親切と6500円

帰りの池袋駅で歩行器で電車に乗るのに苦労をしている人を見かけた。
黙って見過ごすわけにもいかないので歩行器を抱え、その人の肩を抱えた。
その人は身体を固くしていた。
大変なんだなぁと思ったのだが所沢に着くころにはすっかり忘れていた。
松屋で軽く夕食をすましパチンコ屋に向かうとばったり友達に会った。
彼女と一緒に景品を抱えて幸せそうだった。
1時間後に3000円が9500円になって返ってきた。
単純に他人の役に立てたことが嬉しいのか、友人の幸せそうな姿を見たことが嬉しいのか、6500円もらったことが嬉しいのか、どれだかわからない。

12個目のアイポッド

私はマックファンではない。
それが証拠にマックのパソコンを買ったこともなければ使ったこともない。
でもアイポッドと名のつくものは今までに11個買ったと記憶している。
すべて人にあげてしまって今手元にあるのはシャッフルが一つである。
過去に中国に2個、フィリピンにも2個EMSで送ったことを覚えている。
その他の行方は定かではない・・
昨日eちゃんのバースデープレゼントに12個目のアイポッドを買った。

日本に来て7年のeちゃんは花粉症に苦しんでいる。
かわいそうだからマツモトキヨシで薬も買ってあげた。

久しぶりにフィリピーナとドラッグストアに入った時にデジャブーを見た。
もちろん、いつなのか、どこなのか、誰と一緒だったのか、よく思い出せない。

マージャンは復調したが・・・

マージャンはどうやら復調したようだ。ここ１０回あまりを８割がたの勝率で乗り切った。
１０回くらいドツボが続いてやっと這い上がった。その間パチンコが出ていたから救われた。
ところがマージャンが復調したと思ったら今度はパチンコがドツボにはまった。
うまくいかないものである・・
狭山を断ち切ったのが復調のきっかけだった気がする。
パチンコを上向かせるには何を断ち切ればよいのだろう・・

pakipot

本当は好きなのに嫌いな振りをする・・そんなことをpakipotと表現する。
これをすることによってmahinhin（慎み深い）女性を演出するのが伝統的なフィリピンスタイルだ。
これをしないとmalandi（尻軽）に見られることになる。

だから、何度も何度もプレゼントを携えてアタックを繰り返すわけで、前に書いたようにtuksuhanの存在理由になる。

私の知る限りではmahinhinもmalandiも半々であったし、両面を併せ持つ者もいた。
私にとってはmahinhinは愚図で面倒なだけだし、かといってmalandiはすぐ飽きてしまうし困ったものである。

tuksuhan lang

興味のある女の子への最初のアプローチをタガログ語でtukusuhanhan langと表現する。「からかっているだけ」という意味である。

yes　か　noしかないのがわかっているから傷つかないためにセフティネットをはるわけである。
同時に「そこまで頼まれたんじゃ仕方ない・・（頼んだのはあなたでしょ・・）」と将来のネットも張るわけだ。

アジアの民族に多いメンツを重んじた習慣であるが、同じアジアの人間ではあるが私にはなじまない。
駄目なものはどこまで行っても駄目だし、冗談で女を口説いたこともない。
いつも本気なのは天に誓ってもいい。
ただ、長続きしないという致命的な欠陥があるだけだ。

duwag

臆病者のことをタガログ語でduwagと言う。

不思議なもので人間は調子が良い時は普段より臆病者だ。
反対にドツボの時は勇気を振り絞っているつもりで実は無謀なだけである。
麻雀を打っているとそんなことがよくわかる。

言い換えれば危険を自然にすり抜けられる時を好調と呼ぶのである。

幸運も不運も人には平等に存在しているのに幸運を見逃して不運ばかりを選択してしまう人がいる。

torpe

鈍チンのことをタガログ語でトルペという。
私はトルペだからうっかり危険な領域に足を踏み入れてしまったりすることもしばしばある。
今のフィリピンパブ自体がどうにもならないところだから初めから近づかないほうが良い。
それはわかっているのだが楽しかったころを思い出してはまたふらふらと立ち寄ってしまう。

それだからトルペだというのだ！

王道中の王道

同伴の王道といえば焼き肉同伴だと思いこんでいる。
久しぶりに王道同伴をやらかしたが、その中でも叙々苑といえば王道中の王道であると認識している。
かつて新宿でやらかしたときは叙々苑でも格が高い遊玄亭で支払う時に少し涙目になった。
西川口でも何度かやらかしたが「店の近くの焼き肉屋で・・」と言われたのがたまたま叙々苑であった。
思い起こして見ると日本人と叙々苑に行ったおぼえがない・・・

それでも、なんだかんだ言っても叙々苑は美味しいから満足ではある。
食事にお金を使った分フルーツがフルーツサラダに縮小されてつじつまが合った。
王道もせこくなったものだ。

いつまでもまてるね。

「いつまでもまてるね。・・」というメールが来た。
文章の脈絡からすれば「いつまでも待ってるね。」なのだが、「待つことができるよね！」とも受け取れる。
実に難解な文章だが、どちらが待つにしても「店で」というのが共通ののキーワードである。
待つこともないし待たすこともない・・別の店で遊ぶことにする。
と返信しようとしたが、よけいなことをしてくだらない誤解が生じると困るから無視した。

2年ぶりの新曲

もともとOPMと呼ばれるフィリピンのはやりの歌をタガログ語で歌ってみたかっただけである。
それにはステージがありオーディエンスまでいるフィリピンパブは最適であった。
私にとってフィリピンパブは歌を歌いに行くところであって、恋人を探しに行く場所ではない。
歌を忘れたカナリアよろしく歌を歌わなくなったフィリピンパブに行く理由がなくなるのは当然の結果である。

それが偶然youtubuでよい曲を見つけた。
「sana dalawa ang poso ko」という曲である。たちまち歌いに行きたくなるのも当然である。
たまたま仕事を弟に手伝ってもらった帰りお礼を兼ねて地元のフィリピンパブに歌いに行った。
あと2、3回練習が必要だ。

偽装結婚

偽装結婚のことをイミ婚とよく言っているがアメリカ人に聞いたらあまり使わない表現だと言う。
和製英語なのだろうがそれをフィリピーナ達が使っているのがなんだか面白い。
* bogus marriage
* fake marriage
* false marriage
* sham marriage
の中ではfalse marriageが一番なじむそうだ。fake marriageも使うそうだ。
sham marriageはイギリス表現じゃないかとのことで彼は使わないそうだ。
bogusは単語自体の出現率は低いけど不自然ではないそうだ。
やっぱり英語って難しいなぁ・・

細かいことに腹が立つ

朝の日課としてコーヒーショップでコーヒーを買っている。
最近はスタバ80%、シアトルベスト10%、その他10%の割合だ。
スタバで購入した保温カップを持っていくと20円引きになる。
たしか800円だったから40回は使わないと元が取れないと思ったことがスタバ率が高騰した原動力になっている。

先日めずらししくマックに寄った。
マックのコーヒーは100円で、朝は利用客が多いからたくさん作り置きしてある。
作り置かれてある状態も気に入らないが、そもそもマックのカップは薄っぺらで持つと熱いので「この保温カップに入れてくれ」と頼んだら、その作り置いたものを２杯そのまま注ぎ込まれたあげく220円請求された。

どうやらＬサイズの料金らしいが、せめてサーバーから注いでほしいものだ。
最低のサービスをする店には2度と立ち寄らん！
スタバ率が今後またすこし上昇する。

抽選結果

先日申し込んだjkkの抽選結果が発表された。
思ったより倍率は低かったが、それでも37倍を一発で引き切るツキが今の私にあるわけもない。

実は内心ホッとしている。
家賃は高くなるは、駐車場がないから車を手放すか、今の3倍近い駐車場代を払うか、そのわりには時間的な優位性は少ないし・・何より引っ越しが面倒だし・・

月が変わって麻雀のツキも戻りつつあるようだ。
「待てば海路の日和あり」いつかきっと何とかなる。
人生はそんなものだ。

家にかけるお金

ずっと自宅に住んでいたから家賃というものがよくわからなかった。
「タダ」みたいなものと思っていたから家を出されて家賃を払わなければならなくなったときに変な感じがした。
その代わりに与えられるものだから場所を選ぶ権利もなかったし、どこどこに住みたいという希望もなかった。
今はいろいろと選ぶことができる。人並み以上、能力以上に給料ももらっているから住もうと思えばどこでも住めるはずだ。
それが元々タダだと思っているから都心の高層マンションに20万近い家賃を払うことができない。
何か世界が変わるような気もするのだができない・・
結局、駐車場を借りても10万でおつりがくる所沢あたりに落ち着いてしまう。