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2012 三室戸寺のあじさい園の開園と平等院鳳凰堂の復元修理
写真は、三室戸寺の庭園
ここのあじさいも有名です。
本堂に至るまでの参道に咲きます。
期間は、6/1~7/8まで。
公共の交通機関の場合、京阪の三室戸駅からの距離が微妙ではありますが、寺院としてはおすすめです。
詳細は、三室戸寺です。
そして、6/7の京都新聞に掲載されていた記事です。
平等院鳳凰堂が、今年の9/3から復元修理されるそうです。
色も塗り直し、きれいな朱色になるとのこと。
期間は、2014年3/31まで。
この間は、鳳凰堂にシートがかけられるので、拝観料は通常の半分(300円)になるそうです。
個人的にはあのボロボロの鳳凰堂を見るにつけ、「これが平安時代のものなのか」と感慨に耽っていたため、少し惜しい気もします。
もちろん平安時代から現在までの間に修繕はしているのでしょうけれど。
9/3までにもう1度行って、あの鳳凰堂に会っておこうと思います。
僕にとっては、太陽の前を月が通ろうと、金星が通ろうと、それら以上に見ておかなければなりません(笑)。
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聴竹居1 本屋(山崎散策7)
写真は、聴竹居の外観
聴竹居(ちょうちくきょ)は、明治から大正の建築家の藤井厚二の住宅です。
アクセスは以下を参照してください(簡易地図)。
参観にはメールでの予約が必要です。
邸内に入り、受付をして参観料1000円を納めます。
また春と秋には事前予約なしで見学できる見学会も開催しておられます。
道からカーブした階段を上がります。
正面にお庭、左手の坂の下に茶室、右手に本屋、本屋のさらに右奥に閑室があります。
見学できるのは本屋だけです。
階段を登った右手の玄関から入ります。
玄関間には靴箱や傘入れが作り付けでになっています。
左手の客室へ。
窓際のソファーも作り付け、左手には大きな床の間があります。
客室を右手に進むと大きな居間があります。
居間の左手にはお庭に面したサンルームのような縁側、正面奥に読書室、広い居間が右手に拡がり、右正面に1段高い3畳間、右手奥に台所、右手前にも1段高くなったダイニングがあります。
各部屋にはっきりとした仕切りやドアがないため、実際よりも広く感じます。
縁側は3面ガラス張りなので明るい上に、高台にあるので桂川、宇治川、木津川がよく見渡せます。
また南向きの庇の長さに工夫があります。
太陽の高度が高い夏は日差しをカットし、高度が低い冬は縁側の奥まで日差しが入るような長さに計算されているようです。
読書室は作り付けの机の正面は吹き抜けで縁側になります。
つまり書斎の机に座ると縁側越しに、高台の景色が見えます。
3畳間は板の間より高くなっており(現在のマンションでは床下収納としてよくありますが)、椅子に座った人と座敷の人の目線が合うようにするためだそうです。
また3畳間の下には通気ダクトがあり、非常に換気がよくなっています。
ダイニングの入口はカーブ上になっており、非常にきれいです。
またダイニングと台所の間は小窓のあるスペースでつながっており、食事や調味料はどちらからでも取り出せるようになっています。
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