今日は、朝から たくさんの生徒が保健室にやってきました。
生徒が下校してから、記録を整理してみると、のべ95名!!!
あらーー。新記録達成だわ。これ。
本校は、来室者管理もすべてコンピュータ入力なので、1人1人のデータの蓄積もできるので、大変ありがたい環境にあります。
4月からこれまでのデータを見ると、一番多い生徒は90回近くも来室しているんですね。
だれが、いつ、どの月に、どれくらいら遺失していたかというデータを見ると、その子が不安定だった時期とかも把握できます。
数ヶ月にわたって、来室回数が多かった生徒も、ある時期から、来室が減っているようすなどを追っていくと、ああ、この子、この時期に悩んでいたなぁ。
でも、自分なりに解決をして、このころから、教室で自分の居場所を見つけて元気になったっけ・・・。
そんなことも、データでわかります。
このころは、○○さんといつもいっしょに来室していたのに、次に来室が多くなったころは、△△さんとの行動が多くなってる。
そうそう、人間関係が変わってきた時期だよね・・・。
そんなことも、データから見えてくることもあります。
心と体は、ひとつ。本当にそう思います。
体調不良が続いて、来室が多くなる。その裏に、人間関係とかその生徒なりの心の動きがあって。
そんなことも、データは物語っています。
データっていいうと、数値的な感じがして、冷たい感じもするけれど、数字のその奥にあるものは、生徒たちの血の通った心とからだの物語だったりします。
それにしても、さすがに95名は、多かった。下校ぎりぎりまで、たくさんの生徒がやってきました。
保健室を施錠して、職員室に戻ったら、さすがにぐったりでした。
今日も、生徒の笑顔と涙に出会いました。
どんな目的の来室者も来室を拒まないっていうのは、小規模校だからこそ、できることかもしれない。
そんなに受け入れているから、大変なんだよっていわれそうだけど、かまわないと思っています。
大人になれば、「そんなこと」って思うことも、かれらにとっては一大事だし、
ちょっとした息抜き、ガス抜きができる場が、ここであれば、それもOKだし。
大人が無くしたものをもっていて。
大人がすでにもっているものを、彼らはまだ見つけられなくて。
子どもでもあり、ちょっとだけ大人でもある中学生。
どの子も、どの子も、すてきな子です。
どこまで、受け入れていいのかなっておもいながらも、生徒の来室って楽しいです。
養護教諭は、学年一人いるんじゃないかって思うこのごろです。
でも、お互いがんばろうね。
初めてコメントさせていただきます。
私がいるところは、中高一貫の学校の保健室ですが、そこまで来室することはありません。
本当にお疲れ様です(><)
子どもたちが、今悩んでいることに目を向けていく姿勢。
私も心がけていますが、時々、本当にいいのかな…と迷うこともありました。
特に、一部の教員からは「子どもを甘やかしている」と冷ややかな意見を言われることもありましたから…。
でも、訪問回数が徐々に減って、次第に笑顔が戻るのを目の当たりにすると、私が勇気付けられることも多々あります。
事務的な押し後も多い中、大変だと思いますが、これからも子どもたちの力になってください☆
私も頑張りますp(^^)q