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2012 1月のアンケートの総括

今月もアンケートに回答頂いた方々、ありがとうございました。

この時期はこの質問しかこのブログではないんでしょうが、やや地味だったでしょうか。

結果は以下の通りでした。

第1位:妙心寺 三門楼上_________22件(34.4%)
第2位:平等寺___________________11件(17.2%)
第2位:長講堂___________________11件(17.2%)
第4位:相国寺 大光明寺__________8件(12.5%)
第5位:妙心寺 隣華院____________5件(7.8%)
第6位:妙心寺 玉鳳院____________4件(6.3%)
第7位:その他____________________3件(4.7%)

考察
三門楼上はなんとなく派手な印象があるので、そこそこ上位だろうと思っていましたが、ここまでぶっちぎるとは思っていませんでした。

平等寺は、僕には読めませんでした。結果から言うと結構仏像好きの方が多いようですね。
ここに来られた方々のお目当ては、まず”薬師如来像”でしょうからね。

長講堂もやや地味ですが、そこは大河ドラマの後白河法皇効果でしょうね。

相国寺 大光明寺は、思っていたより苦戦しましたね。元来拝観者が多い訳ではないので、こんなものなんでしょうか。
京都五山の中では(万寿寺を除く)、圧倒的に拝観者数が少なそうですもんね。

妙心寺 隣華院はこのぐらいというか、個人的には最下位を予想していたので検討した方でしょう。
このアンケートは1つを選ぶ形式ですので少ないですが、三門や玉鳳院に行かれた方々も同時に行かれているでしょうから、実際の訪問者は結構多いのでしょうね。

妙心寺 玉鳳院は予想外の苦戦でした。妙心寺内では開山堂を擁する別格の塔頭なので、かなりの上位を予想していたのですが・・・。
まあ実際の訪問者数は、隣華院と同じ理由で多いのでしょうけれど。

毎回ですが、自分の予想を裏切る結果になる部分も多く、やはりアンケートって聞いてみないと分かりませんね(笑)。

実はこの結果は拝観した当時に参考にしました。
どのように参考にするかというと、自分がまわる際のまわり順の参考にしました。
出来るだけ人気がありそうなところは午後にしないようにするとまだ混雑がマシ・・・なような気がします(笑)。

御協力頂いた皆様、改めて有難うございました。

何気に左サイドバーのアンケートは2月のものになっています。
Introductionは明日しますが、このブログに慣れていらっしゃる方は本日投票して頂いてもOKです。
さて今月のお題は・・・(笑)


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鈴虫寺(松尾散策7)


写真は、本堂(左)と客殿(中央)。

正式名称は、華厳寺です。
大まかな位置関係や、詳細なアクセスはリンクを参照してください。

石段の参道を登ると正面に“わらじばきの幸福地蔵”があります。
このお地蔵さんにお参りすると、家まで来て願いを叶えてくれる話をこの後の法話でたっぷり聞きます。

ここは法話がメインです。
門を入ると左手に本堂と前庭があります。
正面に客殿、客殿の右手にも庭園が拡がります。
拝観料500円を納め、まず180人収容の客殿に入り20~30分の法話を聞きます。
完全入れ替え制です。
年中温度調整が一定の本堂に入ります。
正面には段ボール箱程の大きさのガラスケースが7つあり、5000匹のすず虫が年中鳴いています。
お茶とお茶菓子が出ます。

住職さんの法話はとても面白いです。
法話をされる住職さんは複数おられます。
過去4回行きましたが、話の筋やオチの7割はみなさん同じです。
しかし3割は時事ネタなど個人の裁量に任されているようです。
もちろん話の本筋はお参りの仕方などですが、それを面白おかしく話され、さらにオチが分かっていても笑えます。

2014/6/8に5回目に参りました。
その際には”時代に応じた新ネタ”が仕込まれていました。
詳細は敢えて伏せますが、法話も進化しているようです。

法話が終わると客殿を出て右手へ。
客殿の前庭を経て、苑路に沿って進みます。
まずは京都市内が見張らせる高台へ。
苑路を戻ってくると、御朱印の授与所があります。

最後は門に戻り、門前の幸福地蔵へ説明を受けたようにお参りして帰ります。

注意点は、非常に人気の高いお寺であることです。
法話の入れ替えがあるので、他寺院のようにフラッと入って出て来られません。
繁雑期は待ち時間が、最長2時間になることもあります。
繁雑期の場合は朝早くの方がいいでしょう。

2016年2/14の「洛西の仏像2」で、本堂にお参りしました。
内陣中央には、本尊の大日如来像が、左手には十一面観音像、右手には開山の鳳潭(ほうたん)上人像がお祀りされてます。
また本尊の前には、鳳潭上人の念持仏と云われる宝冠釈迦如来像がお厨子に入ってお祀りされていました。
本堂から前庭を見ると、借景として左手に比叡山、右手に大文字山がきれいです。




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