています。
でも天体用のアストロカメラは1台だけですので、もう一台アストロカメラをと考えていました。
もう一つ、PC、スマホの撮影支援ソフトも使っているのですが対応するカメラはメジャーどころのN社、C社で、マイナーなOlympusは対応していません。将来は・・・?ですが。
こんなことから実績のあるC社のカメラから選定すると、60d、フルサイズでは6dか。フルサイズにあこがれるし鏡筒FC-100DFにはフルサイズ対応のFC-35レジューサー用意してある。
Olympusのミラーレス機の強力なライブビューを知っているhimadawaとしては、ミラーレス機が天体写真には向いていると思う。となるとCanonでは昨年末に発売された、純正のアストロカメラ ”Ra” が候補となる。"R"を購入して改造も選択肢ではあるがやはり、いつかは"a"モデルなので、ついに"a"モデルの購入を決定しました。
決断力のあるhimadawaは在庫の有無と、価格的にはどこでもほぼ同じであるが5%ポイント還元を目安にして1月31日についに購入。
2月1日の遠征前日にRaカメラボディーを手に入れてしまいました。
ボディーを手にして最初に気づいたのがシャッター幕です。
電源"OFF"で閉じ、"ON"で開く仕様です。レンズ交換を頻繁に行う天体用ミラーレス機にはありがたい機能です。
2月1日 太地でファーストライトに勇んで出かけたのですが、残念ながら1枚も撮影することが出来ませんでした。
鏡筒に取り付けてLVでフォーカス合わせ、その他を設定して撮影スタート・・・・、インターバルタイマーがスタートしても液晶モニターの表示に変化がない。これが仕様なのかと思い最初の撮影が終わり再生しても画像がない!!!!。これはおかしい、色々と設定をたどってみても状況は変わらない。
そんなこんなを1時間くらい続けても撮影が出来ないのファーストライトは諦めることに。気を取り直して従来のシステムでの撮影に切り替えました。
後日、自宅で取説、netで撮影出来ない状況を調べても解決せず、メーカーのサポートで聞こうと取説類でTEL番号を探していると1枚の紙が”パラリ”、Ra用の説明書が出てきました。使用方法に関する注意事項に、望遠鏡の使用は”レンズなしレリーズ”を”する”に設定せよと書いてある。これだ!!
2月5日 またまた太地で出かけたので再度のファーストライトです。
フルサイズのM42です。月齢11.2日の月がすぐ近くで輝いているのでフィルターを使用しての撮影。
DATE:2020-02-05
TIME:20:35..21:16
撮影場所:太地
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:FC-100DF
コンバーションレンズ:none
焦点距離:740mm
F値:F7.4
露出時間:180S
撮影枚数:8枚
フィルター:QBPF
ISO:1600
気温:5℃
苦難のファーストライトでした。
himadawaさんEOS Ra買っちゃったんですね!羨ましい!!
ファーストライトおめでとうございます。
ミラーボックスのケラレも無いでしょうからフラットも合い易いしフルサイズの能力を存分に活かせるでしょうね。
新月期にフィルター無しで撮った結果を楽しみにしてます!
ついに、やっちゃいました。どんどん底なし沼にのみ込まれてしまいます。
今まではサイズの小さいフォーサーズですので周辺減光はあまり気にならなかっのですがフルサイズはフラットが必須ですね。
まあ~ぼちぼち やっていきます。