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2012 建仁寺 両足院 半夏生の庭公開と、旧三井家下鴨別邸について


写真は、両足院の庭園

毎年この時期になると公開される建仁寺の塔頭です。

この池の周囲に半夏生(はんげしょう)の花が咲きます。

期間は6/9~7/8で、6月中旬が見頃でしょうか。

詳細は本編の、
建仁寺 特別拝観1 両足院
で。

6月は梅雨で雨がちですが、雨に濡れた苔の庭園は、蒼、蒼、蒼です!
雨には雨の日の風情があります。
是非1度行って見てください。




さらに昨日に引き続き、今日の京都新聞の記事です。

重要文化財に指定されている”旧三井家下鴨別邸”が、京都市の管理になるそうです。
それに伴い、様々な手入れや準備ののち、2016年頃から一般公開を予定しているそうです。
場所は、下鴨神社の糺の森のさらに南側、出町柳駅から来た際の赤い鳥居の左手です。

下鴨神社のすぐそばですので、また観光スポットが増えそうです。
改訂版の準備が・・・って気が早すぎですね(笑)。

この勢いで、石村亭や泉川亭も・・・それは無理か・・・。



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宝積寺(山崎散策9)

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写真は、本堂と小槌宮

登ってきた坂は天王山です。
この辺りは、禁門の変の長州藩指導者の真木和泉守が自刃した場所でもあります。
アクセスは以下を参照してください(簡易地図)。

打出の小槌をお祀りしており、宝寺ともいわれています。
境内だけなら無料ですが、本堂、閻魔堂、小槌宮内部の拝観は400円です。

仁王門をくぐり真っ直ぐの参道を歩きます。仁王門の左右にある金剛力士像は重文です。
途中の左手に鉄筋コンクリート不動堂が、さらに先の右手に三重塔があります。
これには、山崎の合戦に勝利した秀吉が一夜で造ったという伝説があります。

さらに参道を進むと石段途中の左手に庫裏、石段を登り切った正面に本堂、左に小槌宮、左手前に寺務所、右手に閻魔堂、右手奥に弁財天堂があります。

前述の有料拝観をお願いすると、閻魔堂、本堂、小槌宮の順に内部に入れてもらえます。
まず閻魔堂内部には5躯の重文の仏像がお祀りされています。
正面中央が閻魔大王像、右手が司令菩薩、左手が司録菩薩、手前右が暗黒童子、左手前が倶生神です。

次に本堂へ。
内部には本尊の十一面観音菩薩像に、脇侍の毘沙門天立像や千手観音像などが、かなり近くでお参りできます。
内陣の左手には真木和泉守の坐像が、右手には行基菩薩像、地蔵菩薩像がありました。

最後に小槌宮へ。
ここには宝船の像が手前に、内陣には打出の小槌の複製と、奥の正面には大黒天像のお前立ちがお祀りされています。
左手のお厨子の中に真っ黒な大黒天像があるそうですが、秘仏だそうです。

寺宝展
2020年の2/1の午後と、2/2の午前の2回、事前予約制で90分程度の拝観ツアーおよび寺宝展が2300円(軽食付き)でありました。
2/2の午前は10:00からで、本堂→小槌堂→閻魔堂→三重塔→不動堂→仁王門→庫裏とまわりました。
三重塔は通常内部は非公開ですが入れました。内部は狭く、中央に胎蔵界の大日如来像がお祀りされていました。
不動堂は通常は非公開で、12/3 23:00からの護摩行の際と三が日は公開しているそうです。
内陣中央には不動明王像、左右には矜羯羅童子 制吐迦童子がお祀りされていますが、この2躯はブロンズ製です。
右の脇壇には元三大師像、左の脇壇には行基菩薩像がお祀りされていました。
庫裏では寺宝の宝積寺絵図(天王山の戦いがあった頃の寺領を江戸初期に描いたもの)や、打出と小槌(当寺院でお祀りしているホンモノ。1000年以上前のものであり、柄はボロボロ。)などを見せて頂きました。
終了後は庫裏でサンドイッチを頂き、12:00前に終わりました。

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