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2012 1/7の拝観1(妙心寺 三門、玉鳳院、隣華院)


写真は、隣華院の玄関

この日は朝1番から「京の冬の旅」初日の拝観です。

まずは車で妙心寺に向かいます。
ここは京都市中心部では数少ない駐車料金が無料の寺院です。

妙心寺までのアクセスは、本編の「アクセス」を、
内部の地理は「妙心寺1 概要」を
参照してください。

1番混雑しそうな“三門”から行きました。
実際拝観開始の10:00前に行きましたが、最初の説明が始まる時点で楼上には40人ぐらい来られていました。

soubinさまへ。
楼上への階段ですが、個人的には南禅寺よりもマシな印象でした。
手すりはちゃんとしたものが付いていますし、暗くて閉塞した感じもないです。
楼上周囲の床も外に向かって傾いてもいません(笑)。
いつものことですが、上りより下りの方がコワイですね。
ただし僕は全く高所恐怖症ではないので悪しからず。

撮影は一切禁止です。
三門関の外部も含めた撮影禁止は、外部に民家がある場合はプライバシーの問題、それ以上に写真に夢中になって危ないのが1番の理由のようです。

次に玉鳳院へ。
ここも見応えがありました。
拝観は主に本堂、開山堂とそれらの前庭です。
詳細は近日公開しますが、おすすめです。
ここも撮影は門前以外一切禁止です。

そして隣華院へ。
拝観は方丈の1周で、ここは庭園の撮影は可能です。

少し雑学です。
隣華院は賤ヶ岳の七本槍の1人、脇坂安治が創建した塔頭です。
安治の官位は、従五位下 中務少輔です。
当時は偉い人のことは直接名前で呼ぶのをはばかり、遠回しに呼びます(右府様とか内府様など)。
中務少輔の唐名は”中書”なので、安治は中書様といわれていました。
その安治の下屋敷が伏見の中州にありました。
そこが現在の”中書島”なのです。

話しを特別拝観に戻します。
今回妙心寺に行かれるなら、3つとも行った方がいいでしょう。
スタンプラリーも3つで埋まりますしね。

また1/15~1/31の間なら、東林院の”小豆粥で新春を祝う会”にも行けますね。

一応、明日以降も拝観報告を続けますが、一連の報告が終わり次第20:00で上記3つの本編を掲載します。

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化野念仏寺(嵐山・嵯峨野散策31)


写真は、西院の河原

ここまで来ると嵐山からは結構遠いです。

本道から左手に緩やかな石段があり、この上に表門があります。
拝観料は500円で、こじんまりしたお寺です。

まず仏舎利塔があります
この辺りの苔の庭園もきれいです。

これを過ぎると右手に”西院の河原”があります。
小さなお地蔵さんが無数に並んでいるやつです。

さらに進んだ正面に本堂、右手奥に寺務所、右手前に地蔵堂があります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、その左右には法然上人像と善導大師像がお祀りされています。
左の脇壇には十一面観音像、右の脇壇には阿弥陀如来像がお祀りされています。

本堂の左手に進みます。
まず水子地蔵尊がお祀りされています。
さらに左端には”竹の小径”あります。
竹林の中を上がっていく小径です。
ここはなかなか風情があります。
登った上には墓地と六面体地蔵がありました。

本堂の右手に進みます。
左手奥には茅葺の寺務所があり、御朱印はこちらで頂きます。
右手前には地蔵堂があり、延命地蔵菩薩がお祀りされています。
さらに右手奥から西院の河原に入れます。
これを抜けると表門に戻ってきます。

やはりここのmainは“西院の河原(さいのかわら)”ですね。
そんなに大きくないので30分もあれば十分でしょう。

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六道珍皇寺2 予約拝観、特別拝観(祇園散策14)


写真は、書院の前庭と冥途通いの井戸

事前に電話で予約しておくと伽藍内を拝観できます。
通常は拝観担当の方がおられ、対応されるそうです。
訪問時はその方が風邪で御住職が自ら案内して下さいました。
御住職はお話し好きそうで、お話が楽しく1時間30分も居ましたが、通常はそんなにかからないのかもしれません。
また特別拝観なら予約不要で伽藍内の拝観が可能で、最近は春と秋に開催されていますが、広報をあまりされていないようです。

まず、本堂に入ります。
右手に仏間があり、中央に本尊の薬師如来坐像、左手には地蔵菩薩像がお祀りされていました。
また両側の欄間には無数の小さな地蔵菩薩像がお祀りされています。

さらに右隣りの間には“熊野観心十界図”があります。
いわゆる地獄絵図です。

縁側に出ると庭園があります。
本堂の北東角の縁側の上には、鬼門を守る木彫りの猿もいます。

さらに奥の書院に向かいます。
書院の縁側から、“冥途通いの井戸”が近くで見られます。
これは小野篁の頃からそのままで、少なくとも1200年は前のものです。

また庭園に降りて冥途通いの井戸の奥に進むと路地のようになっています。
そこには手前に小野愛宕権現のお社が、奥には”黄泉がえりの井戸”があります。

松原通に戻り門を出て右折(六波羅密寺方面)すると、道が道なりに右に曲がり石碑があります。
この石碑のある香交差点を左折すると「六波羅密寺」で、この交差点の右手に“みなとや”があります。
ここには“幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)”が売っています。




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